【受験生直前】高3春休みの勉強時間や勉強しておくべきこととは?

高3の春休みは、本格的な受験勉強を始めるのに最高の時期です。

受験勉強のスタートは高3の春休みの過ごし方で決まると言っても過言ではありません。

春休みに入ってまだ3月だからといってゆったりしていると、他の受験生との差がみるみる大きくなっていきます。

今回は、高3の春休みの勉強時間と勉強法について解説しています。

他の受験生に負けないように、ぜひ参考にしてください。

高3春休みの勉強時間について

高3春休みの勉強時間についてみていきましょう。

だいたいどれくらい勉強時間に充てれば良いのか、またポイントなども解説します。

勉強時間の目安

春休みの勉強時間の目安は5時間程度です。

一気に5時間勉強するのではなく、例えば、朝2時間、夕方1時間、夜2時間というように決めて、適度な休憩を挟みながらリズム良く勉強をする習慣を作りましょう。

部活動がある受験生も、朝1時間、隙間時間を合わせて1時間、夜3時間というように、自分の生活スタイルに合わせて受験勉強を取り入れていきましょう。

勉強時間は少しずつ増やしていこう

「これからは勉強を頑張ろう」と思っても、今まで勉強していなかった状態からすぐに5時間も6時間も勉強することはできません。

そのため少しずつ勉強時間を増やして慣れることが大切です。

勉強を始めたころは、「6時間なんてとても続かない」と思うかもしれません。

しかし最初は1時間や2時間の勉強時間でも、「次の休みには3時間勉強しよう」「学校に行くまでの電車に乗る時間も勉強できる」のように考えると、少しずつ勉強時間を長くすることができます。

時間だけでなく勉強内容も決めていこう

受験勉強を始めるときには、まずは「1時間勉強する」のように、「勉強する時間」を目標にすると良いです。

ただ、勉強をすることに慣れてきたら、「今日は1時間の中で数学の問題集を2ページ進める」のように、時間と合わせて「内容」も決めるようにしましょう。

内容を決めることで、確実に勉強を前に進めることができます。

ただ、「1時間でなるべくたくさん勉強したい」「早く先に進みたい」と思うあまり、1つ1つの項目についての理解が浅くなってしまうことがあります。

これではもう一度問題を見たときに自分で解くことができないため、無理のないペースで勉強を進めるようにしましょう。

大学受験に向けて

高3春休みといえば、大学受験の受験生直前の時期とも言えます。

では、みんなが受験を意識するタイミングはいつなのでしょうか?

勉強の習慣づけと合わせてみていきましょう。

みんなが受験を意識するタイミングはいつ?

ベネッセが大学生を対象として行ったアンケートで、「いつくらいに志望校を決めたのか」と聞いたところ、もっとも多かったのは、受験の天王山とも言われている「高校3年生の7月~9月」でした。

部活を引退した高3の夏休みに、進路を考える人が多いことがわかります。

勉強の習慣づけのコツとは?

おすすめは、「勉強のしやすい空間」を作ることです。

自室にはどうしてもさまざまな遊び道具があって気が散ってしまうものです。

そのため、図書館や図書室で勉強をするようにするとよいでしょう。

また、あえてリビングで勉強をする、というのも一つの手です。

高3春休みの教科別の勉強法

それでは最後に、春休みに勉強しておいた方が良いことを教科別にみていきます。

英語

高3春休みに最優先で行うべき英語対策は、高2までに習った英文法の総復習です。

英文法を自由に使いこなせるようになることが目標です。

英文法に自信を持てるようになれば、高2までに習った英単語の総復習も行いましょう。

まずは教科書に載っている英単語をスラスラ書けるか、意味を言えるかをチェックしてみてください。

英文法がきちんと身につけば英文の構造解釈ができるようになり、加えて英単語力も備わることで長文の解釈が格段にしやすくなります。

数学

高3春休みの数学の勉強法としては、高2までに習った範囲の総復習を行なってください。

授業や定期テストで苦手ではなかった単元も含めて全体を復習することをお勧めします。

理解が深まりますし、不意な箇所で理解があいまいだったと気づくことがあります。

抜け漏れの無い基礎をつくるためにしっかりと確認していきましょう。

また、総復習を行う過程で、数Ⅰ・数A・数Ⅱ・数Bそれぞれの苦手単元を見つけたら、基礎から丁寧に勉強し直し、典型パターンの問題は即座に解けるようにしておきましょう。

現代文

現代文の長文読解では、答えの理由とその根拠の箇所を明確に答える勉強法が効果的です。

読解力を伸ばすには時間がかかりますが、すぐに実践できる解き方もあります。

本文を読む前に設問に目を通す方法です。

設問を読むことにより、問われているポイントや文章のテーマを把握することができ、重要箇所を意識しながら本文を読むことができ、本文と設問の行き来を最小限にすることができます。

設問を先に読むことを実践するだけでなく、なぜその順序で読むのかという目的を意識することにより、さらに読解の効率を高くすることができます。

古文・漢文

古文と漢文の古典に関しては、古典文法をしっかりと理解できている状態を作ることが最優先です。

古文は動詞・助動詞・助詞の活用、敬語などの古文文法を身に付けたうえで、頻出の古文単語を覚えないといけません。

漢文は句形や句法を覚えることが非常に重要です。

声に出しながらリズムで覚えると暗記しやすいと思います。

そしてレ点や一二点などを理解し、書き下し文を作れるようになりましょう。

理科科目

高校で学習する理科科目は、化学・物理・生物・地学があります。

またそれぞれの基礎科目として、化学基礎・物理基礎・生物基礎・地学基礎があります。

どの科目を選択しようか迷っている人は気になる大学それぞれの受験科目を確認し、共通する科目の学習を進めると良いでしょう。

化学は、ほとんどの大学・学部で受験科目に指定されているので、化学を選択しておけば志望校の選択肢が大きく広がります。

ただし、暗記量が多い上に計算練習も必要ですから、早期の対策が必要です。

高3春休みの時点で取るべき理科の勉強法としては、化学や物理の基礎知識を確実に習得することを目指して、徹底的に高校の教科書・ワーク或いはそのレベルの講義系の参考書と問題集を反復しましょう。

社会科目

高校で学習する社会科目は、大きく「地理・歴史」と「公民」に分けることができます。

地理、日本史、世界史が地歴系科目。 政経、倫理、現代社会が公民系科目です。

文系学生は高3春休みから社会の受験勉強を本格化させたいので、英語と国語の基礎固めができていれば、並行して社会の勉強を進めましょう。

目安として、最低でも1日1時間は社会の勉強時間を確保しておきましょう。

1回覚えただけではすぐに忘れてしまうので、定期的に反復をしないといけません。

後から反復をしやすいように、重要ポイントや苦手箇所はノートにメモしておくとよいでしょう。

高3春休みに頑張ってライバルと差をつけよう-まとめー

受験勉強をする時間は長いほど、成績が伸びやすくなります。

目安の時間を参考にして、勉強時間を確保してみてください。

ただ、時間と合わせて「勉強の内容」もとても大切です。

勉強時間と質の両方を上げるようにしましょう。

桜凛進学塾では、このように成果が上がる勉強の仕方を、生徒さん一人一人に合わせて丁寧に指導しています。

部活に打ち込みながら志望校に合格したいと思っていたり、ワンランク上の大学に進学したいと思っているのであれば、ぜひ一度桜凛進学塾の無料受験相談にお越しください。

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