【勉強法】ながら勉強は効率的なのか?実際はどうなのか解説します!
ながら勉強(Youtube等の動画を見ながら、好きな音楽を聴きながら)を実際に行っている方は、皆さんの中には数多くいらっしゃるかもしれません。この記事では勉強の効率に、ながら勉強はどのくらい影響を与えるのかまでお話ししていきます。
ながら勉強について
まずは「ながら勉強」とは一体どんなものなのかお話ししていきます。すでに知っている方もいらっしゃるとは思いますが、ここではやってはいけない「ながら勉強」、効率を良くする「ながら勉強」も解説するので是非参考にしてみて下さい!
ながら勉強とは
まずはながら勉強とは何なのか、ですがこちらは文字通り「何かをしながら勉強を行う」ことを指します。
この例として、「Youtubeの動画を見ながら勉強」「好きなアーティストの音楽を聴きながら勉強」が当てはまります。
ながら勉強と自覚していなくても、これらを行っているケースも少なくないと思われます。
やってはいけない「ながら勉強」
それではやってはいけない「ながら勉強」についてお話していきます。
一つ目は「テレビ・動画を見ながら勉強」です。
まず人間の脳というのは、さまざまな事を同時に行うマルチタスクが苦手なので、テレビ・動画を見て、その後に参考書・ノートに目を移して勉強を行うといったことを行うと、脳で上手く処理することが出来ないので、効率を求めるならやはりお勧めできません。
二つ目は「何かを食べながら勉強」です。例えばガムを噛みながらの勉強などが挙げられます。
こういった何かを噛むという行為に脳を使うので、その分同時に行っている勉強の効率を落とすことになるのです。
これらは勉強と同時に行うには特におすすめできないので、なるべく控えるようにしましょう。
効率的な「ながら勉強」
先程と逆になりますが、効率的な「ながら勉強」はどんなものがあるのかお話しします。
一番お勧めなのは、「音楽を聴きながらの勉強」です。
音楽を聴いている時は、快楽物質のドーパミンが分泌されているので、どんなことにも集中できていると(錯覚ですが)実感することが出来ると言われています。
適度な分泌量なのであれば、勉強も効率的に行えるようになるので集中しやすくなります。
この後にも少しお話ししますが、こういった時は音楽のジャンルはクラシック・バロック音楽など落ち着ける音楽を選ぶと良いでしょう。
この勉強のデメリット
先程も少しお話ししましたが、この「ながら勉強」にはデメリットもあります。これらの勉強を行っている方は特に、このデメリットについては良く知っておきましょう。
効率は落ちる場合もある
前述はしましたが、やはり勉強一本で行っている場合よりも「ながら勉強」はどうしても効率的には落ちます。
人間の脳の仕組み的にも一つの事にしっかり集中することで、最大のパフォーマンスを出すことが出来るので、勉強効率を最優先に考えている方にとってはどうしてもお勧めはできません。
何か雑音が合った方が勉強できる、何かをしながらの方がやる気が出せると考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にその集中している時にしている他の事だったり・雑音は蚊帳の外になっている場合が多いです。
本番のパフォーマンスを落とす可能性がある
そして、この「ながら勉強」はこの本番のパフォーマンスにも関わる問題と言えます。
例えば勉強は音楽を聴きながらでないと行えない方は、実際にその音楽が無ければいつものパフォーマンスが出せなくなるといった問題です。
当たり前ですが試験本番は音楽を聴くことは出来ないので、どんなときにも自分の全力を出せるように、日頃から勉強をするときに音楽が無くても行えるようにしなくてはなりません
ですが、もちろん毎日ながら勉強をしてはいけない訳ではなく、テストや模試の直前になったら、そういったながら勉強を意識して勉強してみるといったことを行ってみましょう。
この勉強のメリット
最後に、この「ながら勉強」の持つメリットについてお話していきます。デメリットもありますが、勉強を行う上で良いメリットの面も持っているので、今まで「ながら勉強」を行っていた方もあまり不安になる必要はありません!
リラックスして勉強
まず大きなメリットは、リラックスして勉強できるという点ですね。
こちらは特に、音楽を聴きながら勉強をしている方に当てはまるかと思われます。
音楽には脳をリラックスさせる効果があります。音楽によって様々な効果がありますが、ゆっくりと流れる音楽や自然の環境音等は集中力を高めてくれます。
勉強を維持できる
次は、モチベーションの部分のメリットです。
受験生は特に、どうしても勉強が嫌になる日だったり、今日の勉強は諦めようとしてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
ですが音楽やお風呂に入りながらの勉強は、精神的にしんどさのある時でも、もう少し頑張ろうというように、モチベーションの部分で支えてくれます。
周りの騒音が気にならない
受験生にとって音の問題というのは大きいものかと思われます。
例えば「家の周りで何か騒音があってなかなか勉強が捗らない」「自習室での勉強に集中したいけど、周りの人のペンカチカチの音が気になる」等、こういった時はイヤホンで音楽を聴きさえすれば、それらの騒音をすべてシャットアウトして勉強することが出来るようになります。
最近人気のノイズキャンセリングイヤホンなどもかなりの効果を持つので、それがあればさらに完璧な環境で勉強できるでしょう。
音楽を聴きながら勉強
音楽を聴きながら勉強をするという事は、勉強効率という観点で考えるとあまり良いとは言えません。
脳が同時に音楽を聴くことと勉強をすることの二種類の作業を同時に行っているわけですから、当然勉強効率は下がります。
しかし、勉強をリラックスして取り組む、という点で考えると大いに音楽の効果は高くなります。
学習効果を犠牲にする代わりに、学習への導入を助けたり、持続を促すといった効果が期待できます。
こんな人におすすめ!音楽を聴きながら勉強
『私は音楽なんてかけなくてもちゃんと勉強できる!』という人があえて音楽をかける必要はありません。
ではどんな人が、音楽を聴きながら勉強すると良いのでしょうか?
例えば
◎勉強を開始することがなかなか出来ない
◎机に座ってもすぐに気が散ってしまい、集中できない
◎ようやく勉強し始めても、長時間持続させることが出来ない
このような傾向の人は、音楽を聴きながら勉強することで、勉強に対する苦手意識や精神的苦痛を音楽が和らげてくれる事が期待できます。
学習効率が多少下がっても、気楽に勉強できる、という事が優先されなければならない場合は音楽の力を借りましょう!
まとめ
今日までお勧めしたながら勉強の中で、特におすすめなのは「音楽を聴きながらの勉強」です。
特に外で勉強することが多い時、周りをシャットアウトして勉強したい方にはぜひおすすめです。
ながら勉強をする時は今日お話ししてきたメリット、デメリットを意識して、是非勉強の効率を考えて行ってみて下さいね!
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