桜凛進学塾浦和校が伝授!〜共通テストについて〜
こんにちは!桜凛進学塾浦和校コラムへお越しいただきありがとうございます!
今回は共通テストの対策法についてお伝えしたいと思います。
はじめに、共通テストとは
大学入学共通テストとは2020年まで実施されていた「大学入試センター試験」に代わり、その翌年から実施されているものです。
大学進学を考えている方はほとんどの方が受験することになると思います。
共通テストとセンター試験は、出題の方向性が違います。
センター試験では「知識」・「技能」を中心とした出題が多くありました。
しかし共通テストではそれらに加え、「思考力」・「判断力」が求められています。
この変更で話題になったのが、国語の試験で記述式問題を導入するかどうかということです。
結果的に採点の難しさ等の理由で、導入は見送られました。
そのほかにも各教科出題の方向性が変化しているので、過去問研究を大切にしましょう。
大学入学共通テストは今年で4度目になります。
そのため問題の出題傾向が急に変わることがない、とは断言できません。
日々、色々な問題形式に触れておくことをお勧めします。
英語
リーディング
リーディングは全6題の構成で試験時間は80分です。
センター試験とは異なり、すべて読解問題です。
回答時間が足りない受験生が多いので、時間配分が重要になってきます。
過去問演習を行うときは時間を測るようにしましょう。
一通り慣れてきたらおすすめなのが、10分ほど時間を短縮して過去問演習を行うことです。
これを行うことによって試験本番でも時間に余裕を持って回答することができます。
また、自分なりにどの大問から取りかかるか決めておくのもよいでしょう。
リスニング
リスニングは全6題構成で試験時間は30分です。
リスニングの過去問を解くうえで大切なことは解いた問題を繰り返し復習することです。
リスニングは出題傾向がある程度決まっているので、繰り返し復習して特徴をつかみましょう。
また、音読も非常に効果的です。解き終わったら何度も音読しましょう。
国語
共通テストの国語は、現代文、古文、漢文に分かれていて、大問が4つで構成されています。
過去問演習の際に意識して欲しいことは、回答の根拠です。
自分の解答が合っていたとしても、間違っていたとしても、なぜその選択肢が正解なのか・なぜその選択肢を選んだのかを確認してから解説を読みましょう。
それ以外にも、現代文であれば漢字や語彙、古文・漢文では単語・知識の習得は欠かせません。
過去問演習を行った際にわからなかったものや、知らなかったことはノート等に書き出し、次出てきたときに絶対に間違えないようにすることが重要です。
数学
共通テストの数学は、IA、ⅡBともに大問が5つで構成されています。
多くの受験生の共通テスト数学での悩みは、時間が足りないことでしょう。
センター試験の時よりも読解のスピードが要求されるテストになっています。
最後までと解き終わらないと精神的にダメージを受けるだけでなく、時間が足りないくなると、焦りから計算ミスも増えてしまいます。
第一に共通テスト数学の形式に慣れることが非常に重要です。繰り返し過去問や予想問題集を取り組み、流れをつかみましょう。
それでも時間が足りない場合には、計算力や基礎知識に抜け漏れがないか再度確認しましょう。
公式理解や基礎問題の徹底を行うことで自然と解くスピードが上がっていきます。
物理
共通テストの物理は、大問4つで構成されています。
物理では、「苦手を作らない」を意識しながら基礎を徹底的に勉強しましょう。
単に公式を知っているということではなく、物理現象や物理法則を本質的に理解するということが大切です。 この部分の理解の差が共通テストの物理で大きく得点差になって現れると言えます。
過去問演習をしながら自分の理解が足りていないところを書き出して、その単元を繰り返し復習しましょう。
また、過去問演習の際、制限時間を50分に設定することも効果的です。
化学
共通テストの化学は大問が5つで構成されています。
試験時間は60分なので、いかにスムーズに解けるかが鍵となります。
範囲は理論・無機・有機全てのため、高校生が最後に習う高分子の分野も網羅しなければなりません。
知識問題を早く終わらせ、計算問題に時間を使うことが重要です。
どの科目にも共通して言えることですが、過去問演習の際は必ず時間を計って行いましょう。
生物
共通テストの生物は大問6つで構成されています。
共通テストの生物は、センター試験とは異なり、実験・考察問題が多く暗記だけで乗り切ることはできません。丁寧な読解力や情報整理力、分析力などが求められています。
全体をまんべんなく理解することが大切です。ただ暗記するだけではなく、事象や物事の本質を理解する勉強を心がけましょう。
実験・考察問題は過去問等を通してトレーニングを重ねていきましょう。
世界史
共通テストの世界史は大問5つで構成されています。
世界史は暗記量が多く勉強に時間がかかりますが、しっかりマスターすれば得点が安定しやすい科目でもあります。
過去問について、過去問の問題文や選択肢で出てきた単語は共通テスト本番で出題される可能性が非常に高いです。そのため、分からなかった単語・説明文を資料集や参考書を使って確認しておくと、共通テストの対策としては非常に有効です。
また、共通テストの過去問だけではなく、センター試験の過去問にも挑戦することおすすめします。センター試験はかなりの年数があるので、問題演習として使うことも有効です。
政治経済
共通テストの政治経済は大問4つで構成されています。
政治経済の問題では資料をしっかりと理解しなければ解けない問題や、文章から答えを導く問題が出題されます。早めに全範囲の原理・概念といった基礎知識を押さえ、文章や資料をじっくり読み込む練習をしましょう。
過去問演習の際、試験時間内に過去問を解ききることができなかった場合、知識の抜け漏れが疑われるので過去問演習に入る前に問題集などを用いた問題演習から始めるといいでしょう。
また、過去問は他教科同様、共通テストの過去問だけではなく、センター試験の過去問も取り組みましょう。
まとめ
共通テストについての理解と対策方法はお分かりいただけたでしょうか。過去問演習の際には以下の点を意識して取り組んでみてください。
1.時間を計る
2.繰り返し解いて共通テストのクセをつかむ
3.センター試験の過去問も取り組む
まだまだ暑い日が続きますので、体調に気を付けて頑張ってください!
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