勉強時間を確保したい!長時間集中して勉強できるコツをご紹介します
1日のうちで勉強できる時間をなるべく長く取り、しかもその長時間を集中して勉強が出来たら、納得がいく勉強量を毎日消化することが出来て精神的にも安定します。
しかし、長時間勉強をするということはいきなり簡単には出来るものではありません。
ちょっとしたコツを掴んで、長時間集中出来る習慣を作っていきましょう。
長時間勉強をするメリットとは?
長時間勉強をするとどんなことが利点になるのでしょうか?
3つに分けて解説していきたいと思います。
勉強量をしっかりと確保出来る
何と言っても、勉強量がしっかりと確保出来て、反復演習も可能になります。
例えば、単純に考えて、1日2時間勉強する人と4時間勉強する人とでは消化できる勉強量は全く違います。
倍の時間を勉強に費やしているわけですから、これが毎日積み重なってくれば来るほど勉強量に格段の差が生じることは言うまでもありません。
時間を確保するということは、勉強量を消化していく上で最優先ということになります。
やるべき勉強を1日のうちに消化出来る
1日の学習計画を立てても、時間が足りなくて計画通りに進まず、翌日以降に持ち越し…という経験はありませんか?
次から次へとやるべき勉強が蓄積されてしまうと、学習意欲も半減します。
1日のうちで勉強する時間が長時間確保出来れば、その日の勉強を消化不良にならずにこなすことが可能になります。
集中力を鍛える事が出来る
普段から長時間勉強を習慣づけることで、集中力を鍛えることに繋がっていきます。
小中学校及び高等学校では、45分から50分授業を午前中だけで4コマ繰り返して学習するのが一般的です。
大学の授業になると一気に1コマあたりの時間数は増え、90分授業を繰り返す事になります。
時間が長いからといって集中力が続かない様では、授業を受けることすら弊害が生じるのです。
模試や共通試験、受験に関連する様々な試験も、長時間集中して解かなければなりません。
普段から長時間勉強に慣れているという事が大事な場面で効果を発揮することになるのです。
長時間勉強をするコツ
長時間勉強をするにはどのようなポイントを意識していけば良いのでしょうか?
例えば、8時間勉強する時間が確保出来ても、いつまでもだらだらして集中して取り組めなかったり、いきあたりばったりの勉強をしていては、「質の悪い長時間勉強」になってしまい、意味がありません。
ここで言う長時間勉強というのは、「質の高い集中した長時間勉強」という事です。
少しでも、1日の勉強時間を長く効果的に使いたい!そう模索する人の参考になればと思います。
それでは、勉強する時のコツを3つに分けてご紹介します。
その日1日の勉強スケジュールをしっかり組み立てる
1日の勉強スケジュールを立てましょう。これは必ずやっていただきたい事項です。
「何となくだけど…うーん、今日は英語と数学をやろうかな」
こういった意識はなるべく避けましょう。
何となく考えて始めた勉強は「何となく」終わってしまいます!
例えば、「本日のやること」と題して、紙にやるべき勉強を書き出していきます。
書き方は、できるだけアバウトにならない事です。
「英単語を何語覚える」「国語の文章題を大問2問解く」「数学の参考書の○ページから○ページまでやる」等という様に書き出していきます。
次に、大体の所要時間と実際の時間を付け加えます。
09:00~09:30 英単語を何と語覚える(約30分)
09:40~10:40 国語の文章題を2問解く(約1時間)
10:50~12:00 数学の参考書を○ページ~○ページまで解く(約1時間10分)
このようにして学校の授業のようにやるべき内容を時間と共に細分化していくのです。
このスケジュールの組み立てがしっかりと出来れば、あとは時間の流れに沿って進めていくだけです。
注意して頂きたいのは、スケジュールをパンパンに詰め込みすぎないこと。
思った以上に時間が多く取られてしまったという科目があった場合、その後の時間が全て狂ってしまうと急にやる気が失われてしまい、スケジュールを立てた事が逆効果になりますので注意が必要です。
休憩時間をしっかりと取る
上述の勉強タイムスケジュールを見てお気づきな点はありませんか?
