英語の成績を上げるには?偏差値60までに必要な勉強法を解説します
英語が苦手だけど得意になりたい、英語を受験の武器にしたい方はたくさんいらっしゃることかと思います。
ここでは英語の目標偏差値60に掲げている人のための、効率の良い勉強法を解説していきます!
英語偏差値60の壁
まずは英語の偏差値がなかなか60台に行かない40~50台の人の特徴について、「基本を覚えていない」「自分の苦手なポイントを把握していない」の2点で解説していきたいと思います。
基本を覚えていない
まず当てはまる特徴の一つとして、英語に関するそもそもの基礎が備わっていないことが挙げられます。
まだ基礎ができていない状態で難問や応用問題に挑戦しても、かなり厳しいことは明白です。
これに当てはまっていると思った方はまず基礎的な単語や、文法など自分の行ってきた勉強を振り返るというところから始めましょう。
自分の苦手なポイントを把握していない
もう既に基礎を固めた!と思ったつもりでも、自分の苦手分野に気付かないために模試ではなかなか成績が伸びなくなってしまうという場合があります。
自分の苦手分野は、単語なのか文法なのか読解なのか、例えば文法の中でもどの単元が出来ていないのか等に着目して自分の弱点の洗い出しを行ってみましょう。
弱点の洗い出しは、模試などの成績表の科目別の得点データなども指標になるので、スルーするのでなくしっかり見返してみるのがおすすめです。
最短距離で偏差値60に到達するために、現在の自分の学力がどのくらいのレベルなのかを知って、自分に足りないものを補っていくようにすると成績も徐々に変わっていきます。
勉強の順番
次に英語を勉強するにあたっての順番ですが、「英単語」、「文法」、「長文」の順に行うといいでしょう。
音読やリスニングも勿論重要なのですが、ここではこの三つに絞って勉強法を説明していきます!
英単語
まず最初の基礎の基礎になるのは、やはり英単語でしょう。英文やリスニングで聞く文章も英単語が分からなければ、問題に臨むこともできません。あなたが行きたい志望校に求められる単語量は少なくとも覚えましょう。
単語を勉強して英語長文を解いても、なかなか文が分からないと嘆く方もいるかと思います。
ですが、そういった方でも英単語を完璧に覚えることができていない場合があり、単語だからと勉強をそこそこにするのではなく真面目にコツコツ行いましょう。
この際、一日に300個覚えるというより、一日20個にして少しずつ確実に覚えていく方が、結局は効率も良いので細かく覚えることをお勧めします。
次の日には前日やった単語を復習してなるべく記憶に定着させましょう。
文法
英語で次に大切なポイントは、「文法」です。
英単語だけを解いても成績は一気に上がることはありません。ただの文法問題だけでなく、長文を読むときにも文法の知識は求められます。
英語で偏差値60にいきたいのなら、英単語と並行して英文法にも力を入れましょう。
勉強法としては、まずは自分に合った文法書を書店で選びましょう。この際、学校ですでに配られたものがあればそれを使いましょう。基本は、一度決めた参考書以外はなるべく変えず1冊だけ極めるつもりで学習しましょう。
ページごとで学習するのではなく、それぞれの単元ごとに勉強し出来なかった所にはチェックをして全体で少なくとも5周はしましょう。
人によって周回する回数は異なるので一概には言えないのですが、5周もすればたいていの基礎は身に付いているはずです。
長文
英単語や英文法の学習がある程度終わったら英語力は少なからず身に付いているはずです。
この次のステップ「英語長文」に挑戦して実際の問題を解いていきましょう。
長文演習をおろそかにしていたら、読むのに時間がかかり問題を解けず、高得点を取ることは不可能です。
さらに長文を解いて問題が解き終わっても、解説を見ないで答えがあっているか、いないかでただ一喜一憂する方の成績は伸びません。
一番重要なのは解き終えた後、解説を見て「間違っていた問題の回答の根拠を探す」ことです。この癖をつければ、実際問題を解く時にも役立ち、素早く答えを見つけることができるようになります。
さらに成績を上げるには
次に偏差値60、もしくはそれ以上に行きたい方のために+αで必要な勉強や注意点をお教えしていきたいと思います。
ここまで完璧に出来れば、英語が得意科目になること間違いありません!
語法を完璧に
そもそも語法とは、「動詞がどんな文型をとるか」といったことを指しますが偏差値60以上の方は、確実に把握してそれぞれの問題を解いています。
英語の並び替え問題などができない方は、語法がまだ身に付いていない可能性がありますので、長文でなかなか文が読めない方も含めて語法をもう一度確認してみましょう。
文法書にある語法の単元を何度も反復し、友達に説明できるくらいまで覚えることをお勧めします。
参考書はむやみやたらに変えない
次に、受験生がやりがちな「参考書をころころ変えてしまう」点に注目していきたいと思います。
自分が持っていた参考書をある程度解いて、ほかの参考書に手を付けているパターンが多いです。
その参考書が完璧ではないのに、他のに変えてしまうことで効率の悪い学習になり、さらにお金もかかるというマイナス点しかないのでなるべく1冊を繰り返し、問題を解くようにしましょう。
反復
英単語、英文法などの英語だけに言えたことではありませんが、どんなことでも反復することが重要です。
何度も同じことをすることで頭に入っていくので、苦手な単元はもちろん、得意な単元も忘れないようにするためにも反復をしましょう。
まとめ
以上説明したことを守れば、英語の偏差値は60、またはそれ以上にいきます。
最後に注意ですが、偏差値60が受験勉強のゴールではありません。偏差値はただの到達点として志望校合格に向けて勉強頑張ってください!
ここまで勉強法をご紹介してきましたが、できるならさらに効率よく成績を上げたいという気持ちもあると思います。
今はオンライン授業で通塾時間もかけずに、自宅で効率よく成績をあげる人も増えています。
桜凛進学塾では、英語以外の科目でも偏差値60にいくための効率の良い勉強法をお伝えします。オンライン授業でも、それぞれの方に合った丁寧な指導をしていきます。
自分の望む進路を実現するためにもちろん努力は必要ですが、闇雲に勉強をするのではなく効率的に学習したほうが、より志望校合格の可能性が高まります。
もし、部活動に打ち込みながら志望校に合格したいと思っていたり、ワンランク上の大学に進学したいと思ったりしているなら、ぜひ一度、桜凛進学塾の無料受験相談にお越しください。
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