【夏に向けて実践しよう!】朝型勉強で効率的に成績をあげよう!
朝型勉強が良いという話は聞いたことがあるけれど、「朝が苦手で早起きできない」という人もいることでしょう。
しかし、ちょっとしたコツを押さえれば朝スムーズに起きて勉強することも難しくありません。
今回は、朝型勉強のメリットや朝早く起きるための方法について解説しています。ぜひ参考にしてください。
勉強を朝にするメリットとは?
勉強を朝にするメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
いくつかみていきましょう。
脳がスッキリと整理されている
睡眠中に記憶が整理されているという話を聞いたことはありませんか?
脳には記憶を一時的にしまっておく領域、「海馬」という部分があります。
記憶をしまうといっても、意識とは無関係に飛び込んでくるあらゆる情報を取っておくと言ったほうが近いです。
収集された情報は一旦海馬に保管され、睡眠中に脳はそれらの情報の取捨選択を行っています。
重要な情報と判断されたものは別の領域に保存され、一方で、不要なものと判断された記憶は消去されます。
つまり、朝一番は海馬が整理されるため、一番海馬の容量が空いていて、夜に近づくにつれ収集された情報によって空きが埋まっていくということになります。
したがって、朝一番の勉強は記憶しやすく、夜遅くなるとともに記憶しづらくなるのです。
時間が限られている
朝の勉強時間は、他の時間帯に比べて限られています。
夕食の時間や就寝時間は簡単に遅くできるが、登校時間は遅くはできないからです。
時間がまだあると思うと、だらだらとして集中できなかったりするけれど、時間が限られていたり、締め切りが近かったりすると、緊迫してより集中することができるということです。
邪魔されにくい
早朝4時とか5時の時間帯の周りの環境を想像してみてください。
家の人を含め、周囲はほとんど寝静まっていて、車通りも少ないですよね。
騒音もなく、空気が一番澄んでいて一日のうちで絶好の環境だと感じます。
逆に、夜の時間帯はどうでしょうか。
テレビは19時からゴールデンタイムが始まるし、深夜番組も面白い番組が多いですよね。
また、友人とLINEをするのはきっと夜が多いです。
したがって、夜は集中を妨げる要素が多く集中しづらいのに対し、朝は集中を妨げる要素が少ないので集中力が高まるのです。
朝は何の勉強をすれば良いの?
朝に勉強すると言っても闇雲に何でもやれば良いってものでもありません。
朝に勉強すると効果的だと言われている勉強をご紹介します。
暗記ではなく、計算問題や文章作成をする
朝は計算問題を解いたり、文章を書いたり、テキストや本などを読んで興味がある分野の知識を深めたりするのに向いています。
メリットのところでも言いましたが、記憶の定着は眠っている間にされるので、単語を覚えるなど単純な記憶作業は夜、寝る前にするほうが向いていると言われています。
思考力を問われる科目、特に理系科目を勉強する
朝は脳が睡眠状態から覚醒状態にシフトするので、ドーパミンやアドレナリンなどの脳内物質が大量に分泌され、午前中は分泌量が多い状態が続きます。
ドーパミンは快感、幸福感を生み出す物質であるため、難しいことや不得意なことでも普段より苦手意識を持つことなく取り組めると言われています。
なので、思考力を問われる理系科目を勉強するのに向いています。
まずは計算問題などをしてから応用問題に取り組んでみましょう。
英語の音読
英語の音読も早朝の勉強におすすめです。
音読は、目・口・耳と複数の感覚を使用するので、脳を睡眠から起こすには効果的です。
音読をすると速読力や読解力などを向上させることが出来ます。
また、英語は継続してコツコツ勉強することが必要です。
毎朝英語の音読をすると決めて取り組むことで、自分自身に自信をつけることが出来ますし、『英語のアウトプットを朝終わらせている』という達成感も味わうことが出来ます!
