受験を勝ち抜く親子関係とは?合格を導く親が実践したいこと!

勉強しているのは子供ですが、それを長期間見守り、支え続ける親の心配や不安は計り知れません。

そうはいっても「親の心子知らず」とはよく言ったもの…

なかなか良好なコミュニケーションを維持するのも大変です。

家庭内に不協和音が漂うと、受験に向かって一丸となれずに、
子供も反抗や口を閉ざす事態に…益々ストレスを抱えることになります。

少しずつでも日々親が意識出来る事とは一体何なのでしょう?

探っていきたいと思います。

親から子供へのストレス

まずは、受験生活において、親が感じている子供へのストレスを挙げてみます。

「大丈夫?」のオンパレード

とにかく子供の事が気になって気になって仕方がないのが親というものです。

「一週間後テストなのにスマホばかりいじっていて大丈夫?」

「英語しか勉強していないけど他の教科はちゃんとできているの?大丈夫?」

「模試の偏差値が下がっているけど、本当に大丈夫?」

…心配しだしたら尽きません。止まりません。

「大丈夫?」がつもり積もる遂に大爆発が起こり。

「勉強しなさーーーい!」という言葉に変わります。

あるあるです!親ですから!

とにかく心配と不安がグルグル頭をめぐっているのが親の本音だと思います。

子供を変えようと意気込む

スマホやゲームばかりやっていて、一体いつになったら勉強をしてくれるのか…

そんなストレスをトップダウン的にぶつけてしまうことも多々あるのではないでしょうか。

例えば、スマホを取り上げてみたり、勉強時間を長く設定して、終わるまで食事がお預けになったり、
模試の解き直しが終わらないなら塾代出さないよ!

なんて言ってみたり。

親が子供を「支配」し、コントロールしようとするいうな出来事が頻発します。

でも、言いたくなりますよね。

だって、合格して欲しいですもの!

どんな手段を使ってでも、といったら大袈裟かもしれませんが、
子供の意識を変えなくてはと力が入ってしまう、これもご家庭で普通に見られる風景なのかも知れません。

子供から親へのストレス

次に、子供が感じている親へのストレスを挙げてみたいと思います。

「勉強しなさい!」のオンパレード

今度は逆に、子供が毎日「勉強しなさい!」と親に言われ続けることに大きなストレスを抱えています。

「ちゃんとやってるし!」という反発心や、「やろうと思ってたし!」という抵抗、行きつく所は「うるさい!黙ってて!」という言葉まで飛び出します。

嫌なんですよね、分かってることを言われてしまうのが。

兄弟姉妹と比較される

「お兄ちゃんは言われなくてもちゃんと勉強していたのに」
「なんであなたはできないの?」

子供にとって兄弟姉妹と比較されるのはかなりのダメージな様子です。

例えば、お兄ちゃんがとっても優秀で、弟も「お兄ちゃんみたいになりたい!」と思っていても、
親から比較されてしまうと逆に意固地になり、「僕は僕だから」と競争心や理想を削がれてしまう様です。

親の無関心

逆に、勉強に一切口を出さない、やっても褒められないし、やらなくても何も言われない…

これも子供はキツい様です。

「自分の事はどうでもいいのかな?」「どうせ興味ないんでしょ」

と思い出したら、やる気すらわかない状態に。

口を出せば嫌がり、黙っていれば不安になる、子供の心とはそういうものの様です。

良好な関係を保つには?

互いに感じているストレスが分かり、それを少しでも良好な関係に近づけるには一体どうしたらよいのでしょうか?

今回は4つ挙げてみました。

これなら意識できるかな?というものや、府に落ちる点があるでしょうか?

