受験や模試で緊張してしまう人必読!当日に緊張を緩和する方法をご紹介
受験日当日や模試の日は誰しも緊張状態に陥ることがあります。
緊張状態が続くと、いつもと違う事を考えてしまったり、頭の中が急に真っ白になってしまったり…と、あまり良い方向へ向かないことが多いのではないでしょうか。
『模試の当日は必ずお腹の調子が悪くなる』
『緊張しすぎて手が震えてしまう』
『頭の中がパニックになってしまう』
こういった経験をお持ちの方は、これからご紹介する事を片っ端から試してみましょう!
緊張を緩和する方法を知っていれば、それを実践するだけで平常心を取り戻すことが出来ます。
いくつかご紹介しますので、これなら出きる!と思う事があったら是非実践してみましょう。
緊張しがちな思考回路を認めよう
一言で『緊張』といっても様々です。
例えば、
『前日の夜から眠れずに、当日の朝もソワソワしてしまう』
『必ず試験日の朝はお腹をこわしてしまう』
『手に汗びっしょりで、震えてしまう』
等々、軽度なものから緊張の度合いが高すぎるものまであります。
緊張自体を止めようと思ってもなかなかできることではありません。
緊張しやすいタイプだったり、ネガティブに考えがちだったりする気質そのものを、そう簡単に変えようとしたり封じ込めようとすると、逆に大きな負荷がかかってしまいストレスです。
みなさんは、試験や模試の当日、
緊張するタイプですか?それとも、緊張とは全く無縁のタイプですか?
前者だった人は、『自分は緊張しがちだ』ということをまずはしっかりと認めてあげましょう。
その上で、緊張をなるべく軽減する方法を色々と試してみる事が大切です。
緊張は頑張ってきた証
前述で、『緊張する自分を認める』と書きましたが、決して、緊張=悪いことではないという認識を持ちましょう。
緊張は、一生懸命頑張ってきた事を当日発揮できるかどうか、不安になるから起こる現象です。
受験や模試の準備に紳士に取り組んできたからこそ、それを当日出し切れるか怖くなるのです。
皆さんが思うほど、緊張は悪いことではなく、悪いのは『緊張し過ぎてしまう』事に原因があるのです。
緊張を良い方へ活かせれば、それが大きな集中力に変わり、実力を発揮することが出来ます。
完璧になんて解けない
試験や模試というのは、解けない部分があっても大丈夫、という風に捉えてみましょう。
実際に、合格最低点だったとしても、合格を勝ち取れれば大成功なわけです。
大学入試で言えば、6割~7割点数が取れれば合格、といった学校が多々あります。
中学受験に至っては、問題の難易度によって5割強で合格ということだってあるのです。
全部を完璧に解かなければいけない、考えると緊張の度合いが増してしまいます。
分からなかったら解かなくてもいい、分かる問題を確実に押さえよう、という気持ちで臨んでください。
緊張で失敗がするのはもったいない
一生懸命頑張って勉強してきたのに、緊張し過ぎで頭が真っ白になってしまい、取れる問題も取れずに合格できなかった…となってしまうと、本末転倒です。
『ミスしたらどうしよう』『合格できなかったらどうしよう』と考えていると、そちらへ導かれてしまい、緊張の度合いが高くなります。
もし上記のような不安なワードが浮かんできたら、『不安なのはみんな同じ。不安なのは仕方がない。でも、緊張し過ぎて上手くいかずに合格を逃すなんてもったいない!だから無用な不安は必要ない!』と、思い変えてみて下さい。
緊張する人は出来ている
緊張がどうにもならない、色々言われても、『そんなこと言ったってどうしたって緊張がおさまらない…』という人へ。
お伝えします!
緊張する人は、自分の力をしっかりと発揮できれば必ず合格を掴み取ることが出来ます!
例え話ですが、
『もしあなたが小論文を3分で仕上げたら合格させてあげます』と言われたら、あなたは緊張しますか?しませんか?
きっと、緊張どころか笑ってしまうと思います。
人は、そもそも出来るわけがないという結果が分かりきっている事には緊張しないのです。
ギリギリ目標を達成できるか出来ないかの瀬戸際であるが故に緊張するのです。
だから、大丈夫!
