今更聞けない!大学受験における間違っている・正しい勉強方法とは?
大学受験生の中には、「勉強しているのに結果が伸びない・・」と悩んでいる方も多いかもしれません。
ここではそんな方向けに間違った勉強法、正しい勉強法について解説します。
もしかしたら日々の勉強を0から見直すべきなのかもしれません。
受験生の間違った勉強法
まず始めに、受験生のやりがちな間違った勉強法について解説します。
例え勉強時間をたくさんかけていたとしても、
こういった勉強を行っていると無意味になってしまうかもしれません。
復習をしない
まずは復習をしないという点です。
この間違った勉強法の中でも、これに当てはまっている方はかなり多いかもしれません。
例えば模試や定期テストが返された後に、きちんとどこが間違っていたのか、
しっかり解説を読んでいますか?
そして読んだ後にもう一度解き直して、同じミスをしていないか確認していますか?
こういったことをしていないと、次の模試や定期テストでもまた同じミスを繰り返してしまい、テスト自体が無意味になってしまいます。
塾や予備校では『先取り重視』のカリキュラムがほとんどで、復習は一回から二回程度で終わってしまう事がほとんどです。
この先取りカリキュラムに慣れてしまうと、先へ先へ進むことが自然と最優先となってしまい、復習はいつやったっけ?という状況に陥ります。
授業が終わったらその日か次の日に復習するだけで次々と先へ進んでしまうので、何度も何度も復習をするという事事態、習慣がつかない事が多々あります。
先へ進む先取り学習慣れてくると、『勉強をしている気分になる』のも大きな落とし穴。
何となく知ってる、という認識が、『出来ている、理解している』という認識と混同してしまう事がわりと多く見られます。
本来、人間の脳の仕組みとして、短期記憶から長期記憶へ移行させるためには、7回以上短期記憶の内容を繰り返す必要があります。
復習は何度も何度も繰り返すことで長期記憶にインプットされ、スムーズに解けるようになっていくのです。
人間は忘れる生き物、一ヶ月も経てばあっという間に解けなくなるのは当然なのです。
作業になっている
勉強自体が作業になっているのも、間違った勉強法といえます。
そもそも勉強というのは、自身でその知識を身に着けていくことが大事になります。
ですが、その勉強が作業と化してしまうと勉強の意味が薄くなります。
例えば「ただ教科書、参考書をノートに丸写しして終わり」「単語帳を作成して終わり」のように思考を伴わないものになってしまうと、ただの時間の無駄です。
ノートをきれいにとって満足している人は要注意です。
きれいにまとめたノートの内容はしっかり頭に入っていますか?
そのノートの内容を理解した上で問題がスラスラ解けますか?
作業で満足して終わっていないかどうか、自分を振り返ってみましょう。
苦手科目に目を向けない
自身の成績を上げるために必要なのは、いったい何なのでしょうか。
それは、苦手分野を得意にするということです。
なのでこういった苦手科目をそのまま放置にした勉強というのは、
伸びしろも無いため成績の大きな向上もなくなります。
自身がどれだけ嫌いな科目でもその部分を潰すだけで、一気に成績を上げることが可能なので、根気強く取り組むことが必要なのです。
科目毎の正しい勉強法
それでは先程とは逆に、正しい勉強法とはいったいどのようなものなのか解説します。
勉強分野毎に解説するので、すぐにでも試してみましょう。
暗記系
英単語、古文単語、社会科目というのは、やはり暗記勝負になってきます。
こういった暗記系の勉強法は、五感を活用した勉強法が重要になります。
人間には聴覚・味覚・触覚・嗅覚・視覚の5つが備わっているので、
なるべく多く使っていくことで学習の定着が見られるようになります。
まずは聴覚と視覚を同時利用した音読をお勧めします。
実際に声に出すことで、その内容を理解しやすくなるのでお勧めです。
さらに空いたスキマ時間に、単語帳等を読む癖をつけると学習時間を増やすことが出来ます。
英語
英語の正しい勉強法としては、順番を意識した学習が大切になります。
まずは基本単語や文法の理解、その次に英文解釈、英語長文という順番に勉強することで、効率的に英語の実力をつけることが出来ます。
