【受験生】受験勉強の合間に適切な休憩をとって集中力を取り戻そう!

後悔や自己嫌悪が後に残ってしまう休憩方法は、受験勉強によくない効果をもたらしてしまう傾向があります。

例えば、動画やゲーム、SNS、インターネットをダラダラと見てしまうことです。これらは依存してしまいがちです。

それではどのように休憩をとれば良いのか。この記事ではおすすめの休憩方法について解説しています。

 

 

受験勉強の合間には休憩が必要なの?

受験勉強していると時間が無くて休憩したくない時もありますよね。そもそも受験勉強の合間には休憩が必要なのかを調べてみました。

 

休憩は必要

医学的・生理的な研究の結果、人間の集中力は90分が限界というのが定説です。

 

また、90分のなかで集中力を最大レベルに保てる時間は、30分程度しかありません。

こう考えると、1日中勉強しなければならない受験生からみれば、ずいぶん時間が短いと思うのではないでしょうか。

 

休憩を取らないで勉強したのに全く効率が上がらなかった場合、それは能力的な問題でも気持ちの持ちようでもありません。頑張りすぎたことで医学的・生理的に無理が生じて、かえってパフォーマンスが下がってしまっているのです。

 

人間は90~120分以上経つと集中力が大幅に落ちてくるため、同じ作業を続けるには休憩が必要になります。

 

休憩をとると勉強効率が上がる

集中力が低下した状態では勉強の効率が上がりません。

 

休憩によって、疲労によって衰えていた脳の働きが回復し、高い集中力をキープできると考えられます。

 

脳波計を観察すると、集中力に影響する前頭葉のガンマ波の落ち込みが休憩によって上がることが確認できます。つまり、15分間の休憩時間は無駄な時間ではなく、勉強効率を高めたといえます。

 

60分以上の勉強時間でもこの傾向は変わりません。90分以上経過すると脳の働きは大きく低下するので、続けて勉強することはとても非効率です。

 

科学的にみても勉強のパフォーマンスを向上させるには休憩が欠かせないということがわかるのです。

 

休憩内容も考慮する必要がある

運動の合間の休憩などは適切に取ることが簡単ですが、脳の休憩の場合は注意が必要です。

 

勉強の休憩は「脳を休めること」を意識しないと、休憩を取ったつもりで取れていないことがあります。

 

たとえば、休憩時間にスマホをいじったりゲームをしたりすれば、無意識に情報をインプットし続けて脳は活発に活動を続けてしまうでしょう。

 

休憩はあくまで勉強再開に向けてコンディションを整えるための時間と考えることがポイントです。

 

受験勉強に効果的な休憩のタイミング

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受験勉強に効果的な休憩のタイミングというものがあります。それをご紹介しましょう。

 

勉強25分→休憩5分

25分勉強して5分休憩というサイクルを繰り返す方法は「ポモドーロ・テクニック」といいます。

 

この方法の特徴は徹底した時間管理です。どんなに集中していても作業が中途半端でも時間が来たら休憩し、休憩が終わったら作業に戻ります。

 

この方法のメリットは3つあります。

 

1つ目は長時間勉強を続けるプレッシャーから解放されることです。

少し先にゴールがあれば頑張りやすいですし、勉強に取り掛かる負担も軽くできるでしょう。

 

2つ目は時間が人間の集中力の限界である90分に対して勉強時間が短く集中しやすいことです。

また、タイマーでカウントされる緊張感から集中力が途切れにくくもなります。慣れてくれば25分間で完了する課題を設定できるようになり、さらに集中力が高められるでしょう。

 

3つ目は休憩が短いので勉強に戻りやすいことです。

 

勉強50分→休憩10分

50分勉強したら10分休憩するタイムテーブルです。

 

この方法は特に高校生に向いている方法です。

なぜなら、高校の授業時間は50分が多いので日常的に50分間勉強することに慣れているからです。集中力が切れてくる習慣も身体にしみついているので、ペース配分や10分の休憩で効率よく休むことも自然にできるでしょう。

 

入試の試験時間→休憩15分

入試の試験時間と同じ時間勉強をして15分休憩する方法もあります。

 

この方法は実際の受験を想定した実践的な方法といえるでしょう。

 

試験時間と同じ時間、集中力を保つトレーニングにもなるので、本番でも最後まで集中力が持続しやすくなります。

試験日が近づいてきた追い込みの時期や、問題集を解くようなときに試してみてはどうでしょうか。

 

受験勉強の合間におすすめの休憩方法

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最後に受験勉強の合間におすすめの休憩方法をいくつか見ていきます。自分に合った休憩方法を見つけてくださいね。

 

ちょうどいい長さの動画を視聴

動画には、1分前後の短さで笑える動画や癒されるものがあります。

 

短い動画をみて息抜きするのはおすすめです。

 

特に、オモシロ動画や赤ちゃん、動物などの可愛い動画などは人気があり、再生回数も多くたくさん出回っています。

 

勉強ばかりで少し気分が沈んでいるときは、海外の風景や将来旅行してみたい場所の動画などをみてモチベーションを上げるのもよいでしょう。動画を見る時は、再生時間には注意しましょう。動画に夢中になってしまい決めていた休憩時間を大幅にオーバーしてしまうと、自己嫌悪になったり目や脳が余計に疲れてしまったりします。

 

音楽を聴く

音楽は、手軽な方法として多くの人に用いられている息抜きの1つです。音楽にはストレス物質を軽減させる効果や不安を減少させる効果があるとされているため、気分や状態によって使い分けるとよいでしょう。

 

勉強で疲れている場合、リズム感のある音楽を聴くと気分を上げてリフレッシュしやすくなります。焦りや不安、ストレスを感じている場合は、ヒーリングミュージックやピアノ、オルゴールなどを使用した曲、波の音など心地よいと思うものを探してみましょう。

 

聴く曲に困ったときは、インターネット上で音楽ラジオなどを利用するのもおすすめです。

 

ストレッチで体を動かす

ストレッチには長時間同じ姿勢で固まった筋肉の凝りをほぐし、体も頭もすっきりとさせる効果が期待できます。

 

広い場所がなくても、背中を伸ばしたり、屈伸や前屈、腕回しなどができ便利です。短時間でもリフレッシュ効果が期待できるので、呼吸も意識しながらぜひ取り組んでみましょう。ストレッチに加えて軽く顔や頭をマッサージすることで、目の疲れを取り除くこともできます。

 

おやつタイムをとる

勉強の合間を、思い切っておやつタイムにしてみるのも手です。

 

脳が疲れていると感じる場合は、ブドウ糖の摂取がおすすめです。ブドウ糖は脳のエネルギー源となるため、脳の活性化や集中力向上に結びつきます。

 

また、小腸から吸収されて、肝臓や血液に入ってすぐにエネルギーになるため、疲労回復に最適です。こういった理由から、甘いものを食べてエネルギーを補給するのがおすすめです。

 

食べすぎには気を付けながら、チョコレートやラムネ、ドライフルーツなどをカバンに忍ばせておくと便利でしょう。テストや受験本番の前に頭をスッキリとさせたい場合にも使えるテクニックです。

 

上手に休憩して受験勉強を頑張ろうーまとめー

上手な休憩をして、時間を最大限に利用して勉強効率と勉強効果を上げるようにすれば、きっと合格が見えてくるはずです。

受験勉強は時間との勝負ですので、休憩も含め集中できる時間を最大限確保するようにしていきましょう!

 

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