自分の力を出しきるぞ!という強い気持ちで臨んでください。
受験日や模試当日の朝に意識したい事4選
受験日や模試の当日の朝に意識すると良いことを4選挙げます。
是非試してみて、これはいいと思える事であれば本番のでも実践してみて下さい。
①いつも通り過ごす
いつもと同じように過ごす=毎朝のルーティーンをこなすということです。
朝起きて、着替えて、朝ごはんを食べて、歯磨きして…と、普段通りの生活順序をこなします。
ただでさえ緊張している当日の朝に、目を覚ますために普段飲み慣れていない栄養ドリンクを飲んだり、音楽なんか聞かないのに曲をかけてみたり、特別なことをしてしまうと、それだけで脳に負担がかかり、平常心を失ってしまう恐れがあります。
普段通りに支度をしましょう。
②朝食に気を配る
緊張するとお腹が痛くなるという人はわりと多いのではないでしょうか。
試験前日や当日の朝は、消化が良いものを摂取することをおすすめします。
例えばお粥や和定食、パンやバナナ等々、自分の体調に合わせて食事の内容も気を配ります。
できれば、どんなものを朝食に食べるとお腹が痛くなりにくいか、試験中にお手洗いの心配をせずに済むかを、試験数週間前に試してみると良いでしょう。
栄養面から考えると、トリプトファン含む食べ物がおすすめ。
脳をリラックスさせるホルモンであるセロトニンの生成促してくれます。
上記にもあげたバナナや、ナッツ、乳製品やビターチョコレートなどが良いでしょう。
トリプトファンは食べ物からしか接種することができない為、『今日は緊張を少しでも和らげたいな』という日は朝食に摂ることが効果的です。
朝食を食べてから何時間後にお手洗いに行きたくなるのかも事前に把握しておくと安心です。
③厚着で会場へ向かう
体が冷えると緊張が高まり、緊張が高まると体が冷えるという相互関係がありますので、試験当日は厚着を心掛けて下さい。
試験会場に暖房が効いていなかったり、窓側の席で換気は充分なものの、寒くて仕方がない位置だったり、想定外の状況に陥ったとしても、防寒着があれば役に立ちますし、体温を下げずに済みます。
最近では、会場入りする前に検温を行っている会場もあり、検温前は防寒着を脱いで体温を高くしないように工夫し、検温後はしっかり着込むという対策まで取っている人もいるくらいです。
温度対策をしっかり準備しておきましょう。
④家族や友達と会話をする
会場入りするまでの間、例えば朝食を家族で普段通り会話をしながら食べる、とか、道中友達と楽しい会話をする、というだけでも緊張緩和効果は十分に期待できます。
リラックスを心掛ける意味で、たわいもない会話が有効です。
試験会場に着いたら緊張を緩和する対策3選
試験会場に着いてからの緊張緩和対策を3選ご紹介します。
①お手洗いの場所を確認しておく
どうしてもテスト時間とお手洗いの時間が重なりそうだ、と認識がある人も、お手洗いはたぶん大丈夫、と思っている人も、必ず自分が受ける部屋から一番近いお手洗いをチェックしておきましょう。
試験中にお手洗いに行く時間はロスタイムですが、もし行きたくなってしまった時に極力時間のロスを小さくする為の策です。
②直前勉強は暗記科目に徹底
直前に何らかの演習問題を解くということはせずに、暗記項目の復習に徹すると落ち着きます。
特に、自分が書き留めたノートは、安心材料の一つです。
暗記項目の確認だけにとどまらず、自分が頑張ってきた事も再確認することが出来て気持ちが安定します。
これは是非試してみて下さい。
直前まで見直していた暗記項目が試験で出た!ということもよくある話です。
最後まで諦めないけど、最後は最終確認にとどめることが緊張を和らげるポイントです。
③深呼吸
深呼吸は、息を吐くことに注力します!
よく、『大きく吸って~』と言いますが、緊張している時は、呼吸が微妙に速くなっており、酸素が過剰です。
まずはゆっくりと、息を吐きます。不安も全て吐き出すつもりでゆっくりゆっくり吐きましょう。
その後息を吸います。
試験会場でこの深呼吸が出来るように、練習して慣れておくとよいでしょう。
試験本番でパフォーマンスを発揮するには!
最近はYouTubeでも様々な『緊張対策』がアップされていますのでご紹介します。
【コレだけで成績が大きく変わります。僕が試験が始まる直前にしていること。受験当日に緊張しない方法】
【模試で自分の実力をきちんと発揮する方法3選!緊張しないためには?受験勉強】
まとめ
本番の試験前に、学校で受けるテストや塾の模試、資格試験等、緊張を和らげる方法を試してみるチャンスは沢山あると思います。
是非ご自分が納得できる方法を見つけて、本場に思う存分実力を発揮することが出きるようにしましょう。
桜凛進学塾では、毎日無料相談を行っており、様々なお悩みにお答えする機会を設けております。
勉強方法が分からなかったり、緊張の原因が勉強不足なのでは?等と一人で抱え込んでしまっている場合、その悩みを聞いてもらい、具体的な解決策を見つける必要があります。
桜凛進学塾の経験豊富な講師陣が、緊張しないために、しっかりと実力をつける勉強方法を伝授致しますので、お気軽にご相談ください。
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