家で勉強に集中できない理由とその対処方法についてご紹介します
学校や塾だと集中して勉強出来るのに、どうして家だとなかなか集中して勉強することが出来ないのか…悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
家で勉強できない人に共通している理由がいくつかあります。
対処法もそれぞれご紹介しますので、思い当たる共通点を改善し、家での勉強時間を有意義なものにしましょう。
家で集中できない主な理由
家で勉強することが出来ないと思っている人たちの主な理由を挙げていきたいと思います。
主に4つの理由
以下の4つの理由に心当たりはありませんか?
- スマホやテレビ、漫画等の誘惑が目に入る場所にある
- 家で勉強するところという認識がない
- 家族の目しかないので勉強する姿勢が崩れる
- 予定を立てずになんとなく勉強する
自分が家で勉強する時に、以上の4つのどれかが理由として考えられるとしたら、対処法をご紹介しますので是非実践してみて下さい。
他にも、家族が出す音が異常に気になってしまう、なかなか勉強する机に向かえない等、人によって様々な理由があると思いますが、ここに挙げた4つの理由どれかには当てはまる傾向が高く、しかもこれらはちょっとした工夫で改善しやすい理由です。
家での勉強を諦めてしまう前に、一度自分の勉強環境を振り返ってみてください。
4つの理由とその対処法について、一つづつ細かく見ていきたいと思います。
色々なものが目に入る
家だとありがちな傾向です。
特に、スマートフォンやテレビ、漫画等の誘惑が家には沢山あります。
最近では、勉強できない理由の一つに、スマートフォン依存が挙げられています。
勉強前や勉強中についついスマートフォンに手が伸びてしまい、LINEをチェックしたり、Instagramを見たり、YouTubeを見始めてしまったらなかなか切り上げることが出来ずにダラダラと…ということにもなりかねません。
更に、環境が家となると、学校や塾等の社会生活の場よりも自由度が高くなり、スマートフォンを見続けたり、少し休憩と言ってテレビを見たり、寝っ転がって漫画を読み始めたり…
これだけ規制のない環境が家なのです。
自分を律しないと、目に入る様々な誘惑に負けてしまうことが容易に想像できます。
対処法
『色んなものが目に入る』事への対処法は、『色んなものが目に入らないようにする』という事です。
対処法は非常にシンプルなのですが、自分の意志で、自分に誘惑となる物を目の前から撤去する為、自分自身に『家でもきちんと集中するぞ』という意気込みがないと撤去は難しいと思います。
勉強環境には、勉強に関する物しか置かないように、他の余計な物は目に入らない所へしまう、という作業をしてみましょう。
親に片付けてもらうのではなく、自分で片付けることが大事です。
勉強する場所という認識がない
家は勉強する場所ではない、と思っている人にとっては、学校や塾のような集中力を家でも維持して勉強することは非常に難しいです。
例えば、学校という環境下において、
休み時間にベッドへ横になる、だったり、テレビを見る
という選択肢はありません。
家だと、勉強以外の生活時間がある為に、それが勉強時間と交ざってしまったり、逆に、生活時間がメインになるので勉強モードに全くならない、すぐ眠くなって睡眠体勢に入ってしまう、という事が生じます。
対処法
家=勉強する場所
という認識がない人は、まず、家の中に勉強専用スペースを設けてみましょう。
部屋の一角で構いません。
机と椅子、照明のみのシンプルなスペースで、『この椅子に座ったら必ず勉強する』という環境を作ります。
更に、家での勉強は科目を絞るというのも方法として挙げられます。
そもそもの家での勉強が集中出来ずに悩んでいるわけですから、ハードルは低めの設定で、例えば『家での勉強は英語のみ』と限定してみるのです。
英語は家で勉強する、これだけ意識するだけでも、家にいる時間で英語を勉強しないと勉強時間が確保できないわけですから、必然的に『家で英語の勉強をする』という意識が生まれます。
慣れてきたら2教科に増やす等して、段階的に家の勉強時間を確保していく状況を作りましょう。
『学校や塾で勉強に集中しているので、家では勉強はしない』と決めている人もいるかもしれません。
その場合は、外的環境下(学校や塾等)で、予定している勉強を全てクリアしている必要があります。
家では全く集中出来ないから勉強をしない、という人も、30分でも良いので家時間を割いて復習に充てて見て下さい。
定着度が変わってきます。
姿勢が崩れる
勉強姿勢は集中力に大きく影響を及ぼします。
姿勢が崩れていると、血液循環が悪くなり、脳が活性しなかったり、身体を支える時に余分な負荷がかかり、疲労が溜まりやすくなるのです。
膝を立てて椅子の上に足を乗せながら勉強をしていませんか?
