集中力も反復力もこれで身に付く!キッチンタイマー勉強法

勉強に必要な二大要素は何だと思いますか?

『集中力』と『反復力』です。

この二つ、大事な要素であることは十分分かっているけど、身に付いていますか?と聞かれると、ちょっと不安…という人が多いのではないかと思います。

自分の勉強方法になんとなく自信が持てないのは格別恥ずかしい問題ではありません!

受験とは、日々手探りし、色々と試行錯誤を重ねながら自分に合った勉強法を探していく事が醍醐味であったりします。

今回は、『集中力』も『反復力』一度に身に付けることが出来る、キッチンタイマー勉強法をご紹介します!

これをやらずして受験勉強とは言えない位、利にかなった方法ですので、是非今日から実践してみてください。

キッチンタイマーじゃないとダメ?

タイマーといっても様々な種類がありますが、なぜ『キッチンタイマー』なのでしょうか?

その理由を挙げてみます。

機能の問題

キッチンタイマー

タイマーには、キッチンタイマーだけでなく、ストップウォッチ、スマホのアプリ等、思い付くだけでも沢山の種類があります。

この中からキッチンタイマーを使う理由はズバリ『機能性』の問題です。

スマホは機能がありすぎて、使用の際に集中力を阻害する恐れがあります。

タイマー機能だけではないため、本来はタイマーとして使おうとしていても、ラインを見てしまったり、自分がインストールしているアプリゲームをやってしまったり、誘惑が多いのです。

ストップウォッチも同様、スマホほどではありませんが、ボタンが側面に数種類あり、ラップタイムを刻んだり、時間差を計測したり、様々な機能から『タイマー機能』を選択することになります。若干面倒です。

キッチンタイマーは純粋にタイムを測るのみに機能が徹しており、画面も大きく時間刻みがシンプルで見やすい為、気が散る要因が全くないのです。

使用方法

では、実際にどのようにキッチンタイマーを使って勉強するのかを見ていきたいと思います。

勉強時間を決める

時計

まずは、トータルの勉強時間を決めます。

例えば、『19時から21時までの2時間を勉強時間にあてよう』というように、外枠になる時間設定をします。

その日の学校の宿題や課題、テスト前ならもっと時間を多めに取るかもしれません。

勉強したい内容や、自分の生活スタイルを考慮しながら決めましょう。

時間を分割していく

次に、時間を細かく区切っていきます。

区切りの目安は30分程度です。

人間の集中力は90分が限界と言われていますが、キッチンタイマー勉強法は『細かく時間を区切ってコンスタントに進めていく』事が大事です。

いきなり区切りを1時間にしてしまうと、思ったより1時間の中でだらけてしまっている時間が多いことに気づくと思います。

30分より短く区切っても構いません。

とにかく、タイマーをかける時間は他の事に気を取られない時間設定にしましょう。

『自分は集中力がないな』と思っている人は、10分区切りでも大丈夫。

区切った時間の間には5分程度の休憩を挟むことを忘れないようにしましょう。

キッチンタイマー出動

さあ、いよいよキッチンタイマーの出動です!

分割した時間にキッチンタイマーをセットし、スタートボタンを押したら直ぐに勉強を開始してください。

自分で決めた分割時間内は、わきめもふらずに集中しましょう。

スマホの通知がなっても、家族に話しかけられても、一切無視です!

お手洗いも、休憩タイムに済ませ、分割時間に行くことのないようにします。

タイマーの終了音が鳴るまではひたすら自分の課題をこなし、タイマーが鳴ったら即終了です。

ここで大事なのは、『まだ課題が終わっていないから、あと少しタイマーで時間を追加しよう!』と考えて、予め決めた分割時間を延長してしまう事です。

これでは、せっかく区切った時間計画が無駄になってしまいます。

時間内に終わらなくても、一旦タイマー通りに切り上げ、翌日以降の分割時間を考える時に変更しましょう。

休憩時間もタイマーをセットします。

休憩の目安は5分~10分です。

こちらも、ちょっと疲れたから…といって勝手に延長してしまう事は避けましょう。

お手洗いを済ませたり、飲み物を飲んだり、体を伸ばしてみたりする為の休憩時間と捉えましょう。

勉強→休憩→勉強→休憩 と繰り返していく事になります。

キッチンタイマー勉強法のメリット

この、キッチンタイマー勉強法には一体どのようなメリットが期待できるのでしょうか。

3つにまとめてご紹介します。

集中力が持続する

集中力をキープできない人の特徴として、『勉強している時としていない時の区別が曖昧』といい点が挙げられます。

机に向かってはいるものの、鉛筆をまわしてみたり、携帯をいじってみたり…という状態を避けるには、『この時間は他の事は一切しない!勉強のみ!』と決める事が大事です。

キッチンタイマーを一度オンにしたら、次の終了音が鳴るまでは勉強に集中する事を自分で決めるのです。

最初から一時間も二時間もやる必要はありません。

10分だけからスタートすることで、徐々に集中することに慣れてきます。

時間は慣れた後に伸ばせば良いのです。

本番の試験に効果的

test

本番の試験は、解答時間が各教科決まっており、その決められた時間内に解かなければいけません。

一問につまづき、ずっと答えを考えていては、その他の問題を解く時間がどんどんなくなっていきます。

試験は時間との勝負です。

普段から、キッチンタイマーで区切った時間内に解く練習をしていると、時間を効果的に使う訓練が自然と出来ている為、時間配分もしやすく、試験ストレスも軽減します。

キッチンタイマー勉強法による時間の使い方は、試験時間の使い方と同じです。

『時間が足りなかった』『あと5分あれば最後の問題にとりかかれたのに』という課題を、普段の勉強法で難なく攻略することが出来ます。

細かく区切って反復出来る

勉強に大切なのは、反復力です。

人間は忘れる生き物で、いくら一生懸命覚えた勉強でも、時が経てば経つほど忘れていきます。

そこで、反復することにより、短期記憶を長期記憶に変え、定着率を挙げていくのです。

キッチンタイマー勉強法は、正に、ひたすら勉強と休憩を繰り返していく方法です。

短い時間をひたすら繰り返すことによって記憶が脳内に留まりやすくなります。

長時間勉強しても、翌日以降全く手付けずの知識は、失われていくのが非常に速いです。

コツコツ少しずつ、メリハリをつけて時間を使う事は、効果的な勉強方法なのです。

まとめ

キッチンタイマー勉強法についてご紹介しました。

是非今日から実践してみてください。

まずは、一週間を目安に毎日実践し、時間調整や勉強内容の修正は徐々に行っていけば良いと思います。

早い段階でキッチンタイマー勉強法を上手に活用できるようになれば、その後、非常に良いサイクルで勉強が捗ります!

時間は上手く使えるようになったけど、勉強内容の選定がなかなか上手く行かない、という人は是非、桜凛進学塾無料相談にお越しください。

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