基礎から勉強を行いたい方必見!中学の勉強をやり直しする利点とは?
「高校に入ってから授業が難しい」「受験勉強の内容が分からない・・・」と思っている方でも大丈夫!この記事では、基礎力の大切さや中学生の勉強からやり直すべき科目についてお話するので、しっかり活用すれば成績向上間違いなしです!
基礎の重要性とは
高校生になって間もない方、これから受験生になる方に、両方共通して言えることとして
基礎の学習の重要性が挙げられます。意外と知らない基礎の重要性についてまずは解説
します。
勉強の方向性が分かる
まず、最初に「勉強の方向性」がある程度分かるようになることが挙げられます。
そもそもどんな科目でも勉強するのにあたって、この科目ではどんなことを勉強するのか
全体像を知っておくだけでも、その後の勉強効率が変わってきます。
ちなみに勉強の基礎とは、教科書レベルの事を指します。
この教科書の内容がある程度分かれば、基礎はあらかたマスターしたといっても間違いではないでしょう。
これをおろそかにすると志望大学への道程も遠のきますし、成績を上げることも出来なくなります。
応用問題も解けるように
勿論ですが、基礎をマスターすれば応用問題もスラスラ解けるようになります。
一見かなり難しく見える応用問題も、実際は基礎を組み合わせただけなことがほとんど
なので、教科書レベルの基礎が頭に入っていれば、問題なく解けるようになります。
ですが皆さんが受ける大学受験では、ほとんどの大学で応用問題が出来なくても、
基礎の部分を完答出来さえすれば合格することができます。
まずは基礎の部分から勉強を始めましょう!
中学の勉強は全ての根幹
まず、中学生の学習内容は、中学一年生の勉強が土台となります。
中学一年生で勉強した事を基礎基本とし、同じ勉強を繰り返しながらレベルアップを図っていきます。
一気に難易度が上がるのが、中学二年生の2学期から。
ここで中学一年生で学んだことが疎かになっている場合、中学2年生の中だるみ時期と重なり、付いていけなくなるという事態が発生しやすくなるのです。
高校の学習内容も中学と一緒
高校に入ってからも、学習内容のサイクルは同じ。
高校一年生の学習内容は中学で勉強したことを土台としています。
ここで勉強につまづくということは、中学3年間のつまづきが必ず潜んでいるのです。
高校も、二年生から学習レベルが一気に加速します。
中学での勉強がしっかりと身に付いていればそれほど苦痛に感じることもないのですが、基礎固めが出来ていない状況でのレベルアップは正直追い付かないというのが現状です。
『高校に入ってから勉強が非常に難しく感じるようになった』『分からない勉強が増えた』という人は、中学レベルに一度戻って復習をするということに着眼しなければなりません。
中学勉強の復習は恥ずかしくない!
『中学の勉強に戻るだなんて恥ずかしい…』
これは大きな勘違いです!!!
特に真面目で頑張り屋人こそこのような思考に陥るケースがあります。
いやいや、逆に、『中学の勉強に戻る事に気づけて大正解!』です。
基礎もう一度見直せるのは逆に今しかないかもしれません。
先述にあるように、高校二年生夏を過ぎれば、更に大学受験に向けて学習レベルが加速します。
恥ずかしいのは『分かっているつもり』『分かったふりをしている』人達ですからね…!!
中学生の学習からやり直す方法
次に、高校生の方で「今の授業についていけない・・・」「成績が上がらない」と嘆いている方に向けて、中学生の勉強からもう一度やり直すための方法を解説していきます。
中でも高校英語の内容は、ほとんど中学勉強の延長にあるだけなんです!
やり直すべき科目
まずは、やり直すべき科目です。
こちらは勿論、人によるかもしれませんが「数学」「英語」は特にやり直すべき科目と言えます。
これらの科目は特に中学校で習った内容がしっかり頭に入っていないと、高校に入ってから躓きます。
さすがに全ての科目をやり直す必要はないので、自分が苦手な科目・分からない授業は特に復習を行いましょう!
英語を中学からやり直す理由
現在の学習指導要項によると、小学校中学年での外国語活動、そして、高学年での外国語(英語)教科完全実施が2020年から始まっております。
通知表の評価も他教科同様しっかりとつくため、以前のように『英語は中学校に入ってから』という概念が大きく崩れました。
語彙力一つ取っても、小学校で既に600〜700単語の習得、中学では2200〜2500単語の習得が目標とされています。
英語学習の基礎基本は既に小学校から始まっていることが分かりますが、中学の英語から始める理由として以下の二点が挙げられます。
①学校での既習部分を思い出すような勉強が可能
中学校を卒業していれば、普通に中学の時の授業の中で英語の時間に英語の授業を受けていますね。
自分では「全部忘れてしまった!」と言えるくらい苦手なのかもしれませんが、いざ中学英語をもう一度振り返ってやり直してみると、意外と「うっすら思い出した」「なんとなくだけど授業でやった記憶がある」という事が起こってきます。
脳の仕組みとして、以前学習したことは無意識下でなんとなく残っている事が多く、全くの白紙状態から情報を脳にいれるわけではないため効率が良いのです。
②中学英語で会話は充分成り立つ
英語での日常会話は、中学英語までのフレーズや文法を理解していれば可能です。
難しい単語やフレーズをわざわざ使わなくてもコミュニケーションは出来るので、中学英語をしっかりと理解し、文章が発語出来るようになるまで定着させることが大事になります。
英語をやり直す場合
まずは英語をやり直す場合について、どのように勉強をしていくべきかお話ししていきます。
特に、偏差値が30~40の方は特に、中学英語を復習するべきです。
このくらいの成績の方だと、基礎の部分がやはり身に付いていないのが原因になっている
ことが多いので、中学内容から復習するべきと言えます。
他にも英語の成績が伸び悩んでいる方も復習しましょう。
やるべきこととして、まずは「文法」「単語」です。
中学校に使っていた参考書があればそれを使い、自信のない分野は特に学び直しましょう。
単語に関して、こちらも抜けている部分があればそれを埋め直すつもりで、暗記し直すことをお勧めします。
中学で取り扱った英単語を一通り音読しながら発音してみてください。
つまずいたものや、分からなかった単語はものすごく大きくぐるぐるチェックをつけましょう!
