【無理なくできる】夜型から朝型に変える3つの「ちょっとした行動」
夜に活動的になる『夜型』の人にとって、朝型に生活習慣を変えるという事は至難の技…と考えている人が多いのではないかと思います。
しかし、受験生にとって良いと言われているのが『朝型に切り替えて勉強をする』という事。
朝型に切り替える事が受験生にどんなメリットをもたらすのか?
朝型にしようと試みてもなかなか切り替える事が出来ない理由は何か?
本気で朝型に変えたい人に是非試してほしい3選!
をご紹介します。
朝型勉強が推奨される理由
まずは、受験生にとって朝型勉強が推奨される理由について、2つご紹介します。
試験が午前中
1つ目の理由は、『本番の試験は午前中に行われる』という事です。
夜型の人は、朝から午前中にかけては頭の働きがいまいち…で、夕方以降になると徐々にエンジンがかかって元気になっていく傾向があります。
午前中に試験があるのに、その時間に脳が活発に活動してくれないとなると、夜型の自覚がある人は、朝型へ変えていかないと…と考えると思います。
大事な午前中の試験時間に、何だか眠いという事態は是が非でも避けないと、一点一秒を争う大事な試験を落としてしまう可能性が高くなるのです。
そして、試験は季節で言うと『冬』ですね。
冬の朝はただでさえ起きるのが辛くなります。
寒いし、お布団から出たくないし、体温は上がりづらい、夜型の人にとって、冬の早起きは益々辛くなります。
起床後が冴える
人間の生存本能を元に考えると、空腹の時間=脳がよく働く時間と言われています。
日本人の平均で起床時間である6時30分を基準にした場合、起きてから午前10時位までが、一日の中で最も脳が活動的になる時間帯となります。
特に、起床後の約2時間はゴールデンタイムで、集中力が最も高まる時間です。
起床時間がどんどん遅くなれば、それだけ脳が冴える時間も後ろに回っていくので、試験時間に焦点を合わせる事が出来なくなりますし、試験前の勉強期間中も、一日のやるべき計画が後ろにずれ込んでくると必然的に夜が遅くなり、夜更かしのサイクルに陥るわけです。
夜型から朝型に変える壁
夜型の人が朝型に変えようとする際に立ちはだかる壁とは一体どんなことなのでしょうか?
夜型の自覚がある人は、同じ経験があるかどうか、一度考えてみてください。
生活習慣
そもそも、生活習慣自体が夜の時間に主軸を置くようになっている場合は、なかなか朝型に変えようとしても無理が生じます。
例えば、
- 毎日起床時間を決めていない(遅くても早くても生活に影響がない)
- 家族全員が夜更かし生活
- 部活や塾が遅くまであり、就寝時間を早く出来ない
- 早起きしようとすると変な時間に目が覚めてしまい、睡眠が浅くなる
- 寝る前に動画を見るのが習慣
この中で何か自分にあてはまるものはありませんか?
これらの習慣を一日や二日で直そうとしても、習慣化している項目であれば尚更変えられない壁となりますね。
音で起きようとする
ありがちなのが、目覚ましを複数セットして枕元に置いておくにも関わらず、無意識に止めてしまっている、という事です。
- 目覚ましの音を止めて二度寝をしてしまう
- 目覚ましの音には気付いたけれど、そこからなかなか起き出せない
朝起きる為には目覚まし時計は必須アイテム!ですが、その音を上手に活用できずに余計朝起きる事への苦手意識を助長してしまう、という事はよくあります。
試してほしい3選
夜型の人が朝型に変える為に、是非試みてほしい事を3選挙げました。
受験勉強期間中だけでも朝型に変えたい!と意気込む人は是非実践してみて下さい。
朝は苦手だと思っていたことはただの思い込みだったという事に気付けるかもしれません!
早起き早寝
『早寝早起き』という言葉をよく耳にしますが、夜型から朝型に変えたい人は、『早起き早寝』を意識することが大事です。
- 早寝早起き
- 早起き早寝
いつもよりも早く寝よう!として、早めに布団に入ったものの、なかなか寝付く事が出来ない。『寝なくちゃ、寝なくちゃ』という思いだけが先走り、早寝失敗。
無理矢理でも早く起きる!すると、結果的に夜眠くなり、就寝時間が早まる。就寝時間が早かったので、翌日も睡眠時間を保った状態で早起き出来る。
違いが分かりますか?
まずは、『早起き』です。
早起きも、いきなり『今日はいつもより一時間早く起きるぞ!』と意気込んでも失敗する可能性が高くなります。
通常7時に起きる生活をしていたとすれば、朝型に変える初日は、15分だけ早い、6時45分に起床時間を設定しましょう。
15分がきつかったら10分でも5分でも構いません。
少しずつ早く起きるということがポイントです。
音より光
実は、目覚まし時計の音は、自律神経がビックリしてしまい、体にとっては負担が大きくなります。毎日の事なら尚更です。
自然な目覚めを促すのに効果的なのは『光を浴びる』事です。
寝室に自然と朝日が差し込むような環境で目が覚めるのが、体内時計のリセットという意味でも非常に気持ちよく目覚めることが出来ます。
遮光カーテンを非遮光型に変えたり、最近では、太陽光をヒントに開発された、光目覚まし時計というものも販売されています。
起床時間に合わせて徐々にライトが明るくなる『日の出モード機能』がついている目覚まし時計は、スマホのけたたましいアラーム音よりずっと快適に目覚めることが出来るという評判もあるので、使ってみるのも良いと思います。
水分摂取と朝食
体温を上げて体を目覚めさせるのに、朝食は必須です。
睡眠中に体外に放出された水分を起きがけに取り入れることで、内臓が活動を開始し、目が覚める効果も期待できます。
目が覚めて、布団からの脱出に成功したら、半分以上は朝型生活大成功です!
あと半分は、脳を目覚めさせる事が出来るように、水分と食事を採ることを心がけましょう。
まとめ
夜型を朝型に変えるというのは、そう簡単に出来る事ではない!と考えている人でも、上述の3選に意識を向けるだけで、朝型に慣れていくことが出来る様になります。
◎早起き早寝を心がけ、早起きはいつもの起床時間より5分~15分刻みで早めていく
◎音で起きられない人は光を活用。朝日や、光目覚まし時計が効果的
◎水分摂取と朝食で、脳を目覚めさせる
受験生は日々の時間の使い方まで考える…本気で自分と向き合う絶好の機会です。
朝型に変えることでのメリットを実感できれば、試験本番で自分の脳に自信を持って臨めます!
是非3選を実践してみてください。
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