【慶應を目指す方必見】慶應法学部の英語の攻略方法を解説します!

「慶應法学部の英語」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?

私大の中でも特に偏差値が高いことから「難しい」という印象があるのではないでしょうか。

確かに単語のレベルは高く、細かい文法の知識も求められますが、近年は以前と比べると解きやすくなってきています。

また全問マーク形式のため、英作文が苦手な人には取り組みやすい出題形式となっています。

今回は慶應法学部の英語の問題傾向と攻略法を解説していきます。

慶應法学部の英語の傾向とは?

慶應法学部の英語は全てマークシート形式で、制限時間80分、200点満点です。

大問数は例年5つで、その内容は年度によって多少の変化があります。

今回は例年多い構成の問題形式で解説していきます。

文法、派生語、発音、アクセント問題

大問1は出題が変わりやすいのでどのタイプの問題であっても対応できるようにしておきましょう。

また、どのタイプの問題形式でも言えることですが、この設問では見切りの良さが大事です。

時間をかけないでスピーディーに対応していきましょう。

文法問題は文法的に正しくない問題を選ぶ問題です。

派生語問題では、文章を読み取って選択肢を適切な派生後に変形する問題です。

2017,2018年入試では、アクセント、発音問題が出題されていました。

英語をアウトプットする力が問われる昨今の現状を考えるのであれば、また出題される可能性は高いでしょう。

問題としてはときやすいので、対策をして確実に点数を取れるようにしていきましょう。

例年変わってきていますが正誤問題やアクセント発音が出る可能性は高いです。
苦手な受験生が多いので、対策を積んでいるかいないかが合否の分かれ目になります!

会話問題

会話文の空所に適切な語句を選択肢より選ぶ問題です。

正答に対して選択肢の数が多いため非常に紛らわしいため、読みながら解いていくのは英語の学力が非常に高い生徒でないと混乱してしまう可能性が高いです。

まずは文章全体を読んで、空欄部が来たら入りそうな言葉を予測しておいて後に選択肢を選ぶとよいでしょう。

語彙選択問題

小説や、論説文の一部分を読んで、その中で下線の引かれた難単語の意味を答えていく問題です。

この単語問題は決して単語をしっているかどうかが問われている問題ではないことに注意してください。

その他の問題に比べると易し目なので 全問正解が望まれます。

長文問題

この問題が厄介で英語的な意味で難易度が高いのはもちろん、長文の内容も馴染みのないものが多く理解が難しいものが多いです。

正直全文の内容を理解する人は少ないと思います。

ここでの合格の分かれ道は全文の内容を理解することに重きをおくのではなく、文章の内容を多少大雑把でも理解しようとすることです。

慶應法学部の英語の攻略法とは?

それでは各設問の攻略法はあるのでしょうか。

攻略法が分かれば高得点が取れる可能性が出てきますね。

それでは一つずつみていきましょう。

文法、派生語、発音、アクセント問題

普段から英単語を勉強する際に、

  1. 電子辞書等の音声を聴く
  2. 自分で発音する
  3. 発音記号をチェックする

という作業をやっておきましょう。

発音/アクセント問題で出題される英単語はどれも、易しいものばかりです。

難しい英単語の発音やアクセントまで聞いてしまうと、難易度が高くなりすぎてしまいますからね。

発音やアクセントを勉強するのは、基本的に共通テストレベルの英単語まででOKです。

試験直前まで発音やアクセントの対策をしていなかったという受験生は、参考書で応急処置を行いましょう。

会話問題

ポイントとしては

  1. 英熟語を覚えておくこと
  2. 英文をしっかり把握すること

が大切となります。

慶應法学部の会話問題では、英熟語を埋めさせる問題が多く出題されます。

英熟語は必ず覚えておきましょう。それだけで点数が取れます。会話文を理解することも、もちろん必須です。

2人が長い会話をするので、「会話の流れ」を追っていきましょう。

ポイントは「どんな人が、どこで、どんな雰囲気で」会話しているかなど、会話のイメージを膨らませながら読むことです。

会話のイメージを膨らませられれば、多少分からない部分があっても推測できます。

ある程度の文量がある会話文をたくさん読んで、会話文に慣れましょう。

語彙選択問題

推測力を鍛える方法は、日ごろから分からない英単語に出会った際に、自分で推測してから辞書を引いて、答え合わせをすることです。

このトレーニングを毎日行っていると、推測力がどんどん鍛えられていきます。

慶應法学部の問題に対応できるようになるだけでなく、難しい英単語が出てくる英語長文も、難なく読めるようになりますよ。

問題の解き方としては、「絶対に先に選択肢を見ない」ようにしましょう。

選択肢を先に見てしまうと、余計な情報が入ってしまって、間違った推測をしてしまう可能性があります。

そうならないように先に、「ここにはこんな意味の単語が入るだろう」と、大まかな意味を推測しましょう。

そしてその意味に近いフレーズを選んでください。

長文問題

設問のほとんどが文章の理解を問う問題なので、テクニックで乗り切ることはできません。

逆に言えばしっかりと文章を読んで、内容を理解できれば、得点が稼げるでしょう。

時間制限もさほど厳しくないので、速読力というよりは、難しい文を正確に読んでいく力が必要になります。

合格のためのおすすめ参考書

それでは最後に合格に近くなるおすすめの参考書を紹介していきます。

参考にしてください。

速読英単語必修編

基礎的な単語に自信がない人や、これから受験対策を始めていく人はまず速読英単語必修編を使いましょう。

短い文章とそれに出てきた単語を覚えていく方法で、中堅大学を狙っていくために必要な単語が収録されています。

見出し語だけではなく、派生語まですべて覚えることを意識しましょう。

鉄緑会東大英単語熟語鉄壁

難関大学を目指す人におすすめの単語帳です。

速読英単語必修編が終わったら使用しましょう。

イラストなど、効果的に覚えるための工夫がたくさんあります。

量が多いので、計画的にすすめることをおすすめします。

出る順パス単

鉄壁の単語を全てマスターし、余力があれば出る順パス単に進みましょう。

これは大学受験用の参考書ではありませんが、慶應法学部を受験する人は使用することをおすすめします。

すでに知っている単語も含まれているはずなので、そう負担は大きくないと思います。

これら全ての学習を終えた頃には、難単語の意味を推測することなく答えられるほどの語彙力が身についているはずです!

システム英熟語

慶應法学部では細かい英熟語の知識も問われます。

システム英熟語はイラストが多く、覚えやすくなっています。

また基本動詞ごとにまとめて紹介されているため、慶應法学部対策におすすめです。

慶應法学部の英語を攻略して合格をつかもう-まとめー

慶應法学部の英語の傾向と対策法を解説してきました。

難しい大学の英語ということで一筋縄ではいかないかもしれませんが、しっかりと対策することで必ず高得点が取れると思うので頑張ってください。

しかし、やみくもに勉強していても高得点は狙えません。

勉強のコツを知るということは勉強の成果が上がることに繋がり、その結果、志望校合格への近道となります。

桜凛進学塾では、このように成果が上がる勉強の仕方を、生徒さん一人一人に合わせて丁寧に指導しています。

部活に打ち込みながら志望校に合格したいと思っていたり、ワンランク上の大学に進学したいと思っているのであれば、ぜひ一度桜凛進学塾の無料受験相談にお越しください。

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