チェックが多ければ多いほど、忘れている、もしくはちゃんと理解が出来ていない語彙ということになりますので、スペルを書いたり発音記号を確認しながら覚えてしまいましょう。
自分で音読することで目からも耳からも単語が頭に入ってきますので、一石二鳥で効率よく中学英単語が確認できますよ。
中学単語はあまり数的にも多くないので自信がついたらすぐに、大学受験用の単語帳の暗記に移行しましょう!
また、一冊参考書を決めて、それを繰り返し2周から3周勉強することも効果的です。
何冊か参考書をご紹介します。
◎『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。Gakken』
◎『中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本 かんき出版』
◎『スーパーステップ 中学英文法1〜3年 くもん出版』
数学をやり直す場合
高校に入ってから苦戦する科目の一つとして挙げられる「数学」も、中学生の勉強から
勉強し直すべき科目と言えます。
どこから手をつけるべきか迷っている方は、全てでなくて良いので中学数学を復習しましょう。
中学英語と違って、高校数学と中学数学では繋がっている部分はあまり多くはありません。
なので実際に高校数学で苦戦した部分だけを、中学数学にさかのぼって重点的に、
その分野を勉強しましょう。
基本的な計算方法や計算力をつけてから再び高校分野の学習に戻れば、今までと異なり
高校数学の膨大な計算でも対応できるようになります。
まずは基礎の部分から、始めましょう!
参考書もご紹介します。
◎『中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる本 かんき出版』
◎『中学数学の解き方をひとつひとつわかりやすく。Gakken』
国語が苦手な人にお薦め
国語が苦手…という人には漢字検定3級の問題集を解いてみることをお薦めします。
漢字検定は、目安として5級が小学6年生までに習った漢字、4級は中学一年生から二年生程度、3級は中学校卒業程度となります。
国語が苦手な人の中には、語彙が頭に入っていない人が多く、やみくもに長文読解を繰り返していても手応えも感じられなければ苦手意識の克服にもならない傾向があります。
漢字検定は、単純な漢字の読み書きだけではなく、四字熟語や対義語、類義語、同音異義語等の構成になっている為、語彙に関しての大事なポイントを効率よく確認することが出来ます。
アプリで勉強も可能ですので、自分の抜けを見つけるためにもお薦めです。
できれば、新高校一年生が春休みに総復習としてやってみるのがベストかもしれませんが、国語力も土台の上に積み上がる教科なので、高校内容が難しい…と感じる人は是非語彙力チェックをしてみてください。
効率的な勉強法
最後に効率的な学習方法について解説していきます。ここで解説することを先程のやり直しの勉強でも活かせれば、最大効率で勉強することが出来るようになるので、是非活用してみて下さい!
目標を決める
まずは目標を決めるということが重要です。
どんなことでも目標が無ければ、どのくらい勉強しなくてはいけないのかも分からず効率も良くなりません。
なので、「定期テストの成績で学校内の〇位以内に入りたい!」「○○大学に行きたい!」と
いうように、大きな目標を決めてから勉強するようにしましょう。
勉強で詰まってしまった時でも、こういったモチベーションがあるだけで乗り越えることが
できます。
スキマ時間を有効活用
次にスキマ時間の使い方です。
勉強は机に向かっている時だけでなくてもできます。
通学途中の電車の中だったり、どんな時でも空き時間というのはあります。
その時間が例え5分でも10分でも、その時間が積み重なれば1時間にでも10時間にでもなります。
その時間に単語を覚えるなど、少しのスキマ時間も無駄にしないことが重要です。
音読を行う
特に、音読というのは学習にとても効率的です。
勉強をする時に眠くなったり、集中力が切れてきた時はまず教科書や単語帳などを音読
しましょう。
声に出すということで、脳が刺激されてそういった勉強のやる気も上がると言われています。
さらに上述にもあるように、声に出すことでその音読の部分を強く頭に残すことができるので、一石二鳥ですね。
まとめ
中学校の学習から学び直すだけでも、皆さんの成績は大きく変わってきます。
勿論その部分が完璧なら勉強する必要はありませんが、もし高校の学習範囲で不安な部分や分からない部分があったら積極的に中学分野に戻って勉強する癖をつけてみましょう!
今はオンライン授業で通塾時間もかけずに、自宅で効率よく成績をあげる人も増えています。
桜凛進学塾では皆さんそれぞれの科目の効率の良い勉強法をお伝えします。
オンライン授業でも、それぞれの方に合った丁寧な指導をしていきます。
自分の望む進路を実現するためにもちろん努力は必要ですが、闇雲に勉強をするのではなく効率的に学習したほうが、より志望校合格の可能性が高まります。
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