【勉強法】高3から受験勉強は遅い?今からでも間に合う勉強法とは?
受験勉強を今(高3春)から始めても、志望校の受験日までに間に合うのか気になっている方は多いかと思います。
この記事ではその質問に対する解答と、科目別に行うべきお勧め勉強法まで解説していきます。
高校3年生から受験勉強
まずは高校3年生になってから受験勉強を本格的に始めようと思っている方に向けて、この時期から始めるのは遅いのか、今からでも間に合うのかお話しします。
さらに、受験勉強を始めるのが早い人は、実際にいつから勉強をしているのかもご説明します。
実際に高3からでは遅いのか
多くの高校3年生の方が気になっている、「実際に高3からでは遅いのか」というご質問ですが、それに対する解答として、「遅いということはない」とお答えします。
ですが、それよりも前に始めている方と比べて勉強の準備期間はあまりないので、それぞれの方が目指す志望校によっては遅いかもしれません。
ですが今から始めても間に合わないということはないので、これからお話ししていく科目別勉強法や、勉強で抑えておくべき重要なポイントは必ず読んでおきましょう。
早い人はいつから勉強をしているのか
ちなみにですが、受験勉強を早くから始めている方は、実際にいつから勉強をしているのでしょうか。
受験勉強を始めるのが早い方は、高2の冬から始めていることが多いです。
特に「年明けから勉強する」というように、それをきっかけに勉強を本格的に始めています。
科目別の勉強法
それでは高校3年生になってから受験勉強を始めようと思っている方に向けて、科目別にどんな勉強をするべきなのかお話ししたいと思います。
どの科目もまずは中学生~高校2年生に習ったことの復習を行うところから始めましょう。
国語
国語は、「現代文」「古文」「漢文」の3つにジャンルが分かれています。
まずは現代文ですが、基礎力をつけていく必要があります。
「漢字」や、「現代文でよく出題されるキーワード」の学習、「文章の読み方」これらを身に付けることが大事になります。
漢字やキーワードは学校で配布されるテキストや参考書で学習し、語彙力を上げましょう。
さらに文章をよく読むためにも、これらの基礎事項をしっかりと把握して文の構造をしっかり捉える練習も行いましょう。
現代文はセンスではなく、練習を積めば解答力が上がる科目です。
古文や漢文でもこういった基礎力というのは重要になります。
まずは古文単語、漢文句形といった基本事項の暗記を参考書を用いて行い、そこから実際にアウトプットを通して、問題に慣れていきましょう。
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数学
次に数学ですが、基礎事項をもう一度読み直していくところから始めましょう。
授業で扱った時は普通に解けた問題でも、時間が経つにつれて忘れてしまうので、「基礎は余裕」と読まないのではなく、
もう1度0から復習をしていくことが重要です。
使う参考書としては、やはり「チャート式」が良いでしょう。
しっかり問題を解いた後は、解答解説をしっかり読んで、間違っていたらどこが間違っていたのか、またどこから間違っていたのかまで、絶対に復習を行いましょう。
公式も頭に入れるために、実際に丸暗記だけするのではなく、実施に例題もセットで勉強し、実戦で使うことで頭に入れていきましょう。
基礎問題がある程度出来てきたら、応用問題も解いてみましょう。
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英語
英語は特に、文系理系の方問わず重要になる科目です。
まずは英語の中でも英単語と文法の勉強を始めましょう。
こういった基礎事項が頭に入っていないと、大学受験では必須な長文読解や英作文がさっぱり分からなくなってしまいます。
英単語の勉強法は様々ありますが、お勧めな勉強法は単語の意味をただ流し読みするのではなく、単語ごとにしっかり声に出して覚えるという暗記方法がお勧めです。(この際、発音記号も意識しましょう)
そして高い回転率で、何度も回していくことが重要になります。
英文法は参考書を用いて勉強し、自分で内容を周りの友人に説明できるまで理解することが重要になります。
「一日でこの単元をやろう」というようにページごとに勉強するのではなく、単元ごとに勉強することをお勧めします。
これらの基礎が身に付いたら、実際に英文を読んで問題を解いてみましょう。
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押さえておくべきポイント
最後に、高3から勉強をする際に是非押さえてほしいポイントを解説して終わりにしたいと思います。
高3の方以外にも関わる事も説明するので、よくお読みくださいね。
一日に行うと良い勉強時間
まずは一日に何時間勉強をするべきなのか、というお話です。
高3の春から勉強を始める方は、平日5時間、休日は8時間は勉強するようにしましょう。
8時間!?と驚かれた方もいるかもしれませんが、夏休みには10時間程は勉強しなければならないので、その練習として8時間はこなせるようにならなくてはなりません。
他の受験生もこのくらいの時間は勉強をしているので、負けないよう頑張りましょう。
習慣づける
そして何よりも重要なのは、勉強を習慣にするということです。
受験勉強はかなり忍耐力も求められるので、時間のマネジメントを行ってスケジュール管理をしていくことが重要です。
いきなり8時間勉強が難しかったら、「初めは5時間から始めて少しづつ増やしていく」というように勉強する習慣をつけていきましょう。
高3の6月~夏休みをあてにしない~
間もなく5月が終わり、6月に突入。
夏休みが間近に迫る時期に差し掛かってきます。
気を引き締めて頂きたいのが、『夏休みをあてにしない』といことです。
時間が沢山ある夏休み
高校3年生がこの時期に陥りやすい考えが、
『夏休みがあるから、そこで勉強すれば大丈夫!』ということです。
◎塾の夏期講習をあてにしている
◎夏休みは時間が沢山あると勘違いしている
◎現状から逃げる
上記3つ、陥りやすい思考パターンを挙げてみました。
まず、夏期講習があるという人は、時間の流れとしては学校へ行っているのと同じような時間配分になります。
学校の授業が夏期講習時間に置き換えられただけで、自分で自分勉強時間をとろうとしたら、一学期の時間の過ごし方と何ら変わらないと痛感するのはきっと、夏休みに入った後の事。
夏期講習がある分、自分で対策すべき勉強時間(苦手分野の基礎固め等々)を確保するのは極めてむずかしいと思った方が無難です。
夏休み=時間が沢山ある
というのは誤りです!
現状から逃げず、今から勉強を始めることを強くおすすめします。
夏休み前の一ヶ月で、どの程度各教科の基盤を揺るぎないものにできるのかが勝負だと思って毎日の勉強実直に励んでみてくださいね。
まとめ
高3から受験勉強を始める方は少なくありません。
本当に重要なのは、日々の勉強をどれだけ濃く出来るかということなので、今日お話ししたことをぜひ実践してみましょう。
今はオンライン授業で通塾時間もかけずに、自宅で効率よく成績をあげる人も増えています。
桜凛進学塾では皆さんそれぞれの科目の効率の良い勉強法をお伝えします。
オンライン授業でも、それぞれの方に合った丁寧な指導をしていきます。
自分の望む進路を実現するためにもちろん努力は必要ですが、闇雲に勉強をするのではなく効率的に学習したほうが、より志望校合格の可能性が高まります。
部活に打ち込みながら志望校に合格したいと思っていたり、ワンランク上の大学に進学したいと思っているのであれば、ぜひ一度桜凛進学塾にご相談ください。
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