私立中高一貫校の勉強方法とは?効率を高める方法教えます!
私立中高一貫校に通っている方の中には、勉強についていけない方またはもっと成績を上げたい方も多くいらっしゃることかと思います。
そんな方向けに、この記事では勉強方法に焦点を当て解説します!
勉強についていけない理由
それでは、中高一貫に入学して勉強についていけない、周りと差が開いてしまう大きな理由は何なのでしょうか?
まずはその理由として挙げられる3点を解説していきたいと思います。
合格がゴールに
最初に挙げられる理由として、「私立中高一貫に入学したことがゴールになっている」点が挙げられます。
行きたかった学校に合格したから、もうしばらく受験は無いからと勉強に対するモチベーションが下がり気味になってしまう可能性があります。
難関な試験を突破し、中高一貫校に入学した周りの学生は、この記事を読んでいる皆さんと同じかそれ以上の学力を持った方達です。
こういった方達は、すでに勉強の習慣がしっかり定着している場合が多いので、勉強をしているか、していないかが日頃のテストで差として大きく現れてしまうのです。
進度の早い授業
次に挙げられるのは、私立中高一貫校によく見られる進度の早い授業です。
私立中高一貫校のメリットであり、人によってはデメリットと感じてしまうこともありますが、中高一貫校では高校2年生までに高校範囲3年間分を終わらせて、高校3年生では1年間丸々使って受験対策を行います。
中高一貫生のように高校受験をしない方の中では、受験がまだ先だからと中だるみをしてしまったり、進度の早い授業についていけない為に勉強に出遅れてしまったり、ということが起こってしまうのです。
塾に通わない
最後の「塾に通わない」は人それぞれで異なってきますが、中学受験で塾に通っていた方の中には合格を機に塾をやめ、自宅学習に切り替えるといった方もいます。
なので、自宅学習に切り替えたことにより、「勉強のペースが分からない」、「どこから勉強をしていいのか分からない」と勉強へのハードルが上がってしまうのです。
効率の良い勉強法
それでは次に、効率の良い勉強法について説明します。
実は私立中高一貫でも公立の中高でも勉強法についてはそこまで変わるわけではなく、どちらでも使える方法なので、是非勉強に取り入れてみて下さい!
勉強時間の確保
まずは勉強時間の確保が重要になります。
私立や中高一貫校に通っている方は、勉強時間も高校受験にむけて勉強している方と同じ時間を目安に勉強することをお勧めします。
高校受験が無いからと勉強時間をおろそかにしていては、高校受験組に追い抜かされて勉強で落ちこぼれになってしまう可能性があるからです。
学校への距離が遠い方は後に紹介するある点に意識すると、勉強時間を確保できるようになるのでそちらも参考にしてみて下さい!
予習のやり方
次に勉強についていくためには、勉強の予習は欠かさないようにしましょう。
予習が必要な理由として、中高一貫の授業時間が1日5時間~7時間だと思います。
予習をせずこの貴重な授業時間を無駄にしてしまうと、とてももったいないとは思いませんか?
この後にもご説明しますが、時間を確実に確保するためには、授業の時間も非常に重要にするべきなのです。
1日15分でもいいので、次の授業範囲の予習を行うようにしましょう。
次の授業で扱うテキストを1周は読み、問題集などを解いてみて分からなそうな箇所にはあらかじめマークをつけておく、等をしておくと授業の理解力も格段に上がるのでお勧めです。
授業を無駄にしない
先程も話しましたが、授業を有意義なものにすることは、学力向上には必要不可欠です。
授業の予習は勿論、復習にも力を入れましょう。
授業の内容を理解した上で復習を行うことで、その次の授業や予習の理解力を上げることが出来るのです。
それでは科目ごとの復習方法について解説します。
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- 国語
授業で扱ったテーマの音読を行う。新しい漢字が出てきたら書きながら読んで暗記する。
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- 英語
授業で扱った文を音読する。授業で分からなかった単語、熟語は調べておき教科書に書き込む。
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- 数学
授業で扱った問題をもう一度解いてみる。問題の解き方をスラスラ言えるようにする。
予習、復習は毎日行うことで習慣化されるので、ぜひ続けてみましょう!