ルーティーンにしてしまえば、毎朝英語の音読を継続することで相当量の英語を読むことなります。
朝早く起きる方法とは?
朝に起きて勉強することが良いと言われても、そもそも朝早くに起きることが出来ないという人もいると思います。
ここでは、朝早く起きるための方法をいくつか紹介しています。
徐々に就寝時間を早めていく
まずは早く寝ることを心がけましょう。
そしてそのために徐々に寝る時間を早めていくことが必要です。
勉強時間を確保するために夜遅くまで勉強したいと思う気持ちもわかります。たまにはそういう日があってもいいと思います。
ただ、朝早く起きて勉強するという観点で考えれば、夜遅くまで勉強して寝る時間が遅くなることは良いことではありません。
勉強を終える時間をしっかり決めて、毎日決まった時間に寝るようにしましょう。
急に今までの就寝時間よりも2時間も早く寝ることは難しいと思うので、まずはいつもよりも15分、30分早く寝るようにして、徐々に就寝時間を早めていきましょう。
就寝2時間前までに食事を済ませる
寝る2時間前までに夜ごはんを済ませて、そこからはなるべく何も食べないようにしましょう。
寝る時には、食事が消化されている状態が望ましいです。
例えば、22時に寝るとしたら20時までには夕食を済ませるようにしてみてください。
最後に食事をした時間から寝るまでの時間が長いほど、睡眠が深くなり、朝起きやすくなります。
寝る1時間前はスマホを見ない
寝ると決めた時間の1時間前を切ったら、スマホを見ないようにしましょう。
どうしても寝る直前までスマホを見てしまう人もいますが、これは睡眠の質が劇的に下がります。
スマホが発するブルーライトによって、人間の脳が昼間だと錯覚してしまい、睡眠障害を引き起こしやすくなります。
なので、必ず寝る時間の1時間前を切ったら、スマホを見ないようにしてください。
カーテンを開けて寝る
カーテンを開けて寝ることによって、朝に日光が入るようにしておきます。
日光は、睡眠ホルモンであるメラトニンを抑制し、目を覚ましてくれる働きがあります。
少しでも目が覚めた時の睡魔を撃退するために、日光を入るようにしておきましょう。
目覚まし時計を遠くに置いておく
あらかじめ、目覚まし時計を立って止めないといけない場所に置いておくこともおすすめの方法です。
立って止めに行かないといけないので、嫌でも布団から出ないといけなくなります。それによって起きられますよね。
また、それでも止めて布団に戻ってしまうという人は、自分の部屋にある目覚まし時計とは別に、リビングに携帯でアラームをセットしておいて、止めないと他の家族に迷惑をかけてしまうという状況を作ってしまいましょう。
目覚ましの時間の5分後に携帯のアラームをセットしておき、必ず体を起こして止めに行かないといけないプレッシャーを自分で作るようにしてみてください。
エアコンのタイマーを設定しておく
これは、気温が下がり、寒くなってくる秋〜冬にかけて効果を発揮する方法です。
エアコンのタイマー機能を使って、起床時間の1時間〜30分前に暖房が付くように設定しておきます。
そうすれば、起床前に部屋全体がほどよく暖まり、寒くて布団から出られないという恐れを防ぐことができます。
寒くなるとどうしても布団から出られなくなるという人は、ぜひ試してみてください。
朝型勉強で効率的に成績を上げよう-まとめー
朝に勉強するメリットや内容、朝にスッキリ起きる方法についてまとめてきましたがいかがでしたか?
朝型勉強は、はじめは眠くて大変だと思うかも知れませんが、慣れてくるとこちらの方が勉強しやすいという声もたくさん聞きます。良いところも上手に取り入れて効率的に勉強するようにしましょう。
自分の望む進路を実現するためにもちろん努力は必要ですが、闇雲に勉強をするのではなく効率的に学習したほうが、より志望校合格の可能性が高まります。
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