ホワイトボードを上手に活用!効率の良い勉強のポイント

ホワイトボードを家庭内に設置することで様々な有効活用ができて勉強にも非常に役立ちます。

ホワイトボードを使うメリットや具体的な使用方法をご紹介します。

ホワイトボードを使うメリットとは?

まず、ホワイトボードを使うとどのような利点があるのかをみていきます。

視覚的にとらえて理解できる

壁掛けやスタンドのホワイトボードを想像してみてください。

会議や学校等でよく使われています。

ホワイトボードは専用のペンで黒板同様に書き出し、
一目で何を書いてあるのかが分かりやすく仕上がるという利点があります。

様々な色分けができたり、字の大きさも書く人の好みで自由に調節できます。

マグネットを貼り付けることが出来たり、プリントをそのまま貼っておくことも可能です。

一枚の白い板に自分が書き示したいことやまとめたいことを書き、
視覚的に一瞬で全体を捉えることができる
、これは大変有効な利点です。

視覚から入ってくる情報は非常に捉えやすく、記憶しやすいというメリットを活かすことが出来ます。

すぐに書いたり消したりできる

手持ちのノートに何かをまとめようとすると、消しゴムで消して書き直したり、汚くなってしまえば新しいページに書き直したりと多少の面倒が生まれますが、
ホワイトボードは書いたものをサッと専用のホワイトボード消しで消すことが出来ます。

沢山書いても、違うと思えば一瞬で消してきれいな白板に戻すことが出来るので、
躊躇することなく大胆に書けます。

書いて消しての作業がスムーズに出来るので、書くことを面倒くさがらずにどんどんペンを運ぶことが可能です。

黒板だと消す際にチョークの粉が飛び散り、後のお掃除が大変ですが、
ホワイトボードはそのような粉が飛び散る大変さがありません。

ペンで書くので手も汚れず、大変使い勝手が良いのが特徴です。

アウトプットに最適

前述にあるように、書いては消す、の作業が非常に早くスムーズに行える為、
書くことを恐れないでダイナミックにアウトプットすることが出来ます。

ホワイトボードは学校や塾の先生、会社のプレゼンや講習会等で多く使われていますが、
それらは全て、知識や情報のアウトプットをすることで、聞いている人たちに分かりやすいよう、口頭説明の補助的役割を果たしています。

聞いているだけ、インプットしただけでは曖昧な情報を、ホワイトボードにまとめて書き出すことによって、
書いている本人も頭の中の整理が出来て、書いたものを見る側も理解が深くなります。

先生気分でホワイトボードにまとめてアウトプットをするということが、勉強においても非常に重要かつ効率的な要素です。

いつでも目に留まる

書き出してそのままにしておいても、生活しながらホワイトボードに書いた情報が常に目に留まります。

例えば、復習したい、自分の苦手な暗記事項を再度確認したい時に、わざわざノートを開いてペラペラめくり、「どこに書いたっけな?」という手間が全くなく、
すぐにパッと視覚に入って来たものを確認できる、これもホワイトボードの素敵な利点です。

赤いペンで大きく書いてみたり、数学の公式を書き出しておいたりして、
いつでも一瞬で見直せて、ご飯を食べながらでも目はホワイトボードに向けられる、まさに時短勉強が可能になります。