最初の基本単語の学習ですが、単語帳を繰り返し何度も周回させることが重要になります。
忘れやすい単語の学習でも何度も繰り返すうちに記憶していくので、
ミスは気にせずに行っていきましょう。
文法に関しても周りの友達に説明できるくらいを目標に、インプットを行いましょう。
参考書1冊を完璧にするつもりで、単元毎に勉強をしていくことが重要です。
さらに日々の授業を大切に、わからない部分は先生や周りに聞いて放置しないようにしましょう。
ある程度基礎が固まってきたら、実践として英語長文・過去問題に取り組みましょう。
数学
数学の勉強法ですが、やはり問題集を何回も回すことが重要になります。
さらに日々の授業を大切にして、習った内容をその日のうちに復習して、
問題や解法を確認、暗記しましょう。
公式の暗記は言わずもがななので丸暗記して、そのうえで問題集を繰り返しましょう。
正確にミスなく解く練習もして、正確さ・スピードを意識して解けるようにしましょう。
結果を出すためにすべきこと
最後に結果を出すために行うべきことについて、解説したいと思います。
ここで解説する3点は正しい勉強法とセットで覚えてほしいので、よくお読みください。
目標を定める
まずは大きな目標を設定しましょう。
志望校が決まってない方は、モチベーションアップの為にもオープンキャンパスに行く等で、決めておくとよいでしょう。
さらに長期的な目標を分割して、一週間に行う勉強をスケジューリングすることもお勧めします。
大学それぞれ配点も変わってくるので、配点の大きな科目を優先的にスケジュールに組み込んでいきましょう。
モチベーション管理
大学受験の対策は長期戦になるので、どうしても勉強にやる気が出ないときもあるかもしれません。
そういった時のモチベーション管理というのも重要になります。
メリハリを重視して休む時は休む、勉強するときは勉強のみに集中するとモチベーションも安定して勉強に打ち込むことができます。
どうしてもやる気がなくなったら、先程お話ししたようにオープンキャンパスに行ってみたりするのも良いですね。
アウトプットに力を
大学受験合格のためには、インプットだけでなく、テストや模試等のアウトプットも重要です。
参考書を読み込む時間だけでなく、その知識を活用した問題に充てられる時間も確保して、受験勉強に取り組みましょう。
覚えているのか、逐一問題集を解く癖がつけられれば完璧です。
長期記憶に入れるのが正しい勉強方法
勉強した事をしっかりと復習&アウトプットをする事で長期記憶に入れるには、先述にもあるように、一般的に睡眠を挟んで七回以上の復習が必要と言われています。
目安は、『復習内容がスラスラと反射的に解けるようになっているかどうか』という点です。
七回も復習するの?と、思った方は、よ考えてみてください。
一回目よりも二回目、二回目よりも三回目…と、回数を重ねていくことで、かかる時間は少なくなっていきますよね?
当然理解度も上がってきているわけですから、七回目にかける復習時間は一回目の半分、いや、4分の1なっている可能性だってあります。
『問題を見たら即答できる』これが理想の復習&長期記憶に入れる方法です。
まとめ
受験勉強には正しい勉強法、間違った勉強法があるということをここまでお伝えしてきました。
今まで間違った勉強をしていたのなら、今からでも改善したり、お話ししたような正しい
勉強法を意識してみましょう。
今はオンライン授業で通塾時間もかけずに、自宅で効率よく成績をあげる人も増えています。
桜凛進学塾では皆さんそれぞれの科目の効率の良い勉強法をお伝えします。
オンライン授業でも、それぞれの方に合った丁寧な指導をしていきます。
自分の望む進路を実現するためにもちろん努力は必要ですが、闇雲に勉強をするのではなく効率的に学習したほうが、より志望校合格の可能性が高まります。
部活に打ち込みながら志望校に合格したいと思っていたり、ワンランク上の大学に進学したいと思っているのであれば、ぜひ一度桜凛進学塾にご相談ください。
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