【対処法】勉強の苦手意識を克服しよう!おすすめの克服方法は?
勉強することに苦手意識を持っているという人は多いかもしれません。
逆に、勉強が大好きという人の方が少ないかもしれませんね。
しかし、勉強に苦手意識があると受験で苦労することになるので、早めに苦手意識を克服しておく方が良さそうです。
今回は苦手意識を持ってしまう理由を考えながら克服方法を紹介していきたいと思います。
苦手意識をもってしまう理由【勉強面】
苦手意識をもってしまうには理由があります。
どうして苦手意識をもってしまうのか。
まずは勉強面についてみてみましょう。
勉強内容を理解できない
参考書の内容が頭に入ってこない、いくら考えても問題を解けないなど、思うように勉強が進まなければ嫌になるのも自然なことです。
そのような時は、学習環境を客観的に見直すことで解決できる場合もあります。
勉強のやり方が非効率的だったり、選んだ参考書が自分に合わなかったりしただけかもしれません。
勉強内容に興味をもてない
勉強に苦手意識を覚えているのは、取り組んでいる内容に興味をもてないからかもしれません。
仕方なく勉強しているなら、勉強を単なる義務にしか感じられず、苦痛になり、結果として苦手意識につながったのかもしれません。
どうせ勉強するのなら、内容に興味をもとうと前向きに気持ちを切り替えたほうが得策です。
目的が明確でない
勉強を苦手だと感じるのは、勉強する目的を自覚できていないからかもしれません。
何のために学ぶかという目的意識が曖昧だと、やがて意欲を失い、勉強がただの苦痛な作業と化してしまうでしょう。
モチベーションを保ち続けるには、「志望校に合格する」「定期テストで8割はとる」のように、明確な目標を決めておきましょう。
苦手意識をもってしまう理由【メンタル面】
次はメンタル面から勉強に苦手意識をもってしまうパターンについてみてみましょう。
怒られた経験がトラウマになっている
親や先生から、「こんな簡単な問題もできないのか」というような、間違いを叱責されたり、逃げ場をなくすように質問攻めにあうような言葉を投げかけられたりしたことが原因で勉強は「辛い事、苦しい事」だという考えが染み付き、勉強に苦手意識をもってしまう人もいます。
完璧を目指して間違えを恐れてしまう
勉強に苦手意識を持ってしまう人の中には、完璧を目指す、100点を目指すが故に、取れない経験が積み重なってしまうとやる気がおきない、どうせ出来ないといった気持ちに陥ることがあります。
100点を目指す事で間違えを極度に恐れてしまい、自分自身の勉強スタイルが窮屈なものになり、苦手意識が定着していく、ということも少なくありません。
特に中学受験を経験した人は、小学校ではトップクラスの成績だったのに、希望の中学へ入ったにも関わらず周りの出来に振り回され、自分がどんどん追い詰められてしまう傾向があります。
完璧を求めてしまうと、間違えをしたくないのに✕を連発してしまうことがプレッシャーになり、『自分はこの教科は苦手なんだ、出来ないんだ』とい暗示を自分でかけてしまうのです。
勉強に対して過度なプレッシャーを感じている
自分の理想が高かったり、進学校に通っていたりなどの理由で、自分も勉強が出来る人間でなければならないという思いを持っている人は、勉強に対して苦手意識をもつ傾向があります。
周囲の期待や環境の影響で必死に勉強についていくものの、途中で勉強についていけず落ちこぼれてしまった時に、勉強が出来ないと自分の居場所がなくなると、更に自分を追い込んでしまいがちです。
苦手意識を克服する方法
苦手意識を克服するには自分でも工夫をしなければなりません。
いくつか紹介していますので、自分に合った方法を見つけてみてください。
人との比較をやめる
人と比較して、自分は勉強が苦手だと思っている人はいませんか?
そう思ってしまうと一気に勉強に苦手意識が芽生えてきてしまいます。人は人、自分は自分です。人それぞれ目的は違います。他人との比較は全く意味がありません。
自分に自信をなくすようなことはする必要がありません。
理想にこだわらない
1日10時間勉強できれば成績も上がるかもしれません。
でも、それが出来れば苦労しませんよね。
理想を求めすぎて、逆に出来なかったときにやる気をなくすとしたら全く意味がありません。
まずはできること、小さなことから始めましょう。大切なことは、まずは自分にできることから始めることです。
好きなことから始める
これだけは好きという科目はありませんか?
もしあるなら、その「好きな科目」から勉強を始めましょう。
苦手克服は、負担の少ないことから始めるのが鉄則です。まずは得意教科をしっかり伸ばすことを考えます。たとえば、数学の苦手を克服したいなら、その中でも図形だけは好きだから「図形だけは完璧にしよう」と考えてみてもいいです。
とにかく好きなことから。そして、好きなことを極める。好きなことができることに変わったら、勉強も楽しくなります。
目的を考えてみる
大切なことは目的を考えることです。
勉強すると、どんな良いことがあるのか。反対に、勉強しないとどんな困ったことがあるのか。今まで真面目に考えたことはありますか?
考えたことがないなら、一度考えてみて下さい。
人間は、自分の行動に理由と目的を求めます。「なぜするのか」「どんないいことがあるのか」がきちんと理解できないと動き出せないものなのです。
何かを始めるときには、自分の意志で、自分のためにやるのが一番やる気が出ます。
できたことリストを作って自分をほめてあげる
できるようになったことや、理解できたことをノートに書きだしてみてください。
出来たことリストを作ることで自分が成長したと感じることが出来て達成感を味わうこともできます。
成長した実感を得られることはとても大切です。
自分にごほうびをあげる
今までは勉強しなかったけれど、今日は頑張って勉強した。
そんな日は、自分にごほうびをあげましょう!
お菓子を食べてもいいし、録画しておいた映画を見るのも良いでしょう。
「勉強した後にいいことがある」ことを脳に覚えさせるのです。
勉強した後にいいことがあると、脳に勉強すると良いことがあるという回路ができます。
勉強が嫌いな人にとっては、勉強はしんどいという回路ができているはずです。
「勉強するとごほうび」を繰り返すうちに、勉強は楽しいものだと思えるようになります。
ごほうびは小さなことの方がいいです。
誰かと一緒に勉強する
勉強しようと思っても、一人だと誘惑に負けます。
でも横に誰かがいてくれたら、少し違ってきます。人がいるから緊張感が出て、頑張ろうと思えます。
また苦手なことでも頑張れる安心感があります。
ただし、人選はよく考えましょうね。
勉強の苦手意識を克服しようーまとめー
いくつか紹介してきましたが、全て一気にやろうとするとそれだけで疲れてしまってやる気がなくなってしまうかもしれません。
勉強に苦手意識があると感じている人はぜひ一つだけでもやってみてください。
もし自分に合った克服方法があればラッキーです。
はじめから欲張らず小さな一歩を踏み出すことを目的にしてください。
勉強は理解できるようになってくると楽しく面白くなります。そこに向かって少しずつ頑張ってくださいね。
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