【受験勉強】勉強を計画的に進めるタイムスケジュールの組み方とは?

受験勉強も本格的に始まってくるとどうやって勉強の計画を立てていこうか、気になる方も多いのではないでしょうか。この記事ではそんな勉強を計画的に進めるタイムスケジュールの組み方を解説します!

 

受験生になると、受験勉強は計画的に行っていきたいという方も多いかと思います。

この記事では、勉強の計画を立てる前にすべきこと、タイムスケジュールの組み方、さらに重要なポイントまで解説していきます。

是非受験勉強をする際の参考にしてください。

 

勉強計画を立てる前に

最初に、勉強計画を立てる前に意識するべきことを2つ解説していきます。スケジュールを組む前には、是非この話を思い出してから組むようにしましょう。

 

これからのゴール地点を把握

最初に意識してほしいのが、現在の状況から志望大学までどのくらい差があるかということになります。

計画を立てる上でゴール地点を先に決めておくことで、自分の合格までにはどのくらい何を勉強をするべきかが分かってきます。

 

まずは過去問を解くところから始めましょう。この時点では全然解けてなくても大丈夫です。

ここでどこが足りないのかどこが出来ているのかを把握して、ゴールまでの勉強内容を逆算していきましょう。この時、それぞれの大学の問題傾向も掴んでおくことが大切です。

 

今のレベルを確認

ゴールまでの差を知るうえで、自分の実力がどれくらいなのか把握することも大事です。

 

今の自分の学力を知るうえで、模試のテストの結果を参考にすると良いでしょう。

同じ大学を受ける他の受験生たちの中で、自分がどのくらいの立ち位置にいるのかがはっきり分かります。

 

さらにこの模試の結果からは自分の弱点科目や得意科目も分かるので、そこから何を伸ばすべきか、どの科目に時間をかけるべきか決めることもできます。

 

タイムスケジュールの組み方

それでは具体的にタイムスケジュールはどのように組んだらよいのか、ポイントごとに解説していきます。ここで解説する流れ、例に従って組んでみましょう。

 

大まかな・細かなスケジュールを作る

最初に、大まかなスケジュールを組んでいくところから始めましょう。

 

受験勉強の計画の立て方として、年間 月間 習慣 一日・・・というように段々と大まかなスケジュールから細かなスケジュールへと変えていくことが重要です。

 

大まかなスケジュールの例としては、「基礎固めや苦手潰しは○○月までに終わらせる」

のように大雑把に組むのが良いでしょう。

 

そして細かなスケジュールの例として、自分の日常生活を振り返って、勉強時間をどこに組み込んでいくか考える必要があります。

「学校から帰宅した後は、○○の科目を△△時~△△時まで勉強」

「お風呂・夕飯の後には××の科目の教科書を2周して基礎を固める」というように、

自分の生活リズムに沿ってタイムスケジュールを組んでいきましょう。

 

得意教科と苦手教科でかける時間を変える

そして得意教科と苦手教科でかける時間を変えるという点も重要です。

 

受験生にもなると時間はかなり貴重なので、効率的に使っていくことが重要です。

その為にも苦手教科には多く時間をかけて、得意教科は割合的に少なめに勉強することをお勧めします。

 

苦手教科はしっかり勉強することで、一気に点数も大きく伸びる可能性を秘めているので、成績を上げるためにも、たくさん時間をかけていきましょう。

得意教科は、苦手科目等の勉強に疲れた時のリフレッシュとして行うと良いでしょう。

 

無理のないスケジュールにする

そして無理のないスケジュールにするという点も忘れてはいけません。

「たくさん勉強しなきゃ」と言って、勉強をスケジュールに詰め込む方もいますが、結局やりきれなくて、勉強自体頓挫してしまう方も多いです。

 

なので長い目で見て、現実的に達成できそうなスケジュールを立てていくことが重要です。

事前に立てていた計画より早く勉強が終わってしまったら、また内容を修正すれば良いので、睡眠時間を削ったスケジュールや、いつもの数倍くらいの勉強量を盛り込んだスケジュールを作るのは止めておきましょう。

 

覚えておくべきポイント

最後に勉強スケジュールの組み方にプラスして、重要なポイントを解説していきます。

これらのことも踏まえたうえで、勉強のタイムスケジュールを組んでいきましょう。

 

勉強時間ではなく勉強量

勉強時間ばかりに拘って、「一日8時間、9時間の勉強をする」というような時間を

意識したスケジュールを立てる方がいますが、こちらの方法はあまりお勧めできません。

 

というのも「ただダラダラ過ごして8、9時間経っただけでも勉強をやり切った」と考えてしまうことがあり得るからです。

 

勉強は「どれだけ理解して、自分の知識にすることが出来たのか」が重要なので、なるべく勉強量を意識したスケジュールを作りましょう。例としては

「教科書の○○部分を3週」「春のうちに○○の参考書を終わらせる」といったものが挙げられます。

 

復習をする日を入れる

そして一週間の中には、勉強の復習をする日を入れておくことをお勧めします。

脳神経科学の専門家による忘却曲線に基づく理論では、

復習は、

①一回目は勉強をした翌日

②2回目はその一週間後

③3回目は上記の2週間後

④4回目は1ヶ月後

⑤5回目は2ヶ月後

と言われています。

しかし、これを受験勉強中に実践しようとすると、なかなか手が回らない…というのが現状でしょう。

例えば、『翌日と1週間後だけは必ず見直しをする』『自分が自信のないところをマーカーで印をつけておき、そこを優先的に復習する』といったように、条件を絞って復習する事が大切です。

間違えた箇所や理解できずに苦しんだ部分こそ、復習という時間を設けて記憶に定着させる事が出来ます。スムーズに出来た箇所は意外と忘れやすかったりするのです。

せっかく時間をかけて勉強し得た知識を、より自分の記憶として定着させる為にも、「定期的な復習」は重要です。一週間の中で一日、または数時間でも良いので、これまで勉強したことの復習に充てる日を必ず作りましょう。

 

復習を忘れてしまうと、せっかく勉強をうまく進めていても、何日か経ったら「やった内容を全然覚えていない・・・」なんてことになりかねません。なので「復習」は忘れずに行いましょうね。

 

まとめ

勉強のタイムスケジュールの立て方をここまで解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

ここで述べてきたことを踏まえて、計画を立てることで皆さんの勉強効率も上がること間違いなしですので、今からでも実践してみましょう!

 

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