ホワイトボードの種類

ホワイトボードと一言で言っても種類が豊富にあります。

ホームセンターや通販等で良く見られるものをいくつかご紹介します。

キャスター付き

会議室や教室などでよく見られるタイプのもので、ホワイトボードの支え部分(足元部分)にキャスターが設置されています。

わりと大きなタイプのものが多く、沢山書けたり貼ったりすることが出来るのが特徴です。

可動式なので、自分が使いやすい位置に動かし、見やすい場所へその都度移動させる事が出来ます。

ただ、家庭内で使用する場合は、あまり大きなホワイトボードを一日に何度も移動させるという事は現実的ではないかもしれません。

壁側に寄せて置き、少し前へ出したり角度を変えたりしながら使うというのがイメージしやすいかもしれません。

壁掛け

キャスター式とは違い固定型なので、
壁に密着している分お部屋のスペースを広く使え、導線の妨げにならないのが特徴
です。

大きさは様々ですが、成長と共にホワイトボードの高さを調整することができるので、長く使えます。

例えば、リビングの壁両側に二枚ホワイトボードを設置したとしても、
床のスペースを取ることがないので開放的に使用する事ができておすすめです。

シートタイプ

あまりホワイトボードにスペースを使いたくないという人には、
好きな大きさに切って貼り付けることが可能なシートタイプのホワイトボードがおすすめです。

限られたスペースを上手に使って視覚的情報確認の場所を作ってみたいという人は是非このシートタイプを使ってみてください。

ホワイトボードの有効活用方法

上記のホワイトボードをどのように有効活用していけば良いのか、具体的に見ていきたいと思います。

暗記しづらい項目を書いておく

ホワイトボードは視覚的に情報を瞬時に捉えることができる非常に有効なツールです。

「見たい時にすぐ見れる!」という利点を活かして、自分がなかなか勉強していて覚えられない事や、
何度振り返りをしても記憶が曖昧な事をホワイトボードにまとめて書き出してみましょう。

ホワイトボード自体が非常に生活空間の中で目立つ存在であり、
そこに書き出された内容のものは強い意識を持たずとも視界に飛び込んできます。

いつでも何度でもホワイトボードに書かれた内容に触れて定着をはかっていくのです。

何度も確認し、記憶が定着してきたら消して、また新たに苦手な項目を書き込んでいく、
それを日々何度も見て、覚えたらまた消して更新する…といった作業を繰り返し行うことで、知識のアウトプットも同時にしていることに繋がります。

ペンで色分けをして、重要項目は特に大文字で書く!等の工夫をしていくことも大事です。

思考の殴り書き

暗記しづらい項目を書いていく時は視覚的にまとまっていると非常に見やすく記憶しやすいと思いますが、
全く逆の使い方として、思い付くがままに書きなぐるという方法も非常に有効です。

図や表を自分なりに書いて同時に思い付いたフリーワードをちりばめてみたり、計算式をひたすら書きなぐってみたり、
見るためのホワイトボードではなく、頭の中で考えていることをそのままホワイトボードに写し出すようなイメージで使用します。

乱書したものを後で客観的に見るのも面白いかもしれません。

大きなホワイトボードに立った状態で思考をアウトプットすると、
今まで思い付かなかったようなひらめきが浮かんだりすることもあります。

いつもノートに頭を垂れて書き殴るのとは違う冴え方をするのもホワイトボードが効果的な理由の一つです。

学習計画表にする

ホワイトボードを学習計画表として利用するのも有効な手段です。

きれいに表にしても構いませんが、箇条書きで今日やるべきことや最優先科目などを大きくメモしておき、
終わったら消していくというような使い方でも十分です。

一日終わる頃にはホワイトボードに書いた箇条書きが全て消されていると気持ちがいいですね。

万が一やり残した項目があっても、色ペンで書き直して次の日の最優先事項にするなど、
ホワイトボードを自分らしく使えれば効果的です。

勉強以外の活用法

小さな子供がいるご家庭では、ホワイトボードをお絵かきをする画用紙のように使用したり、マグネット積み木を組み合わせて様々な形を作ったり、
勉強とは違う用途で使用する事があります。

親子のコミュニケーションとして、「今日は部活があるから帰りが遅くなるよ」とか、「明日はお弁当の日」等のメッセージを書いてみたり、「期末テストまであと○日!」とカウント表を書いて日数だけ更新してみたりという使い方も楽しいと思います。

また、だれかをホワイトボードの前に座らせて、自分が先生になったつもりで解法説明を聞いてもらったり(塾の先生のように)、
家族にクイズを出してみたり、活用法は様々です。

お友達が欲しくなるようなホワイトボードの使い方が出来ると良いですね。

ホワイトボードを上手に活用!効率の良い勉強のポイント―まとめ―

ホワイトボードを上手に活用することによって、他の勉強方法ではなかなか得られない学習効果が期待出来ること間違いなしです。

勉強で行き詰まっている場合、インプットはよく出来ていても、アウトプットする機会が乏しいとせっかく入れた知識も自分のものになりません。

毎日使いながら自分にピッタリな活用法を見つけられると良いですね。

さて、現在勉強でお困りの事はありませんか?

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