受験生で9時間睡眠!?睡眠時間の確保は勉強効率アップの近道です!

受験生の皆さん、毎日の勉強お疲れ様です!

睡眠時間、取っていますか?

きちん寝ていますか?

受験生=寝る時間を惜しんで勉強している

というイメージがありますが、これはあくまでもイメージです。

最近は『しっかりと睡眠時間を確保して、日中の勉強効率を上げていく』という事が合格に繋がるという声を多く耳にします。

実際の研究や実験データからも顕著で、7時間~8時間の睡眠時間が最も有効であることも分かっています。

無理に睡眠時間を削らず、毎日きちんと寝ることを優先しながら受験勉強に取り組む意識がとても大切です。

 

1日9時間睡眠で東大に合格!

桜凛進学塾講師で、渋谷教育学園渋谷中学高等学校から東京大学、東京大学大学院に在学中の宇野瑛理香さんに、睡眠時間をどのくらい取っていたのかお伺いしました。

宇野さんの睡眠時間

なんと、睡眠時間9時間!!!

 

受験生の睡眠時間セオリーを覆すような時間です。

宇野さんが「長時間寝ないとパフォーマンスが落ちるタイプなので、めっちゃ寝ないと体調も崩しちゃう」と動画の中で話しています。

普段の生活の中で、

◎自分は睡眠をしっかりとらないと日中のパフォーマンスが落ちるのかどうか

を自己分析されています。

 

たまに、ショートスリーパーで、短時間睡眠でも日中のパフォーマンスは落ちない!逆に、沢山の寝てしまった方が日中だるくなる、といった人もいらっしゃいますが、自分が何時間程度の睡眠を取れば体調が整うのかを知っておく必要がありますね。

 

睡眠が大事な訳

なぜ受験生に睡眠が大事なのか、ざっくりと説明します。

 

記憶が整理される

徹夜で一生懸命勉強して知識を詰め込むのは短期記憶ですが、受験は長期戦、短期記憶を長期記憶にシフトさせる必要があります。

脳がその作業をしてくれるのが、正に寝ている間なのです。

 

健康を阻害する

アメリカの研究で、7時間睡眠グループと6時間睡眠グループに分けて、それぞれに風邪ウイルスを投与し、風邪の引きやすさを調査たというスゴい研究があります。

結果は、7時間睡眠グループに比べ、6時間睡眠グループの風邪の引きやすさがなんと4.2倍に増えたそうです。

1日1時間の違いでも、このような差が生まれるなんて…ビックリですね。

 

睡眠時間が短くなることで免疫力が低下し、風邪や感染症を引き起こしやすくなるという負のスパイラルに陥ってしまう…

受験生に風邪は大敵。なるべく健康を保った状態で臨みたいものです。

 

理想の睡眠時間は7時間~8時間

理想の睡眠時間が、アメリカの高校生の研究で明らかになりました。

ご紹介します。

 

アメリカの高校生の調査

アメリカで行われた高校生への調査では、

◎7時間半睡眠を取った生徒→テストの成績が良かった

◎7時間未満の睡眠時間を取った生徒→テストの成績が悪かった

という結果が出ました。

 

受験生だからといって、睡眠時間を削って勉強することは、長期戦になればなるほど日中のパフォーマンスが下がり、成績も上がらず、体調を崩すことにも繋がる…ということになります。

 

ロングスリーパーの有名人

長時間しっかりと睡眠を取らないと日中のパフォーマンスが下がってしまう…

この感覚がある方は、いわゆる『ロングスリーパー』である可能性が高いでしょう。

ロングスリーパーの有名人をご存じですか?

例として挙げてみます。

 

アインシュタイン

天才物理学者のアインシュタインは1日10時間睡眠を取るロングスリーパーとして有名です。

『9時間以下しか眠っていない日は頭が冴えない』と家族に漏らしていたそうです。

彼は非常に神経が繊細で、ヒトラーが行進しているのを目の前で見た時に失神してしまったという逸話があります。

また、音楽的センスもあり、非常に感受性が高いことで知られています。

日中に受ける刺激が通常よりも激しく感じられ、繊細な彼が起きている間に受ける脳刺激は疲弊度も高かったと思われます。

睡眠をしっかり取ることで、疲れきった脳の回復を促進していたのかもしれません。

 

ショートスリーパーの有名人

逆に、短時間睡眠でもエネルギーを発揮した有名人で、ナポレオンが挙げられます。

彼は外交的で物事に執着やこだわりがないことで知られていました。

アインシュタインとは真逆で、日中ストレスを感じにくく、脳も疲れにくかったのではないかという説があります。

発明王のエジソンも毎日4時間しか睡眠を取らないとことで有名ですが、彼は『眠るのはなまけものがすること』と周りに公言していたとか。

自分自身で『眠りは悪』という暗示をかけていたのかもしれませんね。

 

まとめ

勉強にとって最も大事なのは、集中力や記憶力です。

睡眠がしっかり取れていないと、集中力も記憶力も低下します。

日中のパフォーマンスが下がってしまうと、せっかく取り組んだ勉強の質も下がり、睡眠不足が積み重なるほど勉強効率の低下は顕著です。

 

まずは、自分がどのくらいの睡眠時間を確保すれば日中勉強が捗るか、調べてみる必要があるでしょう。

一般的に、1.5時間はの倍数が脳内がスッキリすると言われています。

7.5時間、8時間、8.5時間、9時間と睡眠時間を区切って起床してみると良いでしょう。

 

自分のパフォーマンスが1番発揮できる睡眠時間を把握し、しっかり寝てくださいね!

 

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