スピードが決め手!受験を制するスピード力とは何かを掴もう!
『勉強力はスピード力』という活字をご覧になって、何か思い当たることはありますか?
勉強は丁寧に時間をかけてやった方が良いと思うけど?
スピードを重視したら定着率が悪くなりそう…
色々と思うところがあるかもしれません。
受験日までのカウントダウンは今正に時を刻み始まっています。時間が減っているのです。
何故スピードが大事なのか、どうしたらスピードを上げた勉強が可能になるのか、具体的に探っていきたいと思います。
何故スピードが大事?
まず、何故スピードが大事なのか?
その理由を2つご紹介します。
大学入試までのカウントダウンは始まっている
中高一貫校、もしくは高校に入学してから、大学入学試験までの期間はみんな同じ時間軸で限られています。
6年、もしくは3年という年月をかけて大学受験に向けた勉強が毎日続いていくので、時間は日々削られていきますが、年単位の時間軸だとなかなかスピード感を意識するという事には至りません。
それが逆に盲点なのです。
何度もお伝えしますが、大学入試までのカウントダウンは始まっています。
時間が減っていくのです。
さあ、減っていく時間をどのように使っていますか?
『明日やればいいや』『長期休暇中にやればいいや』なんて後回しになっていませんか?
まずは『入試までの時間が減っている』意識を持ちましょう。
1時間で終わる勉強が2時間かかる
例えば、学校から出された課題が、集中すれば1時間で終わるだろうと予測していたのに、ダラダラとスマートフォントをいじりながら取り組んでしまい、倍の時間がかかってしまった、という経験はありませんか?
小学生によくある話ですが、宿題をやっているのに、消しゴムで消した後の消しカスを集めはじめて練り消し作りに勤しんでしまい、なかなか宿題が終わらない…なんていうこともよく聞く話です。
これを毎日積み重ねてしまうと、無駄になってしまった時間はどのくらい膨大なものになるのでしょう!?
心当たりがあるという人は、危機感を感じて修正する必要性があります。
得点が取れない人の共通点
塾や学校で行われる模試の得点が思うように取れていない人にはある共通点があります。
2つご紹介します。
時間感覚の欠落
答案を作成する時に『時間が足りずに最後の問題が殆ど空欄』『最初の英文読解に時間がかかり焦りでミスを連発』等、試験時間の配分が上手く出来ていないというのが特徴として挙げられます。
模試は問題量も多く、長文や現代文もボリュームがあり、自分で時計とにらめっこしながら時間をコントロールしていくことが大事です。
得点が取れない人は、この時間配分が最大の盲点となっています。
基本的な処理力の不足
なぜ、時間が足りなくなってしまうのか?
それは、基本的な処理能力の欠落です。
基本的な処理能力というのは、例えば、
- 計算が遅い
- 英文が読みきれない(単語や熟語がそもそも分かっていない)
- 問題をきちんと丁寧に最後まで読めない(聞かれていることが明確に把握できない)
等が挙げられます。
基本が分からないと解答を導くのに時間がかかるのは至極当然です。
スピードを上げるには
では、どうしたらスピードを上げて勉強が出来るのでしょうか。
勉強スピードはなかなか上げることは難しい…と思いがちですが、そんなことはありません。
今回は3つに絞ってご紹介しますので、どれか1つでも実践することから始めて、それを継続する習慣をつける努力をしてみましょう!
問題は時間を区切って臨む
問題集を解くときに、ただやみくもに一番からつらつらと解いていませんか?
今取り組んでいる問題集が1ページどのくらいの時間で解けているか把握していますか?
本番の入試も模試も、問題を解くのには時間が限られており、その時間で解答しなければいけません。
日頃から、初見の問題に10分以上は時間をかけない、分からなくても10分で切り上げて解法を見る、というスピード感を意識してください。
分かるまで考えようとして一問に30分近くかける必要がないということです。
10分考えて分からない問題は、1時間考えてもひらめく事はほぼありません。
解法を見て理解する時間を割いた方が懸命です。
この方法は、模試や入試等の限られた時間というプレッシャーの中で答えを出す訓練になります。
計算力を上げる
高校生になると、計算力をつけるという事から離れてしまいがちですが、計算外が遅い人はテストのケアレスミスが多いという傾向があります。
小学校や中学校では計算や漢字を毎日を練習するという日課が学校から課せられている事が多いのですが、高校生になるとそのような課題からは疎遠になりがちです。
ここは自分で毎日一定の計算問題量を決めて取り組むことをおすすめします。
朝学校へ行く前の10分間で取り組める量を決めても良いと思います。
計算は、やらなければスピードは上がりません。
計算力がつき、ミスもなくなると思えばやるしかない!です。
計算も問題演習同様タイムを計りましょう。
ダラダラと解くことがないように意識してみましょう。
暗記項目を先に手掛ける
暗記項目がしっかり押さえられていなければ、そこから発展する応用問題が解けるはずがありません。
単語が分からずして長文の内容は把握は出来ませんね。
勉強の手始めは、『暗記事項の徹底的な定着』です。
基本事項の暗記は演習問題時間の短縮に直結します。
演習問題の最中に『これってどういう意味だっけ?』とわざわざ辞典を開いて調べたり、『この公式って何だったっけ?』と教科書を探してみたりする時間が圧倒的に減ります!
勉強スピードを上げる為には暗記が先決と覚えておいて下さい。
勉強量と勉強時間は比例しない
勉強時間が長いからといって、勉強量が多くなるというわけではありません。
勉強量=勉強時間
にはならないのです。
同じ勉強量なら、断然時間は短い(かからない)方が効率が良いのです。
長時間机に向き合っているわりには頭の中に詰め込んだものが少ない、頭を使わずただの写し書きをしていただけ…では、せっかく時間を無駄にすることになります。
短い時間で同じ勉強量
同じ勉強量であるならば、短い時間で終わらせることが出来れば良いのです。
例えば、問題集10ページを一時間で終わらせる人と30分で終わらせる人とでは後者の方が効率よく、スピード感があります。
勉強量を増やすには、短い時間でできることを増やさなければなりません。
だらだら勉強する一時間より、集中している30分方が有意義なのは言うまでもありません。
1日の勉強量を決め、その量短い時間で終わらせる意識を持ってみましょう。
まとめ
スピードといっても、『参考書の何ページまで進んだ!』とか、『先取り学習をしなくてはいけない』といった意味でのスピード感ではなく、意外と日々の勉強の中で改善するべき点が多々あり、そこから丁寧に習慣化して力をつけることがスピード力に繋がっていくということがお分かり頂けたでしょうか?
計算力や単語力の強化や、一問一問問題演習時に時間制限を設けて取り組み、模試や入試と同様、時間が限られた中で答えを出す訓練をする等、出来ることを今日から実践することから始めましょう。
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