日々の生活に落とし込めるものがあれば、少しずつ意識していくだけでも効果的です。

「勉強しなくていいなんて思っている受験生はいない」という大前提を意識する

人生を左右するといっても過言ではない受験に向かっていく子供はみんな、

「勉強しなくちゃ」という意識を常に頭の片隅にでも持っているんだという寄り添いを大人は持ってみると良いと思います。

ゲームをやっていても、お出かけしていても、受験という重い石を常に抱えているんだと、子供を見た時に意識出来ると良いですね。

「重い石を抱えているんだ、落とさないように見ててあげよう」位の見守り態勢を作ります。

目は配るが手は出さない

まるで小さな子供の子育てみたいに聞こえるかもしれませんが、
受験という大きな石を抱えている子供を見守りはしますが、手や口はだしません。

「もっとちゃんと腕全体でしっかり抱えないと!」
「そんな持ち方じゃ落ちゃう落ちちゃう!」
「こうやって持つのよ!」

これを言われてしまうと子供は自ら石を地面に落とすという、親からしてみたらとんでもない奇行に走るわけです。

口を出すならポジティブワードを。

「そんな重いのによく頑張って持ってるわね。」「応援してるからね」

子供は自分を信用して欲しいのです。任せて欲しいのです。

そしていつまでも、親には味方でいて欲しい…

「受験」と大きく書いてある石を常に子供が抱えて歩いている姿と重さを想像してみること、オススメします。

親は自分の受験体験を重ねない

親の世代で繰り広げられていた受験と、今の受験とでは様子も動向も変化しています。

今の傾向を調べて教えてあげる位にとどめるのがベターです。

むしろ、子供が何か言ってきたら、「その情報知らないから教えて」と言って子供から最新の情報を聞き出し、
本人の希望も聞いてあげるような方向へ持って行くと素敵なコミュニケーションが生まれて互いに会話が弾むのではないでしょうか。

親も子供も「ありがとう」を

親子関係を良好にする為の、シンプルで伝わりやすい言葉があります。

「いつもありがとう」

これだけでもいいので、照れずに言ってみましょう!

「いつも頑張ってるね、ありがとうね」

「元気でいてくれてありがとう」

「忙しいのにお家の事を手伝ってくれてありがとう」

親から言われた「ありがとう」は、効果絶大です!

1日1回でも、満面の笑みで伝えて見てください。

もしかしたら、10回に一度は「ごはんを作ってくれてありがとう」、
「塾への送迎ありがとう」位の返しがあるかもしれません…!

謙虚になれる言葉というものは、どんな人間関係でもプラスに働きます。

一見受験とは関係ない言葉に聞こえますが、
受験が終わった後、見守り続けた親ならこんなことを思うのではないでしょうか。

「受験を通して親も成長させてくれた、君がいてくれたから経験できた、本当にありがとう」

受験を勝ち抜く親子関係とは?合格を導く親が実践したいこと!-まとめ-

何もなくても、コミュニケーションを円滑になんてなかなか意識を継続することは難しいのですが、
受験という子供にとっての勝負時であるからこそあえて意識を強く持つことが出来るのではないかと思います。

桜凛進学塾には沢山の生徒さんが来校し、勉学に励んでいますが、
ある生徒さんが話してくれた親子の素敵なエピソードをご紹介したいと思います。

お父さんの思いを知る

ある受験生の親子(お父さんと息子さん)が、お互いにこんなことを白い紙に書いてみました。

お父さんへの質問「息子さんが今までで一番頑張った事は何だと思いますか?」

息子さんへの質問「お父さんは自分が今まで一番頑張った事を何だと思っていると思いますか?」

そしてお互いに書いた答えが、息子さんは「空手の大会で頑張った事」だったそうですが、
お父さんは「12年間自宅から学校までの遠い道のりを毎日懸命に通ったこと」だったそうです。

それを見た息子さん、
思わず「あ、おれは全く意識はしていなかったけど、12年間通学頑張っていたんだ、それを父親は見ていてくれたんだ」と、
気付きと嬉しさで一杯になったそうです。

親の思いは、アウトプットすることで子供に明確に伝わり、
そこで子供が心を動かされるという事もあります。

互いに紙に書いてみる事は簡単にご自宅で出来ると思いますので、
コミュニケーションの一つとして親子で書いてみると気持ちが温かくなるのではないかと思います。

親や子供への思いを出せる、学びの場

学校とは違い、年齢も近く、受験経験や勉強方法等沢山の引き出しを持っている講師陣の下、
伸び伸びと勉強が出来る環境が桜凛進学塾には揃っています。

親子間のストレスは別にしても、自宅での勉強時間が長くて同じ環境に飽き、
ストレスがたまるというのもありますね。

桜凛進学塾には自習室も完備しており、また違った環境で学べるというのも大事な時間の使い方かもしれません。

講師に何でも言える、相談出来る、アウトプットの環境や居場所がある強みは家庭のみの環境ではなかなか作り出せない事だと思います。

勉強相談だけでも、進路相談でも構いません。

電話でもメールでも、お気軽にご連絡下さいね。

お待ちしております!

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