まとまって勉強をした後に、必ず10分ブランクを設けています。
授業を時間同様、一定時間集中して勉強した後には必ず休憩時間を取りましょう。
その時間にお手洗いを済ませたり、飲み物を飲んだり、軽いストレッチをしたりして次の勉強に備えます。
休憩は、頭や体を休めるだけでなく、次の勉強の集中力を保つ為の準備時間でもあります。
休憩をしっかりと取ることで集中力を回復させることが可能です。
勉強科目をこまめに変える
教科に偏りがないのも集中力を切らさないポイントです。
ずっと数学、ずっと英語…というよりも細かく教科を割り振り、飽きが来ない勉強の流れを作ることが大切です。
得意科目と苦手科目を交互に組み合わせてスケジュールを作って行くのも得策です。
自分を飽きさせない工夫が大事
なぜ長時間勉強が出来ないのか、考えたことはありますか?
そもそも飽きっぽい性格の人は何をやっても続かないと言いますが、長時間勉強も同じです。
勉強に飽きてしまうから、長時間保たないんだということを前提に考えてみると、どうしたら長時間もたせることができるのかを工夫してみましょう。
例えば、勉強する教科を変えてみたり、場所を変えて、カフェや図書館へ足を運んでみたり、参考書のページを飛ばして単元毎にランダムに解いてみたり。
自分で工夫しながら勉強していくだけでも徐々に勉強時間は伸びてく傾向があります。
朝型に変える
皆さん、朝は何時頃起床していますか?
夏休みは睡眠時間がたくさん取れる!と言って、朝10時くらいまで寝てしまう…これは非常にもったいないです!
例えば、遅くても朝の7時までに起床すれば、8時から勉強を開始しても約4時間は勉強時間を確保できます。
昼食を食べて少し休憩したとしても、午前中既に4時間勉強しているので、午後のタイムスケジュールがぐっと楽になるはず。
しかも、いつも夜型の人が朝型にシフトチェンジ出来るのは、朝型寒い冬よりも圧倒的に夏の法が目覚めやすいので、夏休みは朝型に切り替える絶好のチャンスです!
桜凛進学塾講師も、長時間勉強のコツをYouTubeのショート動画で配信していますので是非参考にしてください。
【1日10時間以上勉強するコツは?】
ポモドーロテクニックをご存知ですか?
ポモドーロテクニック、この言葉を聞いた事はありますか?
イタリアのフランチェスコ・シリロによって考案された、時間管理術の一つです。
どのような管理術なのか、簡単にご紹介したいと思います。
ポモドーロテクニックの実践方法
ポモドーロテクニックとは時間管理術の1つで、一般的には25分の作業と5分の短い休息を取り、1セットと見なします。
このセットを、イタリア語で「トマト」を意味する「ポモドーロ」と言うそうです。
これを4セット(2時間)毎に30分の休憩という具合に繰り返します。
作業時間を区切り、1ポモドーロの間に自分で決めた勉強を終わらせるという意識を持つことで集中力を鍛えます。
集中力は休憩時間にまた復活させることが出来るので、1日の中で集中力が高い時間が増えて、結果として生産性が上がるのです。
このテクニックはタイマーを使って規則的に時間を区切っていく為、慣れるまでは焦りを伴うこともありますが、こういった時間管理術も参考にしながら、日々の集中力を高めていけると良いと思います。
まとめ
長時間勉強は簡単に出来るものではありませんが、日頃のスケジュールをしっかりと立てて、休憩を上手に取り入れながら集中力を切らさない様にする事を意識していけば、次第に長い時間勉強に費やせる事が出来ると思います。
最初から長時間勉強!と意気込んでしまうと疲れてしまうので、少しずつコマ数を増やして行ったり、ぎっしりのスケジュールを組まないように余裕をもった時間配分を考えたりしてみたりと、工夫しながら、勉強時間を長時間確保出来る習慣を身につけていきましょう。
桜凛進学塾では、毎日無料相談を行っております。
「自分のスケジュールの立て方が実は非効率なのかな?」
「どうしても長い時間集中力をキープ出来ないな」
そう感じている方、実は勉強方法自体に問題が隠れているのかもしれません。
桜凛進学塾の講師陣が、こういったお悩みの原因を一緒に探り、最も効率が良い勉強方法をお伝えします。
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