高校生のうちに取っておきたい!受験や就職に役立つ資格や検定をご紹介!

資格や検定の取得は、その分野において深く学び、それを形にすることで、
大学入試や就職活動、将来の仕事等、様々な人生の岐路で自分をアピールすることが出来る非常に重要なツールです。

大学入試でも優遇がある資格が多く、取得をめざす高校生は少なくありません。

どんな資格や検定があるのか、詳しく見ていきたいと思います。

資格や検定取得のメリット

まず、資格や検定に向けて勉強しても、
それが一体どのように活かされていくのかが分からないと、なかなか意欲的に学習もできませんね。

大きなメリットを2つご紹介したいと思います。

就職活動に有利

資格や検定といえば、やはり就職活動に有利!というのが真っ先に挙げられます。

就職したい職種に合った資格や検定を取得していれば、
自分も積極的にアピールができますし、企業側も即戦力として評価する確率が高くなります。

履歴書に堂々と書けるというのも、採用担当の目に留まる絶好のアピールポイントですね。

気を付けなければいけないのは、
「就職活動に有利な資格だから取りあえず取得する」という考えではなかなかその資格や検定をうまく利用して成長することはできません。

「この仕事をしたくて、その仕事のベースとなりうる知識や考え方を獲得したいから」という考え方で、
資格や検定を活用するのがオススメです。

推薦入試やAO入試に有利

就職活動の前段階にある大学受験でも、
資格によっては優勢になれる
ものがあります。

例えば上智大学の公募制推薦入試。

出願条件の中に、「外国語能力を証明する資格を保持していること」という文言が含まれています。

上智大学といえば、外国語教育が盛んというイメージがありますが、
実際に語学力をスコア化した資格や検定の保持が推薦入試を突破する大事な鍵となるわけです。

逆に、出願条件としての条件が必須で含まれていなくても、
資格や検定を取得しているという強みを推薦入試やAO入試でアピールすることで、
大学側の評価が高くなり、合格に近づくという事だってあるのです!

これは少しずつ準備が出来るうちに取っておいた方が良さそうですね!

自分の得意な分野を広げられる

直接受験でスコア化されるような資格や検定ではなくても、

自分が興味を持てる分野に特化して専門知識を身に付けることで、
仕事だけでなく、自分の可能性や選択肢を広げる事が出来ます。

目の前のスコアや知識に捕らわれず、資格や検定を取得することで未来設計が豊かになる、
そう心に留めながらチャレンジできると良いですね。

人気の資格や検定

一言で資格や検定といっても実に様々。

高校生が取得したいと思う、もしくは取得しておくと活かせる資格や検定に絞って見ていきたいと思います。

漢字検定

今の時代、漢字検定は小学生にも人気な位、知名度が高く身近な存在の検定となっています。

入試では漢字検定の取得で加点される措置がとられます。

準2級が高校在学程度、2級が高校卒業程度のレベルとなり、
大学の推薦入試やAO入試の出願要件に準2級や2級の取得が含まれている学校が多くありますので、是非2級の習得を目指したいですね!

英語検定(実用英語技能検定)

略して「英検」ですね。

こちらの資格は皆さんお馴染みの検定ナンバーワンといっても過言ではない、知名度が高く評価されやすい検定です。

例えば埼玉県の県立高校を受験する際、

英検2級以上は内申点加算されたり、大学入試では英語科目の試験免除や、
単位認定等の優遇措置を受けることが出来るという魅力的な検定でもあります。

資格は取得の目安としては、準2級が高校中級程度、2級が高校卒業程度となりますので、
漢字検定同様2級を目指したいところでしょう。

TOEIC

こちらも英語の資格としては非常に人気が高く、企業でもスコアをあげるための研修を行ったりする位有名な資格です。

元々はビジネス英語の要素が強いのも特徴です。

一定のスコアを満たすと入試における英語科目が免除されたり、
大学の推薦入試やAO入試で出願要件としてみとめられたり
と、
優遇が受けられる資格なので、コツコツと高校在学中にスコアをあげておきたいですね。

スコア500点が英検の2級に相当し、600点だと、英検2級には受かるけれども準1級には届かないというレベルです。

英検準1級相当のスコアは大体780点といったところでしょうか。

TOEICは2020年からの大学入試共通テストの外部受験の一つとして認定されました。

今後益々高校生が取得したい資格の代表格として君臨すると思います。

実用数学技能検定

こちらの検定は、数学の力を試す事が出来る、全国レベルの資格です。

入試優遇や単位認定のメリットがあります。

準2級が高校一年生程度、2級が高校二年生、準1級が高校三年生程度で、準1級の合格率はなんと15%!

このレベルが取得できれば、
理数系の入試や企業でも就職でかなり優位に働きます。

専門分野に特化した資格

他にもカテゴリーが細分化され、専門的な知識や技能を問われる資格や検定も多々あります。

自分が進みたい専門分野が現段階で決まっているなら、以下の資格もオススメします。

簿記検定

こちらの検定は簿記に関する基本的な計算や技能を問われる検定で、
高校生にもわりと知名度が高い検定です。

将来税理士や公認会計士を目指す人の入り口となる検定になりますし、

企業でも経理や事務を担当する際に有効な知識を獲得できるので、
数字を転がしたい!人にはオススメです。

大学入試では経営学部や商学部の入試で評価されることがありますので、受験でも将来の仕事でも大いに役立ちます。

秘書検定

秘書検定=企業で重役の秘書を目指すための資格と捉えがちですが、

秘書検定で出題される問題のほとんどで「社会人としての常識」を問われます。

ビジネスマナーの先取り学習も出来る為、
特に女性の就職活動においては秘書検定を取得していると「良識は持っている学生」と認識していただけると思います。

ニュース時事能力検定「N検」

時事問題を明確に捉え、的確に理解する力が求められるこちらの検定。

こちらも学科試験免除や出願書類加点というメリットがある検定です。

特に小論文試験が行われる大学入試において、
時事問題がテーマとして挙げられ、それについてまとめる試験が多く見られます。

世の中を知り、情勢を捉え、意見を持てる力はこれからの大学入試や就職活動において一つのトレンドになりますので、押さえておきたい検定です。

受験や就職に役立つ資格や検定をご紹介!-まとめ-

様々な資格や検定を見てきましたが、やはりどれもこれもやみくもに狙っていくというよりは、
「自分にとって何が必要か、どんな教養を身につけておきたいか」
という目的意識を明確にすることで活かされてくるものだと思います。

特に、英語の資格検定取得に関しては大学受験を考える人たちにとっては避けて通れないもの。

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