【勉強時間】受験生へ~1日にやるべき勉強時間と計画の立て方とは?
自分以外の受験生はどのくらい勉強しているのか気になる方も多いかと思います。ここでは、一日の平均勉強時間(平日、休日)を現役生、浪人生別に解説していきます。さらには受験生が意識するべき計画の立て方もお話しします。自分の勉強時間を客観的に分析してみましょう。
平日の勉強時間
最初に、受験生の平日の勉強時間について焦点を当ててお話ししていきます。現役生、浪人生別にご紹介していくので、今の自分の勉強時間と照らし合わせてみて下さいね!
現役生
先にお話ししますが、平日の勉強時間においての現役生と浪人生の差は大きくありません。
データでみると、割合として「4~6時間未満」が一番大きいです。
思ったより短いと感じる方もいるかと思いますが、高校3年生の方だと部活を引退するまで後輩を指導したり、他にも何か成績を残さないといけない大会などもある場合、勉強の為にまとまった時間がとりづらい傾向があります。
そして次に大きい割合が「12時間以上」で、一日の半分もの時間を勉強に充てている方も、皆さんの中にはいます。
その次に「10~12時間」「6~8時間」という順なので、少なくとも平日だと4時間以上は勉強をしている学生が多いことが分かります。
まとめると
現役生
4時間未満 8%
4~6時間 42%
6~8時間 11%
8~10時間 8%
10~12時間 12%
12時間~ 19%
浪人生
次に、浪人生の平日の勉強時間になりますが、先ほど話したように現役生と差異はありません。
データでみると一番大きい割合は「4~6時間」と、現役生の割合とデータが変わっていないことからも、この時間を目安に勉強時間を設定すると、受験生の平均的な勉強時間は確保できるかと思います。
その次に「12時間以上」「6~8時間」という順番になっています。
一つ現役生と異なる点として、浪人生は10時間以上学習している割合が少し多いので、やはり「浪人生は生活の多くの時間を勉強に割いていく必要がある」ことが分かります。
浪人生
4時間未満 6%
4~6時間 45%
6~8時間 14%
8~10時間 7%
10~12時間 10%
12時間~ 18%
休日の勉強時間
次にお話しするのは、現役生・浪人生別の休日の勉強時間です。
先程話したように、平日の勉強時間の割合では、現役生と浪人生に大きな差はありませんでしたが、休日では平日の場合と比べて、異なる点があるのです。
現役生
先程に比べて、現役生の休日の勉強時間では、「10~12時間未満」の割合が一番大きいです。
その次に「12時間以上」の割合が出ていることからも、現役生ではかなり多くの方が「10時間以上」の勉強をしていることが分かります。
さらに割合的に「6時間未満」の人もいない為、やはり平日と休日では勉強時間にメリハリをつけて、本気で勉強している学生が多いことが分かります。
現役生
4時間未満 0%
4~6時間 0%
6~8時間 18%
8~10時間 9%
10~12時間 37%
12時間~ 36%
浪人生
次に浪人生ですが、こちらも「10~12時間」の割合が一番大きいことが分かります。
さらにここから分かるように、10時間以上勉強している人も「58%」もいて、休日に全力を出す浪人生が多いことが分かります。
そして現役生とかなり違う点もあります。
それは10時間未満の割合が現役生よりも多いという点です。ここからも浪人生と現役生の生活リズムの違いや、勉強の手を休める日を休日に設定している浪人生がいることが推測されます。
浪人生
4時間未満 7%
4~6時間 4%
6~8時間 4%
8~10時間 27%
10~12時間 31%
12時間~ 27%
ここまで平日・休日の平均勉強時間を見てきましたが、いかがだったでしょうか。
ここまでのデータを見て、「少なくとも何時間は勉強をしよう」「今のままだと勉強時間が足りていない・・・」と思ったら、まずはその時間を目標にして計画を立てていきましょう。
次からは、その計画の立て方について説明していきます。
計画の立て方
ここまで平日・休日の勉強時間についてお話ししてきました。
ですが皆さんの中には「10時間も勉強できない」「長時間勉強が辛い」と感じている方も多いかと思います。
特にそういった方は、ここで紹介する計画の立て方を実践してみることをお勧めします。
具体的な目標を設定する
勉強がつらいと感じている方の中には、「目標が無いまま勉強をしている」方も多いのではないでしょうか。
ゴールが無いと勉強を続けるのはかなり大変ですし、モチベーションも続かないので、最初に目標を設定しましょう。
まずは「志望大学」を決めて、その次に「1か月~3カ月単位の目標」を立てましょう。
「この月にこの参考書を終わらせる」など、その志望大学に行くまでに必要なこと、達成しなければいけないことを明確にしておくと良いでしょう。
その後に「1か月~3カ月単位の目標」を「一週間ごと」、「一日」と段々と細分化していきましょう。この時、万が一達成できなかった日の為に、勉強の予備日を作っておくことをお勧めします。
勉強量で計画を立てる
そして次に意識してほしいのが、勉強量で計画を立てるということです。
確かに勉強時間も指標にはなりますが、「勉強をグダグダやって10時間」、「やるべき目標を片付けて8時間」だったら、後者の方が効率が良いのは明らかかと思います。
なので「○○月までに○○の参考書を終わらせる」というように、やるべきことを決めましょう。
自分の勉強のペースが分かってくると勉強量も次第に増えて、その分勉強時間も自然と増えていくことかと思います。勉強時間を第一に計画を立てるのではなく、あくまでも勉強量重視で計画を立てていきましょう。
まとめ
受験生にとって、勉強時間は受験勉強をどれだけやったのかという分かりやすい指標になるかと思います。
ですが先ほど話したように、その時間をいかに効率よく使うことが出来たのかのみが重要なので、そればかりに囚われないようにしましょう。
ここまで挙げたような計画の立て方も参考に、勉強頑張っていってくださいね!
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