夏休みを有効活用しよう!一気に成績を上げる勉強法とは?

今、自分の成績がなかなか伸びなくて悩んでいる方、夏休みのうちに周りを追い抜きたい方はたくさんいらっしゃるかと思います。

この記事では、そんな夏休みに周りと差をつけることのできる勉強法についてお話していきます。

既に8月に突入し、少しずつ焦りの色を隠せない…なんていうこともチラホラ出てくるのではないでしょうか。

ここもう一度、夏休みの勉強スケジュールや課題を冷静に分析してみましょう。

夏の過ごし方

まず初めに、夏休みはどのように過ごしていくのが良いのか、お話ししていきます。

ここでお話しする3点は極めて重要な事なので、是非守るようにしてくださいね。

 

目標を設定しよう

最初に、勉強を始めるにあたって当面の目標を設定しましょう。

特に大学受験の勉強を行う受験生は、自分がどの大学を受けるのかはこの時点で決めるようにしましょう。

では何故、こんなにも早くから志望校を設定した方が良いのかお話しします。

実際に夏休みというのは、遊びに費やすのならかなり短く感じるかもしれませんが、勉強をして過ごすとなると負担と感じる方も多く、そういった方はこの夏をとても長いように感じるものです。

そうなると勉強に対する精神的負担も日に日に強くなり、勉強自体を挫折してしまう場合があるのです。

こういった時に目標をあらかじめ設定しておけば、モチベーションを保つことができますし、もう少し頑張ろうと再起できます。

夏休み前に立てた目標設定8月に入って色褪せてはいませんか?

忘れていませんか?

どうしてもモチベーションが保てなくなってしまっているなと感じた時は、志望校の大学へ足を運んでみたり、ホームページで志望校の様子を眺めてみたりしながら、自分がどうしてそこの学校を選んだのか、何が魅力的なのかを再確認してみましょう。

 

無理な計画は立てない

次に注意してほしいのは、計画の立て方です。

後にも少し解説はしますが、結局は無理のある計画は疲れるだけで、その状態で勉強をしても逆効果になります。

なので、絶対に達成できるタスクだけを設定し、なるべく無理はしないようにしましょう。

夏休みに入る前は、『時間があるからあれもこれもやりたい!』と意気込んでいても、約2週間経過してみたら思ったほど進捗状況が順調ではないかも…という事態もあり得るはずです。

今から残りの夏休み時間を考えて、計画に優先順位をつけ直す時間を設けてみましょう。

 

生活リズムは守る

先程の続きとなりますが、生活リズムは守るようにしましょう。

学校が無いからとはいえ、生活リズムを乱してしまうことは学習効率も大幅に悪くなり、計画通りに勉強を行うことも出来なくなってしまいます。

なので深夜まで徹夜で勉強を行う、一夜漬けする等は全くお勧めできません。

こういった勉強は長期記憶には適さず、瞬く間に忘れてしまうのであまり役立ちませんし、身体への負担も大きいので止めておきましょう。

一番実行しやすいのが、起床時刻を毎日同じにする事。

起きる時刻が定まると、体がペースをつかみやすく、夜も一定時間に眠気が来るようになります。

『今日は夜遅くまでべんきょうしちゃったな』という日でも翌日はいつもと同じ時刻に起床することを心がけて下さい。

生活リズムが崩れるのはあっという間です。

なるべく同じリズムで夏休みを乗りきりましょう。

 

やってはいけない勉強法

それでは次に夏休み・その他普通の日でも行ってはいけない勉強法についてお話していきます。

これらのことは夏休みの勉強に限った話ではないので、絶対にこれから勉強を行う時には注意するようにしましょう。

 

解説をしっかり読まないでスルー

勉強時間は多くとっているのに、成績がなかなか上がらない方の特徴としては、「解説をしっかりと読まないで、勉強を行っている」ことが挙げられます。

問題集をやっても、〇×だけつけてスルーしてしまっていては、また同じ問題を解いた時に同じミスをしますし、成績を上げることも出来ません。

間違えた問題をできるようにするためにも、こういった間違えた問題はどこが間違っていたのか、(数学ならどこの計算式から間違っていたのか等)必ず確認するようにしましょう。

成績を上げるためにも、×だった部分にも目を向けてもう間違わないということを意識しながら勉強をしましょう。

解答解説もしっかり読み、理解できるまで解き直ししましょう。

 

