効率のいい勉強法!成績があがるまとめノートの作り方とは?

notebook

「まとめノート」とは、授業で習ったことや自分の苦手なところ、わからないところを、教科書や資料などを見てノートにまとめ直す作業のことです。

まとめることがそのまま試験範囲の復習になるので、学校の先生の中にもすすめている人が多いようですね。

今回は、まとめノートを作るメリットとデメリット、また色々なまとめノートを紹介しています。自分に合ったまとめノートを見つけてください。

まとめノートを作るメリット・デメリットとは?

まとめノートを作ることにもメリットとデメリットがあります。

それぞれについてみていきましょう。

メリット

  1. 知識が整理されて、深く理解できる
  2. 苦手な部分を強調するなど、自分専用にアレンジできる
  3. 後日、復習するときにすぐに見直せる

デメリット

  1. 時間がかかる・問題演習が後回しになる
  2. 見た目にこだわって、ノートづくり自体が目的になってしまう
  3. ただ写しているだけで、勉強した気になってしまう。

成績があがるまとめノート

point

まとめノートにもいろいろと種類があります。

自分に合ったまとめ方を見つけましょう。

赤シートを使ったまとめノート

大事な部分にマーカーを引いておいて、後から赤いシートを重ねて見えなくする方法です。

最も有名な方法の1つで、これによってノートが一瞬にして問題集に早変わりします。

今なら、マーカーも赤いシートも百円均一などですぐに手に入りますから、お手軽に実践できるのも良いですね。

マインドマップを使ったまとめノート

マインドマップ(または、メモリーツリー)を使ってまとめる方法で、一時期ドラゴン桜で紹介されて有名になりました。

理科や社会のように、たくさんの知識を整理しながらまとめていく際に有効な方法です。

ただ、前提知識が無いと何も書けませんし、調べながらしていると時間がかかってしかたないため、どちらかと言うと中位から上位向けの方法です。

直訳すると『心の地図』となりますが、この手法を使うことによって、自分の頭の中が整理され、記憶力や想像力も上がると言われています。

マインドマップにはいくつかルールがあり、例えば、

◎紙の中心をから書いていく

◎中心から放射状に広げて書いていく

◎言葉はなるべく簡潔なもの。単語で繋いでいくのが良い

◎ブランチ(言葉と言葉を繋ぐ枝)無理に繋ぐ必要はない

等があります。

見開きを使ったまとめノ―ト

ノートの見開きの中に、1回分の授業内容や、1単元分の内容をまとめる方法です。

大体、上から3分の2くらいの位置に横線を引いて、全体を4つに分けて使うことが多いですね。

例えば英語なら、予習の段階で、左上にその日の教科書本文を写し、左下に単語や重要表現をまとめます。

そして授業時間内で、右上に日本語訳と先生の解説を書き、右下にまとめや重要事項などのメモ書きをするといった具合です。

同様に理科なら、左上に実験・観察の説明や図を写し、左下に注意点や用語をまとめ、右上に先生の説明や実験・観察中に気づいたことを書き、右下にまとめを書くといった具合です。

どのページも見開きになるため、後で見返しやすいのがメリットです。

チャート式を使ったまとめノート

高校数学の問題集で有名なチャート式のように、片側1ページに問題とその解答を書いていく方法です。

主に数学向けのまとめ方で、自分が苦手なパターンの問題に絞って書くようにすれば、弱点対策ノートのようになります。

年表、白地図を使ったまとめノート

社会の場合、用語や事柄をあった順にまとめていくのも有効ですが、年表や白地図を使ってまとめていくのも有効です。

真ん中など目立つところに、先に年表や白地図を書いてしまって、空白部分に補足の情報を書き足していくまとめ方です。

普通のまとめ方とは違った角度でまとめることで、知識が整理されやすくなったり、見落としていた部分に着目できたりもします。

付箋を使ったまとめノート

最近は、いろいろな種類の付箋が、安く簡単に手に入るため、それを使ってノートまとめをするのも有効です。

先にノートまとめをしておいて、そこに付箋を貼り足していく普通の方式と、ノートには直接書き込まずに、付箋だけに書いてどんどん貼っていく方式があります。

後者の良いところは、後で順番を並び替えたり、ノート内のレイアウトを変えたりが自由にできるところですね。

さらに、例えば1年後に苦手なところだけのノートを作ろうと思った時にも、貼って剥がしてするだけで、すぐに新しいノートが作れてしまいます。

もちろん、重要事項を付箋にメモして机に貼っておき、覚えたら捨てる(またはノートに貼る)といった使い方もできます。

付箋を単なる見出しとしてではなく、便利なメモ帳のようにして使います。

間違い直しまとめノート

テストや問題集の中で間違えた問題だけを解き直していくノートです。

問題をコピーするか書き写すかして、そのすぐ下に正しい答えを書いた上で、どうして間違えたか、どう考えれば良かったか、どこが難しかったかなどを自分なりに書いていきます。

