【勉強法】赤本の勉強法って?早めに手にとって分析すると良いこととは?
「赤本を解くことが大切」と受験生の方なら聞いたことがあるかもしれません。
この記事ではそんな赤本の使い方や、使うにあたって注意するべき点まで解説します。現在受験生の方やそれ以外の方でも、是非このページを参考にしてみてください。
赤本について
それでは初めに赤本とはそもそもどういうものなのか、からお話ししていきます。
これから受験勉強を行う方は是非参考にしてみてください。
実は、赤本とは皆さんの志望大学合格の為の必須アイテムなのです!
そもそも赤本って?
そもそも赤本とは教学社という会社が出版している、各大学の学部/学科別の入試問題を掲載している本のことです。
その名の通り表紙が赤色なので、赤本と言われています。
後に詳しく解説しますがここに掲載されている問題を解き、こなしていくことで皆さんの大学受験合格に繋がるのです。
赤本を使う意味
赤本を使う意味としては様々ありますが、やはり本番の受験と同じように問題を解くことが出来るという点が大きいでしょう。
本番と同じような雰囲気で問題の演習を行えるのは、模試以外だとなかなかないのでこの赤本を解くことで、実際の試験でもあまり緊張しすぎず、試験問題に挑むことが出来るようになります。
同じ問題が出る可能性も
さらに赤本の中の問題と、実際の試験の問題が被る(焼き増しされる)こともあるので、赤本が解けるようになっていれば、それだけで有利になる可能性があります。
どの大学においても焼き増しが起こり得るので、皆さんの点数アップにも直接的に繋がります。
※例えば数学だと、「数値が違うだけで問題形式が同じ」といったようなことが挙げられます。
赤本を用いた勉強法
それでは、赤本を用いた勉強法について移っていきたいと思います。
ここでお話しすることはあくまでも一例ですが、まずはこれから話すことを参考に赤本を解いてみてください。
まずは最新の赤本を読んでみる
最初に手当たり次第に赤本を解くのではなく、最新の過去問をよく読んでみましょう。
赤本は大学入試直前になってから買うのではなく、今すぐにでも出来るだけ早く買うことをお勧めします。
自分の行きたい大学ではどのような問題が出題されるのかを知ることが出来ますし、掲載されている問題が「受験前にはこれらが解けるようになりたい」という風な、自分の勉強のゴールにもなるので、なるべく早いうちに目を通しておくと良いでしょう。
もちろん、最初にこれらに目を通した段階では解けなくて大丈夫です。後に解けるようになっていれば良いので、あまり考えすぎないようにしましょう。
時間を意識する
実際に解くときに、どの科目でも時間を意識して解くようにしましょう。
赤本は各大学10年分ほどはありますが、問題数は有限なので一年分も無駄にしてはいけません。
なので解く時には試験本番のように、時間設定を本番同様にすることが重要です。
解く環境もテレビやゲームなどのうるさい環境下で行うのではなく、自室または自習室、図書館といった静かな環境で行うことをお勧めします。
赤本を始めたばかりの方は、時間を過ぎてしまったりすることも全然あり得ることなので、その時間までで自分がどれだけ問題が解けたのかをしっかりチェックしましょう。
(後に解いたときに自分の成長を実感できるようにするため、何分かかったか赤本に書いておきましょう。)
記述問題は先生に添削をしてもらう
大学によりますが、国語や英語の試験になると記述問題がある場合があります。
特に国公立大学の二次試験ではその傾向があるので、そういった問題は自分で丸付けをするのではなく、学校または塾の先生に頼むようにしましょう。
自分で丸付けをしてしまうとつい甘くなってしまったりすることもあるので、正しい解答を作れるようになるためにも、信頼できる方に任せましょう。
+α 同じ大学の問題は、学部が異なっても出題される問題が似通う傾向があるので、時間がある時、または10年分の過去問を解いてしまった時は、それらの過去問も解いてみると良いでしょう。
赤本を使う際の注意ポイント
最後に赤本を使うにあたって、注意するべきポイントを解説したいと思います。
今まで解説してきた勉強法に繋がるポイントなので、是非赤本を使用する際は参考にしてみてください。
まずは傾向を把握
赤本を使用する意味にも含まれますが、何よりもその大学ではどのような問題が出ているのか、どういった傾向があるのかは絶対にチェックしましょう。
入試問題は各大学、学科ごとそれぞれに特色があります。
例を挙げると日本史/世界史といった科目で論述が出る大学では、その傾向通りに出題される場合が多いので、皆さんの行きたい大学ではどのように出題されているか確認しましょう。
志望大学の情報を得る
そして重要なのは、傾向を掴むことだけではありません。
赤本に掲載されている志望大学の受験情報も、非常に役に立ちます。
・例年の倍率はどの程度か
・合格最低点はどの程度か
・入試で出題されている科目は
・合格した受験生はどのような勉強を行っていたのか
これらのことをしっかりチェックして対策に繋げましょう。
志望校との差を把握する
志望大学と自身の差がどれくらいなのか把握することも重要です。
どの赤本にも合格最低点が掲載されているので、自身の成績とその合格最低点にはどれだけの差があるのか、具体的にどの科目に力を入れるべきなのかをよく分析をしておくことが重要になります。
赤本は分析ツール
赤本(過去問)はご存知の通り、問題集ではありません。
基本は志望校が決まっているのであれば早めに手元に置き、出来るものは、どんどんやり進めて構いません。
赤本を解く事がどんな事に繋がるのか、コチラの動画をご覧ください。↓↓↓
【過去問は直前まで取っておくべき?】
過去問と今勉強しているもののギャップがどのぐらいあるのか、どこが足りないのかを解きながら分析していくことが大事です。どんな問題が出題されているのを把握するだけでなく、今の勉強に何を足さなければいけないのか、もしくは勉強方法やウエイトを変更する必要があるのかをよく分析し、もし、自分ではよく分からなければ塾の講師に聞いてアドバイスをもらうのが近道です!
まとめ
ここまでで赤本が受験合格に必須な理由が、皆さんお分かりかと思います。
一番重要なのは傾向を把握して自分なりに対策していくことなので、これから受験勉強を始める方、すでに赤本を買った方も今日の話を参考に勉強をしていきましょう!
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自分の望む進路を実現するためにもちろん努力は必要ですが、闇雲に勉強をするのではなく効率的に学習したほうが、より志望校合格の可能性が高まります。
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