【最新版】英語長文ハイパートレーニングレベル2の効果的な使い方
英語長文ハイパートレーニングレベル2の効果的な使い方
中学英語の基礎固めに最適な『大学入試英語長文ハイパートレーニングレベル2』について、対象者・教材のレベル・勉強にかかる時間などを含め、この参考書の効果的な使い方を具体的にご紹介しています。
長文の読み込みさらに強化したい人、『ハイパートレーニング1』を完成させた人には必見の記事です。
基本情報
『ハイパートレーニング』の出版社と価格は、以下の通りです。
ここでは、『大学入試 英語長文ハイパートレーニングレベル2標準編 新々装版』を紹介していきます。
出版社…桐原書店
定価…1485円
対象者
どのような人が『ハイパートレーニングレベル2』を使うと良いのでしょうか。
以下に当てはまる方々には、ぜひ取り組んでもらいたいと思います。
・英文解釈マニュアルが完成した人
・一通りの構文が理解できていて、難しい和訳問題も理解できる人
・河合の記述模試で140点/200点以上取れる人
教材のレベル
では、『ハイパートレーニングレベル2』の教材のレベルはどれくらいなのでしょうか。
この教材は、前半はふつうの高校1年生でも理解できるレベルですが、後半はセンター試験(共通テスト)よりも難しいレベルです。最初のほうだけを見て、易しい教材だと勘違いしないように、注意が必要ですね。
1冊の中に幅広いレベルの英文がそろっているので、チャレンジしてみたい人も、復習を中心にしたい人にも使ってもらえる教材です。
勉強するのに要する時間
では、『ハイパートレーニングレベル2』を勉強するのにかかる時間はどれくらいなのでしょうか。
だいたい、15-25時間くらいを想定してもらえればと思います。
詳しい勉強法は以下にてご紹介していきます。
勉強法
ここでは、『ハイパートレーニングレベル2』の効果的な勉強の仕方を紹介していきます。
『ハイパートレーニングレベル1』とやり方は全く一緒なので、そちらの記事を読んでくれた方は飛ばしてOKです。
1周目
この本は、全12の長文が載っており、それぞれの長文に以下の4パートがついています。
・スラッシュ訳が載っているページ
・文法や単語、解説が詳しく載っているページ
・長文読解問題
・全訳
基本的に、問題は使わなくて大丈夫です。完成して、余裕がある人はチャレンジしてもよいでしょう。
1周目は、全文和訳とスラッシュ訳のページを使います。
まず、長文の全訳を読んでいきます。いきなり英文を読んでわからないところを考えていると時間がかかって効率が悪いので、まずは日本語訳を読んでだいたいの内容を把握してしまいましょう。
その次に、スラッシュ訳のページを使います。
英文の音読に合わせて、適宜すぐ下に書いてあるスラッシュ訳を確認しながら、文章通して読んでいきます。この時、文の構造や文法、単語の意味が分からない場合には「徹底精読」のページを見て解説を確認しましょう。
もし発音がわからない場合や読み方に自信がない場合には、付属のCDを聞いてみてくださいね。
このように、スラッシュごとに意味を取る練習をしながら一周通します。
2周目ー10周目
2周目以降、スラッシュ訳のページのみ同じように音読していきます。
この時、スラッシュごと(意味のカタマリごと)に頭の中で訳しながら読む練習をすることを意識してくださいね。
もし不安なところやあいまいなところがあれば、徹底精読ページを再び確認し、すぐに解決していきましょう。
11ー13週目
スラッシュ訳のページの読み込みに慣れてきたら、今度はCDを使います。
スロースピ―ドとナチュラルスピードの2種類がありますが、まず使うのはスロースピ―ドです。
スラッシュごとに間を取った英文の音声が流れてくるので、追いかけてリピートして音読してみてください。このとき、自分が読んでいる英文の意味を確認しながら進んでくださいね。
スラッシュ訳の読み込みをして内容がわかっていないと、意外と難しいです。
もしまだ読み込みが足りないと思ったら、もう少しスラッシュ訳の音読を繰り返してから再チャレンジしてくださいね。
14周目以降
いよいよ仕上げをしていきます。
今度はCDのナチュラルスピードを聞きながら、後に続いて英文を読んでいきます。このとき、黙読でもシャドーイングのように音読をしてもかまいません。教材を見ながらでOKですが、スラッシュ訳のページではなく全文のぺージを使ってくださいね。
このように英文を読みながら、すらすら訳がとれるかを確認していってください。
もしわからない部分があれば、スラッシュ訳のページや徹底精読のページに戻り、ついていけなかった部分を読み返してひとつずつクリアにしていきましょう。
参考書の完成イメージ
『ハイパートレーニングレベル2』の完成は、ナチュラルスピードのCDを聞きながら、英文の内容がすらすら理解できるようになっていることです。
和訳の丸暗記ではなく、頭の中では、スラッシュごとに意味のカタマリを創れるようになっていることが理想的です。
次に勉強するべき教材
『ハイパートレーニングレベル2』が完成したら、次に勉強してほしいのは、
・『基礎英語解釈の技術100』
『大学入試英語頻出問題総演習』がもしまだだったら、かならずこちらから先に取り組みましょう。
・『やっておきたい英語長文300』
長文の勉強として、この教材に出てくる長文をハイパートレーニングのようなやり方で読み込みに使うのもおすすめです。
受験生であれば、ここまできたら過去問に進んでもらってもかまいません。
時間に余裕がある、または高2以下で受験直前ではないのであれば、とにかくたくさん長文を読んでほしいと思います。
『RIZE』シリーズ、Z会の『Core』シリーズ、絶版になっていますが『長文英単語』などを使うといいでしょう。
本当に英語強くなりたい人、特に東大志望の人は、市販の問題集にはあまりのっていない小説を洋書・ペーパーブックなどを読んで勉強しておくことをおすすめします。
『ハイパートレーニング』のまとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事を参考に、長文読解力をグングン伸ばしましょう!
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