これを、上のチャート式のように1ページごとでまとめていくと綺麗で、後で見やすくなります。

ただ、間違いが多い生徒だとページ数がいくらあっても足りないため、すぐ下にどんどん書き足していくほうが良い場合もあります。

ノート作りで大切なこと

上記のようなノートを作るときに大切なことがあります。

それについてみていきましょう。

ノートの役割は2つある

ノートの役割としては、授業を書き写すための保存目的のものと、問題を解いて練習量を確保するための演習目的の2つがあります。

この2冊があることで、「わかる」と「できる」の両方が可能となるわけです。

もちろん時間を多く割くのは「演習目的」のノートの方ですから、くれぐれもそのことを忘れないようにしましょう。

ノート作りは素早く

良いノートを書こうとするとつい気合が入りがちですが、時間をかけてしまった時点で、もうそれは悪いノートになってしまっている可能性が高いです。

きれいに書くことで満足し、「わかった」を「できる」に変えられないまま試験に挑んでしまうことになります。

ノートは素早く作ることが肝心です!

スピード感を出すために、

  1. 長い文章など、コピーできるものはコピーする
  2. 色分けはほとんどしない
  3. 汚く書いても自分が読めればよい

という以上の3点を意識するようにして下さい。

ノートにコピーを貼ることで、教材(教科書や資料集)がノートと結びついて、最高の効果を発揮する最終形態へと進化出来ます。

ちなみに、色分けのコツですが

  1. 最初は鉛筆でチェックする
  2. 2回目に色ペンを使う

といった簡単なものです。

さらに付け加えるなら、カラーを入れるときは、それぞれの色に意味を持たせておくことも重要かなと思います。

例えば英語で線を引くなら、わからなかった単語は青、文法で注意したい事柄には赤、暗記したい例文は緑といった具合に、これは自分なりの独自ルールで構いません。

その他、簡単にできるノート術としては、

  1. どの問題集の何番を解いたかわかるように書き留めておく
  2. 消しゴムは使わず、間違えた過程も必ず残す
  3. 余白を意識的に多く残しておく

といったものがあります。

ノートは保存目的があるので、教科書のどのページをまとめたものなのか一目で分かるようにしておきたいですし、間違えをはっきり残しておくことで、できなかった原因を強く認識できるわけです。

そして、余白をたっぷり残しておくことで、書き込みをする際にも便利ですし、「何か書かなくては!」という義務感を生む効果も生まれることでしょう。

上手にまとめノートを利用しようーまとめー

まとめノートを効果的に利用することができれば、とても有用な勉強法の1つとなります。

しかし、ポイントを外したやり方をしてしまうと、単なる作業や時間の無駄となってしまいます。

「ノートまとめをどういった目的でしているか?」ということを考えましょう。

まとめノートを利用して志望校合格に向けて勉強しましょう。

自分の望む進路を実現するためにもちろん努力は必要ですが、闇雲に勉強をするのではなく効率的に学習したほうが、より志望校合格の可能性が高まります。

もし、ワンランク上の大学に進学したいと思っているなら、ぜひ一度、桜凛進学塾の無料受験相談にお越しください。

無駄な勉強時間を無くし進路の幅を広げる、そんな「勝ちグセの付く勉強法」をお教えします。

また、遠方であればオンライン授業も対応しております。

オンライン授業では個別指導を行っており、教室で受けるのと変わりないきめ細かいサポートが受けられますので一度ご相談ください。

▼他の記事はこちらから▼

リアルドラゴン桜!桜凛進学塾・新宮竹虎が語る東大受験の必勝法!

【受験生】北海道大学に現役合格するために知っておきたい勉強法とは?

【受験】物理の勉強をする際におすすめの勉強法の順番を解説します

大宮本校
048-871-9004
〒330-0846
埼玉県さいたま市大宮区大門町3-59 オザワビル4F

浦和校
048-767-4450
〒330-0063
埼玉県さいたま市浦和区高砂3−6−18 けやきビル7F

川越校
049-293-7877
〒350-1123
埼玉県川越市脇田本町11-1川越シティビル2F

池袋校
〒170-0013
東京都豊島区東池袋1-14-11 小松ビル5F

サブコンテンツ