みんな知ってる?漢文の成績を一気に上げる勉強法を解説します!
受験勉強の中でも漢文に特に力を入れて勉強している人は少ないように思えます。
勉強方法が分からない、苦手と考える方でも確実に成績を上げることができる勉強法をこの記事では解説していきます。
漢文とは
まずはじめに、漢文とはどのような科目で、なぜ勉強をした方がいいのか、勉強するにあたってのおすすめのプロセスをお話ししていきたいと思います。
漢文を勉強するメリット
高校国語を勉強するにあたって、漢文は苦手だからと勉強しない受験生はもしかしたら大損してしまうかもしれません。
実をいうと、漢文は古典に比べて長文などの文章が短く、暗記事項も他の科目などと比べると圧倒的に少ないので、少しの努力で一気に成績を上げることができる科目なのです。
例を挙げると、英単語は数千語覚えなければならないのに対して漢文単語は、150~200語で十分なので対策にあまり時間がかからない科目です。
ですが多くのほかの科目と同じく暗記事項が無い訳ではないので、まずは基礎知識を覚えてから演習を行うという順番で学習していくことになります。
漢文学習のプロセス
今解説したように、基礎的なことを覚えてから演習を行う順番になるのですが細かく言うと、このような順番で学習していくことをお勧めします。
- 単語を覚える
- 句法を覚える
- 長文を読む
このような順番で学習していくことをお勧めします。
漢文に必要な暗記事項は、句法と重要単語を覚える2点しかないので、参考書を買う時でも多くの参考書で二つがセットになっているので、何か1冊買うだけで大丈夫でしょう。
選ぶ際の基準としては、しっかり基礎的な内容に重きを置いている参考書を選び、なるべく
応用やテクニック重視の解き方になっている参考書は控えておくと良いです。
漢文の勉強法
次に、「単語」「句法」「長文を読む」という、3つのプロセスのそれぞれの勉強法をご紹介していきます。
今まで勉強法が分からなくて躓いていた方でも、この記事に書かれていることを実践するだけで成績アップしていくのでぜひ参考にしてください!
単語を覚える
漢文学習のまず第一歩として、「単語」を覚えるところから始めましょう。
漢文の単語は先ほど話したようにかなり少ないので、必須単語はすべて完璧に覚えましょう。
勉強する方法としては、英単語を勉強する時のようにただ単語を見て覚えるのではなく、例文を見て、文中でその単語がどのような意味で使われているか確認しながら勉強しましょう。
このように学習することで漢文の単語だけでなく、句形も一緒に覚えることができるのに加えて、文章で覚えることでより記憶に定着して忘れにくくなります。
さらに返り点や再読文字なども一緒に勉強するために音読も行うとさらに良いでしょう。
句法を覚える
単語の後、もしくは単語と並行して覚えるべきなのは「句法」です。句法は覚える量としては漢文の単語よりさらに少ないのでこちらも完璧に覚えましょう。
そもそも漢文における句法とは、漢文を訓読していく際の基本的構文や文法事項のことを指すので、英語における英文法と考えてください。
この句法は、単語と同じように文章の内容を把握するために必須な知識なので必ず学習しましょう。
句法を暗記する時は単語のように例文を音読して、漢文の中で句法がどのように使われているのか理解しながら学習することをお勧めします。
長文を読む
漢文単語と句法をある程度覚えたら、次は長文を読み問題を解く段階にシフトし、アウトプットを行いましょう。
問題を解いたら間違っていた問題を確認し、なぜ間違っていたのか、その答えの根拠は何なのかを必ず確認しながら答え合わせは行うようにしましょう。
この際句法や漢文の単語が足りないために間違えていたら、その分野の暗記が不完全になっている場合がありますので、もう一度覚え直しましょう。
「問題を一つ解いたら間違っていた問題を覚えなおす/やり直す」ことを繰り返していけば、漢文の知識も読解力も上がっていくはずなので、間違えた問題は放っておくのではなくしっかり向き合うことが重要です。
演習、その他の注意点
次に演習など、漢文を勉強するにあたっての注意点を解説していきます。
「文の構造を理解する」「漢詩も対策しておく」の2点は、勉強する際に必要なことなので必須知識として身に付けましょう。
文の構造を理解する
漢文でも英語でも、SVO(主語 動詞 目的語)の構造で文章は作られています。
漢文は古文のように日本語でも見たことがある漢字なども含まれているので、日本語のような順番で読んでしまいがちなのですが、文構造はあくまでも外国語なので、漢字に囚われないように文章を読んでいきましょう。
句法、単語の意味が分かってくれば一見難しく見える文でも、必ず読めるようになるので諦めず勉強していくことが重要です。
漢詩も対策しておく
こちらは大学次第になるのですが、その大学の国語の傾向に漢詩があったら、対策は必ずしておくようにしましょう。
漢詩には押韻や、絶句律詩など覚える内容も増えて負担にはなるかもしれませんが、それでも覚えること自体はとても少ないので、必ず対策しましょう。
まとめ
以上が漢文の勉強法になりますが、漢文の勉強法やメリットも分かってもらえたことかと思います。
今まで漢文に力を入れたことがなかった人でも短期間で成績を底上げできる科目なので、是非勉強してみることをお勧めします。
ですが漢文にかける時間もなく、できるならさらに効率よく成績を上げたいという気持ちもあると思います。
今はオンライン授業で通塾時間もかけずに、自宅で効率よく成績をあげる人も増えています。
桜凛進学塾では、このような国語やその他の科目でも効率の良い勉強法をお伝えします。
オンライン授業でも、それぞれの方に合った丁寧な指導をしていきます。
自分の望む進路を実現するためにもちろん努力は必要ですが、闇雲に勉強をするのではなく効率的に学習したほうが、より志望校合格の可能性が高まります。
もし、部活動に打ち込みながら志望校に合格したいと思っていたり、ワンランク上の大学に進学したいと思ったりしているなら、ぜひ一度、桜凛進学塾の無料受験相談にお越しください。
無駄な勉強時間を無くし進路の幅を広げる、そんな「勝ちグセの付く勉強法」をお教えします。
タグ:勉強法