ぬいぐるみ療法で集中力アップ!愛情ホルモンの効果は絶大です!
毎日受験を意識しながら勉強していると、急に不安に襲われたり、今まで出来ていたことが出来なくなったり…自分での努力だけではどうにもならなくなりそうな気持ちに陥ることがあると思います。
大丈夫、それはみんな同じです!
しかしながら、そういった気持ちになった時の対処法を知っている受験生と全く知らない受験生とではその後の勉強に対するモチベーションの回復度合いが違います。
今回登場するのはなんと、ぬいぐるみです。
どのような効果が期待できるのか、ご紹介します。
ぬいぐるみ療法
まず、ぬいぐるみ療法というものが一体何なのか?をご紹介します。
箱庭療法がルーツ
元々は1929年にイギリスで誕生したもので、日本では1965年に導入された、箱庭療法がルーツです。
箱庭療法ではぬいぐるみ意外の玩具も使用しますが、ぬいぐるみを扱う部分だけがクローズアップされ、現在では独自にぬいぐるみ療法として発展を遂げています。
箱庭療法とは、砂の入った箱中に乗り物や建物、動物や人のミニチュアを自由に置きながら、遊んだり表現したりすることによって心的ストレスを解消していく療法で、砂に触れて何かを表現しながら、自分の根底や無意識下にある自然的なものに触れて、精神バランスを回復させていきます。
基本的に箱庭療法は子供を対象として行われてきましたが、現在では大人にも広く実施されるようになっています。
は箱庭療法中で使われていたぬいぐるみに着目して行われているぬいぐるみ療法。
どんなものなのでしょうか?
ぬいぐるみ療法の方法
ぬいぐるみ療法は非常にシンプルなやり方で、『自分自身が好きなぬいぐるみを実際に手にとってなにをしてもオッケイ』という方法です。
例えば、ぎゅっと抱き締しめてみたり、話しかけてみたりすることはもちろん、叩いたり投げたりも大丈夫。
攻撃的なことをぬいぐるみにしてもオッケイです。
ぬいぐるみ療法の効果
では、ぬいぐるみ療法で得られる効果についてご説明していきます。
自分の気持ちを吐き出す
自分の気持ちがなんとなく鬱々としていて、それをずっと溜め込んでいたり、他の人に相談できない…といった経験はありませんか?
そんな時に、壁を蹴ってみたり、暴飲暴食に走ってしまったり、体調が悪くなったりと何かしらの形で人間は外に向けて自分のモヤモヤ出しているものです。
そこで、ぬいぐるみとかかわると、自分の気持ちをぬいぐるみに吐き出してスッキリする事が出来ます!
ぬいぐるみは言葉を発しません。
ということは、何をしてぬいぐるみに批判されたり軽蔑されたりすることもありません!
自然自分が現在心の中でどうにもならない気持ちをぬいぐるみに吐き出すことが出来るのです。
愛情ホルモンに触れられる
皆さんは、『オキシトシン』という幸せホルモンをご存じですか?
『オキシトシン』は『幸せホルモン』とも呼ばれ、お母さんが赤ちゃん授乳する時に分泌されることで発見されたホルモンです。
このホルモンは、普通に、生活の中での人との会話やコミュニケーションの中でも分泌されます。
そして、このオキシトシンが分泌されると、
- ストレスが軽減される
- 免疫力が高まる
- 意欲が向上する
- 集中力がアップする
と、いいことづくめ!
ぬいぐるみ療法は、このオキシトシンを分泌させる、非常に有効な手段なのです。
ぬいぐるみは何でも大丈夫。
子供の頃から大切にしていたぬいぐるみでも良いし、新たに購入したものでもオッケイ。
沢山話しかけたり、触ったりしているうちに上記のような効果を期待できます。
受験生の癒し&集中力向上に
『ぬいぐるみ療法』問い名前だけを耳にすると、精神的に追い詰められている場合や、鬱症状を連想しがちですが、重く考えずにぬいぐるみを上手に利用しながら集中力を高められるなら積極的に取り入れたいものです。
受験生は毎日の勉強や合否や将来の不安、プレッシャーを日々感じながら闘っています。
そんな時に癒しのぬいぐるみから幸せホルモンを分泌させ、集中力をアップさせることが出来るなら恥ずかしい事でもなんでもありませんよね!
体験談
ぬいぐるみ関する体験談をご紹介します。
◎Aさん…勉強する時、いつもお気に入りのテディベアを目の前の席に座らせ、話しかけるように勉強した。テディベアに『○○は、こういうことなんだよー』『これはこう解くんだよー』と話しかけることで自分自身の知識のアウトプットにもなり、非常に効率良く勉強が進むことに気づいた。あまり人に見せられるものではないと思い…家族にも恥ずかしくて、自分の部屋でコッソリやっていた。テディベアに教えるように声を出していたことで、集中力も上がり、思い出し効果も抜群だったので、是非試してもらいたい。
◎Bさん…寝る時にいつも同じぬいぐるみを抱っこし、不安や考えを話しかけていた。
ぬいぐるみは言葉を話さないから、何を言っても受け入れてくれる感じで癒された。睡眠導入もバッチリで、良く眠れた。
◎Cさん…ぬいぐるみ壁に向かってぶつけていた。ぬいぐるみの手をブンブン振り回して八つ当たり的な扱いをしていたが、ぶつけ続けているうちに、なんとなぬいぐるみ申し訳なさを感じてきた。それからは、あまり投げることもなくなった。良いストレス発散になったのかもしれない!
まとめ
ぬいぐるみ療法が受験生の心的ストレスを軽減し、集中力を上げる効果も期待できる事をご紹介しました。
ぬいぐるみは単なる物という扱いではなく、まるで生きている様に見立てて関わることで自分の溜め込んだ感情を吐き出せたり、モヤモヤした気持ちを解消したりする事が出来ます。
体験談の中でも、「話しかけることがアウトプットにつながる」という声もあったように、ぬいぐるみを勉強相手と見立てて一緒に勉強するという感覚もアリですね!
ぬいぐるみを抱っこしながら勉強、話しかけながら勉強、時には八つ当たりしながら勉強!
大いに活用してみて下さい。
心が落ち着き前向きになると良いですね!
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