【勉強法】成績を上げる英熟語の勉強法~英語が得意になるために~
「英熟語を今まで勉強したことがない」
「何で勉強する必要があるのか分からない」
という方も多いのではないでしょうか。
この記事ではそんな英熟語を学ぶ意味と、実際にどのように勉強するべきなのか解説していきます。
英熟語とは
まず最初に英熟語とは一体何なのか、について解説していきたいと思います。
皆さんの中にはイディオムと英熟語の違いがごっちゃになっている方もいらっしゃるかと思うので、そこについてもお話ししていきます。
英熟語には様々な種類がある
最初に英熟語にはいろいろな種類がある、ということをお話ししていきます。
例えばこれから下記で表すようなものです。
・動詞+前置詞
・ことわざや慣用句
・よく使われる言い回し
まず動詞+前置詞ですが、同じ動詞を用いていても、その後に来る前置詞次第で意味が大きく変わってきます。
例えばtake back A(Aを撤回する)とtake up A(Aを占める)では同じtakeを使っていても意味が変わっているように、これらは良く間違いやすい問題です。
ことわざですが、例えばkill two birds with one stone(一石二鳥)のように、意味を知らないと答えづらい問題も英熟語にはあります。
言い回しとしてはof courseでもちろんという意味を指すような、言い回しというのも英熟語に含まれます。
イディオムとの相違点
それでは具体的に、英熟語とイディオムにはどのような違いがあるのでしょうか。
解答としては、「英熟語」という全体の枠組みの中に「イディオム」が存在しているといったイメージで覚えて頂いて構いません。
同じ意味ではなく、英熟語の方が広い意味を持っていることに注意ですね。
ちなみにイディオムというのは大きく慣用句を指しています。
英熟語を勉強する意味、難しい理由
それでは皆さんが英熟語の意味が分かったところで、何故勉強する必要があるのか、
さらに英熟語を勉強するのにあたって、何故難しく感じるのかも解説していきたいと思います。
難しい単語でも簡単に言い換えが出来る
勉強する意味として一番の理由が「難しい単語でも英熟語を用いれば簡単に言い換えが出来る」という点です。
主に英会話でもとても重要になるもので、例えば維持するという表現を単語で表すとなると、「maintain」という単語になりますが、もしこの単語が頭に浮かばなくても、英熟語を用いれば「keep up」というかなり簡単な単語を用いて言い換えることができます。
こういった言い換えは英作文でも良く利用できるので、英熟語は勉強して損することは全くない単元なのです。
英語全てに役に立つ
先程の続きになりますが英熟語の学習は英作文だけでなく、他のどの問題にも活用することができます。
例えば英語長文でも英熟語を知っていれば、知らない人に比べて読む速度もかなり速くなり、英語全体の偏差値を大きく上げることができます。
もし今まで英語を読むのに苦労していたり、スピードに自信がなかったら英熟語を覚えてみると、もしかしたら格段にスピードが変わるかもしれません。
特にMARCHや関関同立以上の大学を目指している方は、英熟語の知識が必須になってくるので、それ以外の方はその英熟語にかける時間を他の英単語や英文法などに回しましょう。
似た表現が多い
それでは英熟語を勉強する上で難しく感じる理由の解説に移りたいと思います。
この一番の理由として「似た表現の多さ」が挙げられます。
Lookを用いた表現だけでも
・look up
・look for
・look at
・look around・・・・・・・
というようにまだまだあり、このLool一つだけでもこんなに種類がある点で、暗記がかなり大変ということもあり、やはり英熟語の勉強は敬遠されがちです。
こういった異なる前置詞と、セットになった動詞を覚え、さらに全て使い分けなければいけないという大変さもあるので、英熟語の勉強が後回しになってしまうのですね。
英熟語の勉強法
最後に英熟語の勉強法をご紹介して終わりにしたいと思います。
このやり方を行うだけで、英語全体の成績を上げることも可能になるので、是非これをお読み次第試してみて下さいね。
イメージで勉強
最初にお話ししたいのはイメージで勉強してみるといった勉強法です。
どんな勉強法かというと極めてシンプルで、イメージを使って例文の状況を自分で想像してから訳してみるといったやり方です。
例文だと
We tried to take him out of his foolish idea.
(彼のバカバカしい考えを思いとどまるよう説得してみた)
これをイメージすると、どのようになるでしょうか。
「take」は彼を引っ張り、「out of~」はその考えから~抜け出すというような意味になると思います。
このように、「その考えから引っ張る」→「思いとどまるよう説得」というように、イメージするとその状況がつかみやすいのでお勧めです。
アウトプットを行う
英熟語はイメージでもある程度読み解くことは可能ですが、確かにインプットも必要になる単元です。
なのでひたすらインプットを繰り返して、ただ満足して終わりになっている方も、もしかしたら多いかもしれません。
ですが、本当に重要なのはそのインプットしたことを忘れないように、しっかりアウトプットするということです。
覚えた熟語はその都度アウトプットとして問題、演習を行って覚えるようにしましょう。
せっかく覚えたことを無駄にしないよう、こういったことも忘れずに行っていきましょうね。
英熟語オススメ動画
後手に回ってしまいがちな英熟語も、サクサクできる!というオススメ動画をご紹介しますので是非参考にしてみて下さい!
【丸暗記ナシ!英熟語を超効率的に暗記するコツ3選】
【入試でメッチャ出る!英熟語を暗記する具体的な方法】
まとめ
英熟語というのは、英単語や英文法に比べてなかなか力を入れている方も少ないかもしれません。
ですがこの英熟語を勉強しているかそうでないかで、かなり英語全体の成績が変わってきます。
これから英語長文の読解力をつけたい人にもとてもお勧めできる単元なので、是非この記事の内容を参考に、参考書を一冊勉強してみてはいかがでしょうか。
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