周りと差をつけるためには
最後に周りと差をつけるための方法について解説していきます。
勉強の予習復習以外にもこれら2点を行なうことで、更なる成績アップに繋がります。
基礎固め
まず第一に、基礎固めです。
ハイスピードな授業についていくためには予習復習が大切ですが、さらにリードしたい方は基礎固めをきちんとしていくことが重要になります。
出来ない問題に当たった時に教科書に立ち戻って何度も学習し直す必要が無いように、漢字や、英単語や基本の公式は早いうちから暗記していきましょう。
スキマ時間の有効活用
次に、勉強時間確保の説明の続きになりますが、スキマ時間を有効的に活用していくことが非常に重要になります。
例えば電車で1時間かけて通学している方は特に、通学時間を勉強に充てるだけで往復2時間分の勉強時間を確保することができます。
移動中だけでなく、お風呂に入浴している時間や授業の10分休みなど細かい時間を無駄にしないことが重要です。
勿論疲れているときは休むべきですが、余裕がある時はスキマ時間を使って勉強時間を確保しましょう。
中学受験合格直後
今まで中学受験で何年も塾に通い、周りのお友だちが放課後遊ぶのを横目で見ながら塾通いをしていた成果がようやく合格という形で実り、さあ、いよいよ新しい旅立ち!と思っていても、旅立った先で一体最初にどんなことが待っているのか漠然とした不安があると思います。
中学受験を終えて、実際の入学式までは約2ヶ月。
小学校の勉強はノー勉でも余裕ですという人は是非、入学式直後の入り口授業を意識してみましょう。
最初は公立中学と同じ
不安がることはありません。
最初のスタートでいきなり数学の方程式をやったり、英語で長文読解が出来ないとついていけない、ということはありません。安心してください。
おおよそ、どこの塾でも『中学準備講座』として、中学一学期の勉強内容に触れる内容の講習を行っていると思います。
その講座を利用するのも良いと思いますし、自分でテキストを購入して進めるのも良いと思います。
数学は『正負の数』からスタートしますので、マイナスの概念を理解し、計算がスムーズに出来るように練習をしておきましょう。
英語は基本的にはアルファベットから始まり、簡単なフレーズやbe動詞から授業がスタートします。
近年、小学校でもGSの授業で英語に触れる機会が多く、中学生なってから初めて英語に触れます、という生徒は少ないはず。
ですので、アルファベットは小学校で学んでいる事を前提に授業が進んでいきます。
月や曜日を英語で書いたり、スペルは苦手だなと感じる人も多いと思うので、自宅で入学までの2ヶ月、『英語を書き慣れる』習慣を身につける事をお薦めします。
どの教科も、スタートは同じでも進度のスピードが速い!ということは肝に銘じておきましょう。
まとめ
おわりに、中高一貫校でも公立の学校でも同じく言えるのが、勉強の積み重ねの重要性です。
どんな勉強でも続けていくことに意味があります。
勉強の習慣をつけ日常の当たり前にすると、勉強へのハードルも低くなるのでなるべく早いうちから習慣化させるようにしましょう。
今はオンライン授業で通塾時間もかけずに、自宅で効率よく成績をあげる人も増えています。
桜凛進学塾では皆さんそれぞれの科目の効率の良い勉強法をお伝えします。
自分の望む進路を実現するためにもちろん努力は必要ですが、闇雲に勉強をするのではなく効率的に学習したほうが、より志望校合格の可能性が高まります。
もし志望校に合格したいと思っていたり、ワンランク上の大学に進学したいと思ったりしているなら、ぜひ一度、桜凛進学塾の無料受験相談にお越しください。
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