応用問題にいきなり手を付ける

次にやってはいけない勉強法としては、いきなり応用問題を解き始めるといった勉強法です。

難しい問題が解ければ大丈夫」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、こういった問題を解くには、基本の部分が出来ていることが必須なので仮に解けたとしても、たまたま偶然解けただけで、それと似たような問題がまた出題されたら対応できないといったケースにもなり得ません。

なので応用問題にいきなりチャレンジするのではなく、次にお話ししますが「基礎」をしっかり固めてから挑むようにしましょう。

そうしていくことで、次第に応用問題も難なく解けるようになるはずです。

 

周りと差をつける勉強法

最後に、夏休みのうちに差をつけるために必要な勉強法についてお話しします。

この勉強法に従って勉強するだけで、夏休み明け模試の成績の向上や志望校の合格にも近づけるので絶対にこれらのことは意識して、これから勉強をしましょう。

 

目標にすべき勉強時間

まずは、勉強時間です。

勉強法ではありませんが計画を立てていくうえで知っておくべきことなのでお話しします。

結論として、「10時間」を目標にしましょう。

この30日間毎日勉強を行うと考えて単純計算で、300時間も確保できるのは、この夏休みが最後です。

こういった勉強時間から、周りと差をつけていきましょう。

10時間を1日の中でどのように割り振るかは自由です!

例えば、朝早く起床し、午前中にできるだけ多くの時間を勉強に費やし、午後は少しだけ自分の娯楽を設ける(漫画を読んだり映画を見たりする時間を確保する)とい時間の使い方でも10時間は十分確保できます。

逆に、朝が苦手な人は、ゆっくり起床し、夜までに3時間勉強サイクルを三回繰り返して、残りの1時間をどこかで調整、というやり方でも良いのです。

自分の生活スタイル無理のない時間の使い方を早く確立してしまえば、あとは実行するのみ。

これまで夏休み時間を振り返ってみて、今後残された時間をどのように使っていくか、今一度考えてみましょう。

 

基礎固め

そしてこの夏の勉強で最も重要なのは、「基礎固め」です。

どんな科目でも難しい問題、応用問題を解くためには、基礎の確認が最重要です。

必要な場合は高校1年生に倣ったことから復習し、「もう確認しなくても大丈夫」となるようにこの期間を使って勉強しましょう。

目標大学が決まっている場合は、どの科目に力を入れるべきなのかを調べ、それに沿って対策を始めましょう。

基礎の確認にゆっくり時間が取れるのは、夏休みが最後だと思っていただいても良い位です!

無理に難題に手をつけて、頭の中をぐちゃぐちゃにする必要はありません。

 

苦手科目をなくしていこう

皆さんに基礎の学習と並行して行ってほしいのは苦手科目、分野潰しです。

特に国語や英語、数学といった超重要科目は、早いうちから完璧にしていく必要があります。

こういった長期間の休みは夏休みが最後なので、この期間のうちに皆さんの苦手科目を克服しましょう。

どうしてもわからない部分が出来たら塾の先生や友人に聞き、不安な部分はこの夏で無くすつもりで勉強を行いましょう!

科目の中でも単元別に得意不得意が必ずあるはずです。

一つ一つ潰していくつもりで、自分が何を苦手としているのかをよく分析してみましょう。

夏休み過ごし方【桜凛チャンネル】

いよいよ夏休み!!ということで、夏休みの過ごし方についての動画を桜凛チャンネルから配信しています。是非参考にしてください。

【夏休みにやりがちな失敗】

夏休みの宿題の仕方や、夏休み明けテストの対策について詳しくアドバイスしています。

また、夏休みに是非取り組んでほしい自分の勉強についても、例えばチャート式の総復習や英文法の総復習等を例に上げて説明しています。

夏休みといえども、部活があったり宿題が多かったり、なかなか自分の勉強に時間が割けずに不完全燃焼で終わってしまうという事態に陥りがちですが、やはりまとまった時間を取れるのが夏休みの醍醐味なので、是非上手に時間を使って自分の勉強充実させましょう!

まとめ

夏休みという期間はとても長いですが、実際に有効活用して勉強を行うと意外と短く感じてしまうものです。

もう少し勉強をしておけばよかったと後悔しない夏にするためにも、この記事でお話したことを是非守って、時間が合ったら勉強していく癖をつけましょう!

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