首を垂れて、ノートと顔が必要以上に近づいていませんか?
背筋がまるまっていたり、背もたれに寄りかかった状態で椅子に座っていませんか?
家での姿勢を意識してみましょう。
対処法
背筋を伸ばして椅子に深く座る事を心がけましょう。
斜め座りや足組み、猫背になりがちな姿勢から、床にかかとをつけて真っ直ぐに座る姿勢に直すだけでも効果があります。
姿勢は普段の習慣が露呈してしまう為、治しづらいと思いますが、日々少しの意識で構いません。
背筋を伸ばして座る時間を少しずつ長く出来るようにしましょう。
なんとなく勉強する
学習計画があるのとないのとでは効率が格段に違ってきます。
毎日、家でなんとなく勉強をしていても、なかなか集中力も上げる事は出来ません。
その日の気分で教科を決め、教科書を開き、時間も区切らずダラダラと勉強するクセがついてしまうと、家での勉強は益々はかどらなくなります。
対処法
一週間単位の勉強計画を練ることです。
家での勉強計画なので、時間は限られると思います。
英語の長文読解を毎日一問計画に組み込んでみたり、苦手科目の復習に時間を割いたり、あまりやることを詰めると三日坊主で終わってしまうので、最初は時間や難易度には余裕を持って計画を組んでみましょう。
自分が一週間でおおよそどのくらいのボリュームがこなせるのか、暫くは試しながら、勉強量は調整しましょう。
家での勉強に慣れていない場合、最初は苦痛に感じてしまうこともあると思いまずは、『これだけは集中して短い時間で終わらせよう』という目標がクリアできる程度の勉強量から始めましょう。
家で勉強できないのは甘えでもなんでもない
家で勉強が出来ない=自分はだめだ
なんて思う必要はありません!
上記に掲載した様に、家の中には『○○し放題』な理由がゴロゴロと転がっているのです。
◎娯楽(漫画、テレビ、スマホ、ゲーム、趣味等々)に触れたい放題
◎布団やソファーで休みたい放題
◎家族以外の目がないので好きなことし放題
◎食事や入浴等、生活の時間も家にはあるので、逃げたい放題
どんな人でも、家での勉強はなかなかはかどらない…と感じたことがあるはずです。
『自分は甘えてる』『自制することが出来ない人間なんだ』と卑下する必要はありません!
逆に、家での勉強メリットは、やはり、移動時間の短縮や費用がかからない、他人に影響されないので自分の好きなように勉強できる点です。
家という環境を上手に利用する為の方法を参考にして下さい。
それでも、家ではどうしても…といった場合は、思いきって外で勉強に集中出来る環境を一時的にでも探してしまいましょう!
逆に外を経験したことで、『たまには家でゆっくりしながら勉強しようかな』という意識が芽生える事もあります。
まとめ
家で勉強に集中できるという事は、場所の移動時間を短縮出来たり、直ぐに勉強に取りかかれたり、勉強時間を増やすのに非常に有効です。
勉強は1日にして成らず、なので、毎日少しずつでも家で勉強している人とそうでない人とでは受験日までの積み上げた勉強量が違ってくるのは言うまでもありません。
家で勉強が出来る、集中出来るということは非常に有効な武器になります。
『自分は家だと集中して勉強できない』と思っている人でも、少し見方や意識を変えてみると、意外と自宅学習が苦にならないという場合が多々あります。
試せるものや、納得いく方法を見つけて毎日の勉強に取り入れてみましょう。
桜凛進学塾では、勉強に関する様々なお悩みを解決するためのを行っております。
例えば、今回のテーマである『家での勉強』も、何をどのように、どれかた取りかかれば良いの?と疑問に思う人は、是非無料相談を受けて、自分に最適な勉強方法を知りましょう。
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