【勉強法】効率のいい勉強時間帯は?時間帯毎にやるべき科目も紹介!
学生の皆さんの中でも、勉強を効率よく行いたいと思っている方も多いかと思います。
この記事では、そんな効率に焦点を当てて、勉強するのに最適な時間帯、さらに効率を上げる勉強法についても解説していきたいと思います。脳の働きや、限られた時間をいかに有効活用するか、考えるきっかけにして頂けたら良いと思います!
脳の一日の働き
まず初めに脳の一日の働きはどのようなものなのか、見ていきましょう。
勉強をする上で、脳の状態を理解することは非常に重要なので、ここから話していくことは必ず忘れないようにしましょう。
朝~午前中
まず一日の始まりである朝ですが、この時間帯は「一日の中でも特に頭が働く時間帯」と言われています。
その理由として睡眠をとったことで脳が休まって、一番リフレッシュした状態だからです。
さらに朝食前の空腹感は、記憶力の向上にも繋がると言われているので、やはり勉強に最適だと言えます。
昼~夕方
次に、昼〜夕方です。
特に昼過ぎは、眠気を強く感じることも多いのではないでしょうか。これには脳の働きが強く関係しており、午前中に比べて活発では無くなっていることが原因に挙げられます。
食事をとることで血糖値が上昇すると、その上がった血糖値を下げるために、体内でインスリンと呼ばれる物質が分泌されます。特に、普段よりも糖質が高いものをとってしまうと、血糖値がかなり上がってしまうので、インスリンがその分多く分泌され、血糖値が一気に下がります。
こうなると、脳のエネルギー源である糖が脳へ行き渡らなくなり、活発な働きが出来なくなってしまうのです。
ですが一方、午後はやる気が上がるドーパミンやアドレナリンの血中濃度が高まるので、勉強は午後の方が捗りやすくもなると言われているので、この時間帯もしっかり勉強に充てていく必要があります。
夜
そして、夜です。
学校がある日は特に身体、脳共に疲れているので、集中力や勉強のやる気も上がらないのではと感じる方も多いかと思います。ですが、この時間帯は様々な考えや、アイデアが生まれやすい時間帯なので、一日の中でもクリエイティブ的な問題を解く時に最適です。
さらにこの後でも話すように、暗記ものを解くのもお勧めです。
時間帯毎のやるべき科目
ここまで脳の一日の働きについて焦点を当てて解説してましたが、ここからはそれぞれの時間帯毎でやるべき勉強について話していきたいと思います。
朝~午前中
まずは朝に行うべき科目ですが、まだ起きたばかりなので頭が働きづらくなることも考慮して、数学、理科というような理系科目を中心に勉強していきましょう。こういった科目は特にひらめき等が求められるので、一日の中でも脳が働きやすくなるこの時間帯に行うのが最も適切です。
ですが、頭も働かないうちに難しい問題を解いてもあまり意味がないので、起きたばかりの時点では、ウォーミングアップも込めて基礎問題から解いたうえで、少しずつ問題の難易度を上げていきましょう。
他にも英語の音読も行うのもお勧めです。声に出していくうちに頭も目覚めていくので、是非行ってみるのをお勧めします。
昼~夕方
そして昼〜夕方にかけてやるべき科目として、思考力だけでなく持久力も問うような科目を勉強していくと良いでしょう。先程話したように、ドーパミンやアドレナリン等のやる気が上がる物質が体内で分泌されやすい時間帯なので、国語や英語、さらには日本史や世界史というような社会系科目を勉強することをお勧めします。
この時間帯は暗記ものに充てるよりは、ひたすら長文読解をしたり、何か論述問題を解くのに適しているので、難しい問題を解く時間に充てましょう。
夜
そして夜ですが、先程話したように夜はかなり疲労も溜まっている時間帯なので、思考力や持久力を使うような科目とは異なる科目を勉強しましょう。
なのでこの時間帯に行うものとして、暗記系の勉強がお勧めです。特に英単語や古文単語、世界史、日本史の一問一答、さらには理系科目の暗記分野などを中心に勉強していくと良いでしょう。
寝る直前に勉強したことは頭に入りやすいとも言われているので、この時間を無駄にしないようにしましょう。
効率を上げる勉強法
最後に勉強の効率を上げる勉強法として、3点のポイントを解説していきたいと思います。前述してきたような勉強法に加えてここから話すことを実践することで、成績を一気に上げることも可能なので、是非意識してみて下さい。
生活は朝型に
まずは生活面ですが、朝型の生活にしましょう。特に今まで夜遅くまで勉強する、夜型のタイプだった方は、今日からでも早く寝て早く起きるという朝型の生活習慣に変えましょう。
こうすることで、朝から脳を最大限働ける状態にすることが出来るので、一日のスタートを上手く切ることが出来るようになります。
スキマ時間を活用
そして2点目が、「スキマ時間」を有効的に使うということです。
勉強が出来る時間は、決して机の上だけではありません。通学中や授業合間の休憩時間、さらに早く起きた時間など、ほんの少しの時間だとしても、それが積み重なれば何百時間にもなります。
こういった少しの時間でも無駄にせず、単語帳や参考書を見直す時間に充てて、少しでも勉強時間を増やしていきましょう。
音読を効果的に行う
最後に「音読」を効果的に行うようにしましょう。
特に勉強するやる気や、モチベーションがかなり低い時には、とりあえず教科書や参考書を音読する癖をつけましょう。
こうすることで脳が刺激されて勉強のやる気も上がり、さらに音読をした部分は記憶に残りやすいとも言われています。とにかく音読にはメリットしかないので、今からでも行ってみましょう。
まとめ
ここまで話してきたように、勉強を上手く効率化させるためには、勉強時間帯や勉強法を工夫していくことが重要なので、今日お話ししたことから行ってみましょう!
桜凛進学塾では皆さんそれぞれの科目の効率の良い勉強法をお伝えします。
オンライン授業でも、それぞれの方に合った丁寧な指導をしていきます。
自分の望む進路を実現するためにもちろん努力は必要ですが、闇雲に勉強をするのではなく効率的に学習したほうが、より志望校合格の可能性が高まります。
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