【勉強集中】集中力の限界は何時間?集中力アップの方法も紹介!
受験生の方の中で勉強に対する集中力が長続きしない・・・と嘆いている方も多いのではないでしょうか。この記事ではそんな集中力が続かない原因、さらには集中力の限界はどのくらいなのか、集中力を高める方法について解説していきます。
集中力が続かない原因
まず初めに集中力が続かない・持たない方にはどのような原因、特徴があるのかご説明します。皆さんも普段の生活を見直してみて、これらの原因に当てはまっていないかチェックしましょう!
勉強環境に問題
皆さんの中でも多くの方に該当していることかもしれませんが、身の回りに皆さんの集中を妨害するものがあるケースです。
例えば家で勉強を行っている時に、テレビから流れてくる音や家族の話し声、さらには机の周りにスマートフォンやゲーム機等があると、勉強に集中しづらくなるかもしれません。
2018年イギリスで行われた調査によると、平均して12分に一回はスマートフォンを見ているそうで、スマホをチェックする度に作業が中断、集中力が切れてしまうことが分かっています。
また、2017年テキサス大学研究によると、スマホがただ近くに置いてあるだけでも集中力が切れてしまうことが分かりました。
ただ、スマホが近くに置いてあるだけで!?と思うかもしれませんが、視界に入る場所にスマホが置いてあるだけでも脳の認知機能の一部を使っているんだそうです。
スマホはバッグの中にしまいっぱなしが良さそうですね。
集中力を少しでも持続させる為にも、もう一度勉強場所を整理したり、誘惑になるものを取り除くことが大切です。
身体的・精神的に不調をきたしている
そして二つ目に挙げたいのが、「身体的・精神的に不調をきたしている」ことです。
「勉強に集中する」というのは少なからず、皆さんの体力を消費します。
そういった時に身体の調子が良くなかったり、精神的にもストレスを感じていたりすると、皆さんの集中力も低下してしまうことがあります。
何か精神的に落ち込んでいたり、何か悩みを抱えていたりすると、目の前の勉強に集中したくても、しづらくなってしまうのです。
例えばですが、アレルギー等による皮膚疾患で顔や身体が痒い…とい状況の時に勉強に集中したいと思ってもなかなか集中することは出来ないと思います。
現代社会において、心も身体も健全な状態を保つ事は簡単なことではありませんよね。
自分の心と身体健康はなるべく元気でいられるように、食事や睡眠を大事にしたり、友達や家族との会話を楽しんだりしながら生活リズムは整えていきましょう。
睡眠不足
睡眠不足も、集中力の低下に繋がります。
皆さんのもお分かりかと思いますが、上述に示した通り、健康的な生活を維持させるためにも睡眠は必須です。
この睡眠は皆さんの集中力の持続にもとても大切なポイントなので、適切にとることが大切なのです。
さらに睡眠の量によるパフォーマンスレベルの変化を調べた研究でも、こういった睡眠不足で集中力が低下することが明らかになっています。
睡眠不足になると脳の血流の悪化を招いて、栄養が全体に回らなくなり前頭葉などの各部位の働きが鈍ってしまうと考えられています。
集中力の限界
それでは次に集中力の限界はどのくらいなのか、またその限界を伸ばすことは可能なのかというお話をしていきたいと思います。皆さんが思っているよりかなり集中力の限界は短いかもしれません。
人間の集中力の限界は○○分
それでは人間の集中力の限界はどのくらいなのか、お話ししていきます。
実は人間の集中力は15分周期であり、限界は90分と言われています。
これらを超えた勉強は可能ではありますが、休憩を取らないで無理して続けた時の疲労はかなり大きく、疲れは翌日まで持ち越してしまうといった話もあります。
ですが休憩をとれば、一日でその疲れを回復することが出来るとも言われているので、適切な休憩はどうしても必要になるのですね。(下記でも話します。)
集中力の限界は伸ばせる!?
それでは集中力の限界は90分と話しましたが、その限界は伸ばすことが可能なのでしょうか。
皆さんも集中力の限界である90分を超えて、時間を忘れるほど集中していたという経験はありませんか?
実はこの集中はハイパーフォーカスやゾーンなどと呼ばれていて、この状態はトレーニングで伸ばせるといわれています。
条件として皆さんの周りに集中を阻害するものがない事、さらには心理状態も平静であること、部屋の気温や姿勢等が重なることでこういったゾーンに入ることが出来ると言われているので、そういった環境づくりをしてみることをお勧めします。
(ホワイトノイズもかなり効果的という説もあります。)
集中力を高める方法
それでは最後に皆さんの集中力を高める方法について解説していこうと思います。ここでは3点「休憩をとる」「運動を行う」「やるべきことの明確化」をそれぞれ解説します。
こまめに休憩
前述しましたが、まず重要なのはこまめに休憩をとるということです。
勉強の合間に定期的に5~10分ほどの休憩をとるようにしましょう。この時間を使って頭をリフレッシュさせることもお勧めです。
たった一分、窓から外の景色を見るだけでも休憩効果は充分に得られます。
なるべくこの時に意識してほしいこととして、「ぼんやり」するということです。
休憩だからといってひたすらスマホやゲームをしたりするよりは、なるべく頭を使わないことをして過ごしましょう。
身体を動かす
そしてその「休憩」の中でもお勧めなのが、身体を動かすということになります。
長時間座り続けていると血流も悪くなり、脳のパフォーマンス悪化に繋がります。
そうならないためにも少し立ち上がってストレッチや運動をするようにしましょう。
他にも筋トレなど今すぐに出来ることをすると良いですね。
こうすることで気分転換にもなるので、その後の集中力の向上にも繋がります!
やるべきことを明確化させておく
そして「やるべきことの明確化」というのも、集中力を向上させるためには必要です。
自分をとことん追い込んでいくためにもやるべきことを明確化させて、あらかじめ紙に書き出しておくと良いです。
この時あまり高すぎる目標を設定せず、自分が今日一日達成できるかできないかのギリギリのラインくらいを目標にしましょう。(高すぎると達成できなかった時に、自己嫌悪に陥ってしまう可能性があります。)
こういったやるべきことが明確化されていることで、勉強のみにしっかりと打ち込めるようになるのですね。
作業内容を変える
人間の脳は、神経細胞と神経細胞が繋がったネットワークのような状態です。
例えば、朝からずっと数学の勉強をしていたとしましょう。
すると、特定のネットワークにずっと負荷が集中し、脳が疲労します。
パフォーマンスが低下していくので、集中力が切れてしまったりイライラし出したり…という状況に陥ります。
適度に作業内容を変えてみましょう。
数学から国語の現代文に変えてみる、英語の単語暗記に変えてみる、といったように、使うネットワークを変えることで脳の疲労がおこりにくくなります。
記録をしておく
自分の勉強時間や勉強内容をスケジュール帳に記入する習慣をつけましょう!
勉強が可視化されると、昨日の自分を超えようとモチベーションが上がります。
アプリ入力しても構いません。学習時間が見える、ということが次回のやる気や集中できる時間の更新に繋がります。
集中力が続かないのは基本的にはモチベーションが下がっている時です。
頑張った自分もデータで把握できるので、記録はおすすめしています。
まとめ
ここまでお話ししてきたように、集中力というのは勉強の効率化においても重要な要素になります。
今日お話ししたことを皆さんも実践することで、以前よりさらに集中して勉強できるようになるので、是非今からでも行ってみて下さいね!
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