市立浦和高校はどんな学校?偏差値・進学実績・制服・行事など
さいたま市立浦和高等学校(通称市浦)は、公立高校の中でも偏差値が高く、多くの難関大学合格者を輩出している共学の学校です。
今回は、市立浦和高校についての進学実績や行事だけでなく、生徒の声など様々な情報をご紹介します。
基本情報
浦和市立高校と浦和市立女子高等学校が統合し、昭和25年(1950年)に開校。
平成19年(2007年)にさいたま市立浦和中学校ができ、中高一貫校となりました。
校長 吉野 浩一
〒330-0073 埼玉県さいたま市浦和区元町 1-28-17
TEL:048-886-2151
公式: https://www.urawashi-h.city-saitama.ed.jp/about/access
アクセス:JR京浜東北線「北浦和駅」より徒歩12分
偏差値:70
授業カリキュラム概要
現在(2022年)の高校2年生までは、中高一貫の生徒は高3で、高校入学の生徒は高2で文理選択をしていました。しかし、2022年入学者からは、どちらの生徒も高校2年生で文理選択をするようになりました。
また、英語に力を入れている学校のため4技能を満遍なく学ぶことができます。
偏差値・入試情報
偏差値
さいたま市立浦和高校の偏差値は70。埼玉県の公立高校(約255校)で6位。
倍率
2021年度埼玉県公立高校入試における倍率は1.84倍。埼玉県内の公立高校で1、2を争う倍率です。
主な進路実績(令和3年度)
大学(国立) | 人数(現役) | 大学(私立) | 人数(現役) |
北海道 | 2 | 青山学院 | 35 |
東北 | 8 | 学習院 | 21 |
筑波 | 13 | 慶應義塾 | 27 |
埼玉 | 17 | 芝浦工業 | 45 |
千葉 | 8 | 上智 | 29 |
東京 | 1 | 昭和女子 | 20 |
東京外国語 | 3 | 中央 | 48 |
東京工業 | 4 | 法政 | 105 |
東京農業 | 6 | 明治 | 141 |
一橋 | 3 | 立教 | 107 |
横浜国立 | 5 | 早稲田 | 69 |
京都 | 3 | 東京理科 | 60 |
国立大学の合格者はのべ120名、私立大学の合格者はのべ1328名となっています!国立大学では埼玉大学や筑波大学が多いですね。私立大学は慶應・早稲田やMARCHなど優秀な成績を残しています。
制服・行事・部活
制服
男子は学ランです。寒い日は中にカーディガンやニットを着る人もいます。
女子はセーラー服で、夏は白、冬は紺になります。襟のラインは中学生は緑、高校生は濃紺です。また、冬には黒・白・ベージュなどのカーディガンを着ることができます。この制服を目当てに、受験をする人も多いのではないでしょうか。
行事
5月:体育祭、1・2年生は遠足
体育祭は中高合同で行い、A~Hの8チームで優勝を争います。
コロナ禍以前は、入場する際にそれぞれのチームごとに掛け声(ジェスチャー付き)を行っていました。
3年生は希望者のみ、体育祭後にアトラク(ダンス)を行います。体育祭までに昼休みなどの時間を使って、バトン部を中心に練習します。衣装も着るのでかなり本格的です。
引用:公式ホームページより
9月:文化祭
クラスごとに出し物(例:お化け屋敷・売店・ゲームなど)を一から作ります。来場者に投票してもらい、部門ごとにランキングを決めます。
体育館では吹奏楽部や音楽部などの文化部が発表を行っています。
例年では、開会式に吹奏楽部や音楽部(軽音)、サッカー・野球の応援が披露されます。高校3年生のみ、クラスの出し物をCMで宣伝することができ、生徒の投票でCM大賞を決めます。
11月:2年生は修学旅行、1年生は遠足
例年であれば、2年生はシンガポール・マレーシアの予定ですが、コロナの影響で九州方面となりました。
ちなみに筆者は修学旅行には行けませんでした…。
2月:ロードレース大会
中学1年生~高校2年生が埼玉スタジアムでマラソン大会をします。寒いです。
3・7月:球技会
サッカー・バレーボール・ソフトボールなどで優勝を争います。競技は毎回異なります。
部活
主に吹奏楽部とインターアクト部、年によっては陸上部が成績を出しています。特にインターアクト部は全国優勝を5回果たしています。また、ハンドボールや弓道といった少し珍しい部活もあります。筆者は硬式テニス部でしたが、比較的緩いのでテニスを楽しみたい方にはおススメです。
市立浦和高校の生徒・卒業生の声
コロナの影響で、実際に行きたい高校を見に行くことが出来ない人も多くいると思います。ここまで市立浦和の概要を書いてきましたが、ここからは卒業生である筆者や現在通っている生徒が学校生活で直接感じたこと、市立浦和に関してのちょっとした豆知識などをお伝えします!
学校行事
<体育祭>
「運動が苦手な人も結構楽しめる(と思います)。」
「校庭が芝生化されたことで、怪我をする生徒が少なくなったように感じる。」
「三人四脚で真ん中の後輩が浮きがち。」
「英語の文法書を持ってくる猛者もいるが、ほとんどの人は体育祭に全力。」
<文化祭>
「のど自慢も開催される。上手い人は椎名林檎を歌っていた。」
「お化け屋敷を行うクラスがCM大賞取りやすい。結構本格的。」
「クラスの出し物も面白いけど、開会式・閉会式がすごく盛り上がる。」
生活
「月曜日は謎の8時間目がある。勉強をするわけではなく、進路のことなどを扱う。(あまり決まっていない)」
「トイレは比較的きれい。」
「中学校はトイレだけでなく、全てがきれい。」
「内進生(中学から上がってきた生徒)と高入生はクラスが一緒にはならない。(体育の時間は合同)」
勉強
「受験勉強のエンジンがかかるのが遅い。(個人の感想です)」
「生徒の自主性に任せてる部分が多い。」
「小テストがそこそこあった。」
「やはり理系では男子が多く、文系は女子が多い。」
まとめ
いかがでしたか?個人的に思うこととしては、イベントを全力で楽しめる学校ですが、勉強に対しての雰囲気が他の進学校と比べて多少緩いところがあるので、周りに流されず自分でこつこつ勉強を進められる人は、特に充実した高校生活を送れると思います!修学旅行も海外ではありませんが再開されたので、3年間で楽しい思い出が沢山できるはずです!
偏差値や倍率から見ても分かる通り、市立浦和は人気の学校と言えるでしょう。もし受験をしたい場合は、相応の対策が必要となります。試験のためだけでなく、入学後の勉強のためにも頑張りましょう!!
桜凛進学塾のご案内
桜凛進学塾浦和校は、優秀な講師陣が「勝ちグセ」のつく勉強法を教えてくれる個別指導塾です。我々桜凛進学塾浦和校は目標に向かって突き進む皆さんを全力でサポートします!
「勉強のやり方がわからない!」「高みを目指したい!」「志望校に合格したい!」という皆さんは、ぜひ一度、無料相談にいらしてください!
浦和校
048-767-4450
〒330-0063
埼玉県さいたま市浦和区高砂3−6−18 けやきビル7F