【徹夜勉強】受験勉強で徹夜するメリット・デメリットを紹介します
「徹夜で勉強するより朝型で勉強すべき」といった意見を受験生の皆さんなら一度は聞いたことがあるかもしれません。
この記事ではそんな徹夜にはどんなメリット・デメリットがあるのかご紹介します。朝型に当てはまっている方も是非参考にしてみてください。
徹夜のデメリット
まず初めに、徹夜で勉強することにはどのようなデメリットがあるのか解説していきます。
やはり寝る時間を削って勉強しているため、その代償は小さくありません。
脳や身体への負担
まず挙げられるのは、健康面の問題になります。
徹夜の勉強とは文字通り睡眠時間の犠牲の上に成り立っているので、このことを続けている限り、脳や身体への負担はかなり大きなものになります。
もともと睡眠というのは、一日の疲労を回復させるのに非常に重要です。
その時間を削ることが身体へとダメージを与えていることは想像に難くないでしょう。
なので徹夜をすることで体がだるくなったり、そのために免疫力が落ちて風邪をひきやすくなる可能性も高くなります。
勉強の効率が下がる
そして二つ目は、勉強の効率が下がるということです。
この後も少し解説しますが、確かに徹夜はその直後に控えている試験の対策をするには効果的ですが、その後すぐに忘れやすくなります。
睡眠時間を削っているために記憶が定着せず、そのまま記憶は少しずつ薄れていきます。
その為、やはり「長期的な学習には徹夜は向いていない」と言えます。
生活リズムの悪化
そして最後に、生活リズムの悪化が挙げられます。
徹夜をして勉強して、その次の日の学校が終わったら帰って夕方~夜まで寝たり・・・と、生活リズムが大きく狂うというのもデメリットです。
段々その生活が習慣化されてしまうと日中に眠くなってしまったり、逆に夜に眠れなくなってしまいます。
徹夜のメリット
次に徹夜で勉強することのメリットについてお話ししていきます。
確かにデメリットの方が多く感じる徹夜での学習ですが、ちゃんとメリットも存在しています。
一日で多くの勉強量を確保することが出来る
まずはメリットとして、一日でかなりの勉強量を確保できるという点が挙げられます。
他の受験生が寝ている時間を自分は勉強に充てることにより、総合的な勉強量で上を行くことが出来ます。
学校に行く平日でも勉強時間を10時間以上確保することもできますし、他の受験生に比べて2倍の勉強が出来るのはかなりのメリットです。
静かな空間で勉強できる
そして静かな環境で勉強できるのも、徹夜で勉強を行う大きなメリットです。
やはり昼間に比べて深夜0時~朝6時までの時間は、家の外の交通量や人の量がぐっと少なくなりますし、かなり静かな環境といえるでしょう。
「外や周りの環境がうるさすぎて勉強できない!」、そういった方にとってもかなり大きなメリットなのではないでしょうか。
さらに夜なら家族も寝ているので、兄弟姉妹がいる方にとってもこの時間の勉強は捗りやすくなるかもしれません。
直後のテストに間に合わせられる可能性がある
そして出題範囲がある程度狭い、定期テストや小テストなら徹夜の勉強で間に合わせることが出来る可能性があります。
赤点をとるわけにはいかないテスト、ライバルと点数で競っている場合、
この徹夜でいかに詰め込めるかは大きな勝負になります。
ラストスパートをかけることが出来る最後の手段として、徹夜での勉強は受験生の皆さんにとって切り札になるでしょう。
しかしデメリットもかなり大きい勉強法なので、なるべく最後の手段にしましょう。
徹夜で勉強するときに意識すべきこと3選
最後に徹夜で勉強を行う時に、意識してほしいことを3点解説したいと思います。
普段は避けるべき徹夜での勉強ですが、どうしてもとなった時は是非これらのことを意識して勉強してみてください。
仮眠をとる
徹夜での勉強はやはり脳に大きな負担を与えます。
なので、少しだけ仮眠をとるようにすることをお勧めします。
全く寝ないと、実際のテストや翌日の授業で頭が全く働かなくなるので、そのためにも15~30分程度の仮眠は取るようにすると良いでしょう。
あまり長時間寝すぎるとそのまま本当に寝てしまうので、しっかりアラームを設定するようにしましょうね。
ブドウ糖やカフェインの摂りすぎは危険
そして意識してほしいのは、エネルギー補給のためのブドウ糖やコーヒー等のカフェインの摂取についてです。
徹夜での勉強に欲しくなるこの2つですがブドウ糖は血糖値の急上昇、カフェインは翌日の疲れをもたらす等、デメリットも持っているので、あまり過信しすぎないようにしましょう。
例えば、徹夜中に甘いものを食べると、糖分なのでエネルギーになります。
しかし、この効果は長く続きません。むしろ、食べる前よりも効果が切れた時に非常に強い倦怠感を感じることもあります。
これはカフェインも同じです。
カフェインの覚醒効果は約1時間。カフェインに脳の疲労回復効果があれば話は違いますが、残念ながらその疲労回復効果は認められていません。
徹夜といえば、カフェイン!というイメージがありますが、むしろ逆効果になるということを覚えておいてください。
エナジードリンクを摂取しすぎたり夜食を食べて勉強するよりは、仮眠をとって疲れを減らすことをお勧めします。
肌を刺激して眠気を覚ます
そして最後に肌を刺激して眠気を覚ますという方法もお勧めです。
シャワーを浴びたり、洗顔をしたり、何か肌に直接的な刺激を与えると眠気を吹き飛ばすことが出来ます。
洗顔は単にお湯で洗うのではなく、熱いお湯と冷たい水を交互に出しながら洗うと効果的です。
(お湯で交感神経、冷水で副交感神経を刺激し自律神経の乱れを整えることが可能に)
マイクロスリープ
マイクロスリープとは、昼間起きているにも関わらず、数秒間眠ってしまうことを言います。
本人も自分が眠ってしまっていることに気づかないこともあるそうです。
これを逆手に取り、『目を閉じて、眠ってはいないけど静かにする時間を設ける』と効果的です。
脳の疲労度を上げるのは、視覚を担当する部位から。
なので、目を閉じて視覚を遮ることで脳の疲れやすい部分から休ませることが出来るというわけです。
まとめ
前述したようにどうしても徹夜に頼らなければいけない状況も、受験生の皆さんの中にはあるかもしれません。
そういった時には、是非今日ここで解説したお話を思い出して勉強頑張って下さいね!
徹夜はなるべく最終手段にして、なるべく計画的に勉強は行っていくことも是非意識してください!
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