独自の戦略で上智大学に合格!鹿間不比等君の場合
鹿間 不比等さん
🌸合格大学🌸
上智大学 理工学部 物質生命理工学科
芝浦工業大学 システム理工学部
東洋大学 理工学部
私は高3のGW頃に部活を引退したのですが、それまではほとんど勉強ができていませんでした。
受験で使うはずの数学・物理・英語は学校の授業にすらついていけない有様でした。
それどころか、その3科目は勉強を始めても成績が上がらずに、赤点を取ってピンチになったこともあります(笑)
結局、模試の成績も最後まで上がり切らなったのでなんとなく無理なのかなというのは察していました。
それでも無謀とわかりつつ上智への想いが捨てきれずに受験に挑み、結果はダメだったので浪人することになりました。
諦めていたわけではないけど、正直厳しいだろうなという感じでした。
桜凛に入ったきっかけ
もともと高3のときは集団授業の塾に通っていたのですが、授業のレベルが高かったため、なんとか食らいつくことに必死でした。
今振り返ってみると、正直ついていけてなかったと思います。
大手予備校の説明会にも行ったけど、難しい課題をたくさんやらされるだろうし、またついていけなくなるのではないかという不安がありました。
現役時の反省も踏まえて、今回は個別指導塾も視野に入れて塾を探していました。
近所の個別指導塾を調べていると、理系の難関大受験に対応しているところが少なかったです。
そんな中、実際に面談に行ってみて、桜凛進学塾は理系の難関大受験に対する理解を体感として持っていると感じたので、入塾することにしました。
また、上智大学に合格する可能性を少しでも上げるために、「それはやめた方がいい」ではなく「それもやってみよう!」というスタンスで対応してくれました。
上智はTEAP受験をする場合は英数物に加えて化学が増えることが懸念だったのですが、それも相談しながら決めていくことができました。
桜凛のよかったところ
①自主的に勉強できる環境
ストイックではあるけど、縛られているという感覚はありませんでした。
自習室で常に勉強している人がいたから、「こんなに頑張っているし負けていられない!」という気持ちになれました。
みんなが頑張っている環境に身を置けるのがよかったです。
今日くらいはいいかな…と思う日があっても、頑張ろうと奮起することができました。
②親身なサポート
また、自分が何をどうしたらよいのか、毎月一緒に考えながら計画を立ててくれたのがよかったです。
明確なノルマを決めていたので、モチベーションの維持にもなりました。
相談する中で、自身の悩みや不安を解決することができたし、そのような過程を踏んでいるから、一度決めたらやりきろう!という気持ちになることができました。
特に印象に残っているのが、6月の個人面談で「TEAP利用の受験をすると化学が必要になるけど、どうしたらよいか…」と悩んでいたときに、「やろう!!」と後押ししてくれたことが嬉しかったです。
③柔軟な質問対応
質問を持っていけばその日のうちに、早ければその場ですぐに解答してもらえるのがよかったです。
ただ解説するだけではなく、過去問などを持っていったときはこれは本番なら解かなくてよい問題だということを教えてもらったことも役に立ちました。
このおかげで実際に試験の本番で取るべき問題と捨てるべき問題の見極めができたので、日ごろの成果が出ました。
上智の過去問を徹底攻略!
化学は0からのスタート
上智に受かる可能性を少しでも上げるためにTEAP利用入試も受験することにしました。
そのためには化学を新しく勉強する必要があったのですが、TEAP利用の倍率や受かりやすさを考えると、そのハンデを背負っても勉強する価値があると思ったからです。
ただ、高3のときに一応学校で習ってはいたものの、赤点を連発しており、実際はほとんどゼロからのスタートでした。
molの存在すら怪しかったです(笑)
6月ごろからまず教科書を読むところからスタートしたのですが、一人では進めづらく挫折してしまいました。
そこで「宇宙一わかりやすい」シリーズを勧めてもらったのですが、これがとてもわかりやすかったです。
意識すべきポイントを教えてもらいながら宇宙一を読み込み、付属の問題集とリードαで演習をする形で勉強を進めて、全統模試の偏差値は55まで上がりました。
化学の過去問を徹底研究!
そのあとは早めに上智の過去問に取り組みました。実力を試すというよりは「どの分野が頻出か」「どういうタイプの問題が出るか」を研究するためです。
そこで見つけた課題をリードαの問題に落とし込んでいき、普段の勉強に組み込んで徹底的にやりこみました。
また、それだけでは足りない部分を、塾でもらった無機のプリントなど活用しながら覚えていきました。
↓ 実際の参考書の写真
上智の過去問を解きつくした後は、似たタイプの問題を他大学の過去問からピックアップして演習して経験を積みました。
その結果、上智の本試では取るべき問題を見極めて着実に得点を取れたし、芝浦の受験ではむしろ化学に助けられた場面もありました!
どういう目的でどの参考書や問題集を選んだらよいか、またその進め方や計画の立て方など、全体的な部分を常に見てもらうことで安心して勉強できました。
実は、上智の試験当日はかなり体調が悪く、最後の化学の試験には朦朧とした意識のまま臨んで途中退場しました。
そんな状態でも、普段の演習通りに最低限取るべき問題の取捨選択を行って、最終的には合格にこぎつくことができました!
数学も徹底的に研究!
数学も化学と同じように過去問を20回分ほどやりこみ、上智らしさを徹底的に研究しました。
その結果、「集合と命題」の論証の記述問題や「空間ベクトル」を使う問題などが頻出であることがわかりました。
過去問を解いたあとは「どのように発想すればよいか」「取るべき問題はどれか」を必ず先生に質問しました。
そしてその点を意識しながら青チャートに落とし込んで徹底的に繰り返したり、類似の問題を探してやりこみました。
それでも完璧に理解して解けるという状態をつくるのは難しかったですが、わからないなりに解答まで持っていく練習を繰り返しました。
そして本番では、対策していた通りの問題が出たので、自信を持って取り組むことができました。
自分ほど過去問を多く解いてやりこんだ人は他にいないと思うので、その成果がしっかりと出てよかったです。
↓ 実際のメモ
TEAPについて
TEAPはリスニングやスピーキングなどの項目が、普段の受験英語の勉強をしているだけでは対応できないので難しかったです。
しかし、ライティングやスピーキングの対策を丁寧にしてもらいながら過去問演習を繰り返したことで、点数が取れるようになってきました。
採点要項を一緒に確認しながら添削などをしてもらい、細かい所まで相談しながら対策をしてもらえたのは、個別指導塾ならではだと思います。
自分の戦略に合わせた指導をしてもらいました!
最後に
自分で考えて行動するべきだとは思うけど、周りのアドバイスを聞くべきでもあるから、そのバランスが大事です。
鵜呑みにせず疑問を持つことも大切だけど、いざやるとなったらやる!!
考える段階ではたくさん悩んでいいけど、決まったらとにかく前進です!決めた後に迷うのはよくないです。
自分は基礎が抜けていたし、ましてや化学はゼロからのスタートだったからなおさら不安だったけど、桜凛の先生方はそのような迷い・不安などもすべて受け止めてくれました。
タグ:2023年の合格実績