【暗記への近道】圧倒的に覚えやすい!?効率的な勉強法8選
勉強していると「暗記」することが必ず必要となります。
しかし、暗記が得意ではないという人もいるでしょう。
今回は、覚えやすい勉強や効率的に覚えられる勉強法を紹介しています。
ぜひこの中から自分に合った勉強法を見つけてください。
そもそも覚えられない理由とは?
覚えやすい勉強法をみる前に、そもそもどうして覚えられないのでしょうか。
その理由をみていきましょう。
情報量が多くて覚えることが出来ない
情報量が多すぎるため、脳のキャパシティを超えてしまい覚えきれないことが理由のひとつです。
記憶とは、長期記憶として神経系を構成するニューロンにネットワーク化されるものです。
このネットワークの容量は理論上無限とされています。
しかし、長期記憶に移行する前の短期記憶の段階では、脳内の容量はとても少ないといわれています。
短期記憶では、わずかな情報でも次々にインプットされると、長期記憶として定着する前に容量オーバーで消去されてしまいます。
情報が似ている場合がある
似たような情報が複数あると、正確に覚えられない可能性があります。
目にした情報が似ていると、すべて同じような情報に見えてしまい、正しく暗記できません。
たとえば、一般的なテキストの場合、ページのほとんどが文字の羅列で構成されています。
そのため、一見しただけでは特徴がなく、なかなか記憶として定着しません。
時間がたつと忘れてしまう
人は時間が経つにつれて覚えたことを忘れてしまいます。
たとえば、この記事について読んだ直後であれば、内容について説明できるはずです。
しかし、2ヶ月後に同じように説明して、といわれても、うまくできない人が大半でしょう。
人の脳は一度覚えたことでも時間が経つと忘れていきます。
人が覚えたことを、時間経過によってどれだけ忘れるかをグラフに表したものを、「記憶の忘却曲線」といいます。
詳しくはこちらをご覧ください。→エビングハウスの忘却曲線とは?誤解と正しい理論・日常での活用法を解説 | Theory Work
効率的に覚えられる勉強法とは?
それではさっそく、効率的に覚えられる勉強法をいくつか見ていきます。
五感をフル活用して覚える
人には、視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚の五感が備わっています。
この五感をできるだけたくさん使うことで、暗記による学習効率が向上します。
たとえば英語や国語などで本文の内容を記憶したいとき、黙読すると視覚しか使いませんが、音読して耳で聞くことによって視覚と聴覚を使うことになり、2倍の速さで覚えられます。
また、視覚と聴覚を使うために、普段の学習ではなるべく声に出して読むことがポイントです。
英単語や歴史の人物などの暗記はもちろん、参考書の解説文なども音読することで理解度が増します。
音読する際には耳栓をするのがおすすめです。耳栓をすると声に出した内容が骨伝導で頭の中に大きく響き、集中力が上がります。
一回で完璧に覚えようとしない
人は時間が経つにつれ覚えた内容を忘れていきます。
そのため、一回で完璧に覚えようとしても、難しいのが実情です。
時間をかけても一回では覚えられないので、人は忘れるものだと割り切りましょう。
短時間で何度も繰り返す
適切なタイミングで復習することで記憶の定着率は向上します。
ポイントは、短時間でいいから何度も暗記を繰り返すことです。
繰り返し覚えることによって、脳が重要な情報だと判断するので長期記憶になりやすいです。
頭に入りやすいものから勉強する
頭に入りやすいものから勉強するのが効果的です。
好きなドラマは、先が気になって時間が経つのも忘れてずっと見てしまったりしますよね。それと同じです。
好きな科目から勉強し、脳がやればできると感じる状態になってから苦手な科目の勉強をすると、記憶のパフォーマンスが高まっているので、勉強効率を上げることができるのです。
覚えることに興味を持つ
やりたくないことをやろうとしても、勉強したことを頭に入れることはできません。
というのも、脳がストレスを感じると、覚える力が弱くなってしまうからです。
やりたくない勉強をしょうがなくやったり、難しい問題をずっと考えていると、途中で集中力がなくなって他のことが気になったり、眠くなったりしてしまうものなのです。
脳が勉強することを拒否してしまうと、勉強のスピードを上げることができないのです。
まずは苦手意識を捨て、勉強に興味を持つ努力をしましょう。
歴史なら、参考書を使っての勉強がつまらないと感じているなら、歴史に関する漫画を読んでみるといいでしょう。
漫画なら難しい文章が並んでいるだけの参考書よりも読みやすく、あっという間に読み終えてしまいますよね。
また、ストーリーを知ることによって、もっと詳しく知りたいという興味も湧いてくるので、内容を頭に入れようとしなくても自然と覚えてしまっているのです。
面白くて覚えやすくなる勉強法
最後に少し変わっている面白い勉強法をご紹介しましょう。
普通の勉強法ではなかなかやる気が出ないという方は試してみてはいかがでしょうか。
シンクロ・マッスル学習
効果的なのは体を動かしながら、覚えたいことを声に出して暗記すること。
体を動かすと脳に刺激がいき学習効果がアップするとのことです。
体を動かすといっても、激しくする必要はありません。
部屋を行ったり来たりしたり、軽くスクワットしながらやるだけで効果があります。
これを「シンクロ・マッスル学習」と言います。
利き手でない手を遊ばせないで暗記する
勉強しているときや、暗記しているとき、あなたは利き手ではない手をそれほど意識していないはずです。
この利き手では無い方の手を意識して絶えず動かすことで、右脳も左脳も両方とも活性化され暗記効果に影響を与えます。
ちなみに動かすと言っても変に力んで動かすのではなく、指先で机などをトントン、トントン叩くだけでいいそうです。
爪をギュッと押しながら暗記する
覚えたい内容を小声で唱えながら、指の爪を押していきます。
親指からスタートして、人差し指、中指、薬指、小指と、順々に押していきます。
指先と脳は直結しているので、指先に刺激を与えることで頭の回転を大きく上げることで暗記しやすい状態に持っていくということですね。
爪を押す強さは、少し痛いくらいに強めに押すことがポイントとのことです。
自分に合った方法を見つけてみよう-まとめー
色々な暗記のための勉強法を紹介してきました。
どれも普通に覚えるよりは覚えやすい方法となっています。
ぜひ自分に合った勉強法を見つけて、暗記に対しての苦手意識をなくしてくださいね。
効率よく勉強し、合格を勝ち取るためには自分に合った勉強法を見つけ、そのコツを身につける必要があります。
桜凛進学塾では、このように成果が上がる勉強の仕方を、生徒さん一人一人に合わせて丁寧に指導しています。
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自分の望む進路を実現するためにもちろん努力は必要ですが、闇雲に勉強をするのではなく効率的に学習したほうが、より志望校合格の可能性が高まります。
無駄な勉強時間を無くし進路の幅を広げる、そんな「勝ちグセの付く勉強法」をお教えします。
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