【大切】高1から始める受験勉強!高1でつけておきたい習慣とは?
大学受験への意識が高いと、高1の段階から対策を始めたくなることがあります。
受験対策は高2からでも間に合いますが、高1からベースの力を養っておくと、難関大学を目指したり、スムーズに受験勉強を進めたりするために役立ちます。
今回は、そのために必要な習慣について解説しています。
高1でしておいた方が良い習慣
高1でしておいた方が良い習慣についてみていきましょう。
当たり前のことが多いですが案外出来ない人が多いです。
学校の勉強をその都度理解する
大学受験の土台となる学力を身につけるためには、学校の勉強を大切にしてください。
授業をよく聞いて、できるだけ疑問点を残さないようにします。
また、定期テストの機会に復習をして、これまで習った内容を自分のものにしましょう。
人によっては「テストさえ乗り切れればいい」と考えて、テスト前に「その場しのぎの勉強」しかしないことがあります。
これでは、大学受験に通用する学力を身につけることができません。
新しいことを勉強したら、ざっとでも良いのでノートや教科書を見直して復習しておきましょう。
毎日1~2時間、勉強する習慣をつけておく
高1の間に「勉強習慣」を身につけておくことができると、本格的に受験対策の勉強をするときに役立ちます。
できれば1〜2時間、毎日勉強する習慣をつけましょう。
受験勉強は、平日では高2で1~2時間、高3で5~6時間ほど勉強する人が多いです。
また、高3秋・冬の大学入試が近付く時期には、8~10時間の勉強をする人も多いです。
こうした長時間の勉強は、すぐにできるものではありません。
少しずつ勉強時間を長くするからこそ、できることです。
また、1日1時間でも毎日続けていると、その勉強量はかなりのものです。
英語は「単語」と「文法」に力を入れる
高1のうちに英語で力を入れるべきことは、「単語」と「文法」です。
英語の入試問題でメインとなるのは、「長文」と呼ばれる文章問題です。
文章の意味を理解して読み進めるために、単語と文法はとても大切です。
大学受験に必要な英単語を覚えるための単語帳として人気のものに、「DUO select」という教材があります。
これを目安に考えて、高1で1000個の単語と600個の熟語の全てを覚えることができると、かなりの余裕をもって受験勉強を始めることができます。
志望校を常に意識する
志望校は決まっていますか?
志望校の偏差値や受験科目は調べていますか?
ゴール見据える事は非常に大切で、そこから自分が今やらなければいけない事が見えてくるはずです。
後述でもお伝えしますが、志望校が見えている人は強いです!!
自分の私見に片寄りすぎず様々な門戸を開いて興味深く大学を見てみる事は、逆に言えば高校一年生の時にしか余裕を持って見る事が出来ないかもしれません。
また、模試を定期的に受けて、自分の立ち位置を把握し、足りていない部分を常に意識することも必要になります。
模試の一番スタンダードなもので河合塾の全統高1模試があります。
他にも駿台や代ゼミ、Z会等々、高1模試はラインナップが充実していますので、とにかく受けてみる!という勢いも必要でしょう。
英数国の科目別勉強法
英数国の科目別勉強法についてみていきましょう。
詳しくみてみるとポイントがよく分かります。
英語
高校生の英語には、「コミュニケーション英語」と「英語表現」という授業があります。
高1英語においてどちらを優先すべきかと言われれば、英語表現の方を優先すべきでしょう。
やはり文法が身に付いていなければ英文を正しく読むことができないので、まずはきちんと英文法のルールを理解することに集中してください。
あらゆる参考書に手を出すのではなく、教科書に載っている英文法を1つ1つマスターしていくことに注力しましょう。
数学
高1数学で習う数学Ⅰや数学Aは、正しく対策すれば共通テストにおいて高得点を取りやすい科目です。
しかし高校数学は最初でつまずくと泥沼式にどんどん分からなくなってしまうので、学校の授業でよく分からないことがあれば必ずその日のうちに教科書やノートを見返して納得状態にしておかないといけません。
最低限、基本的な公式をきちんと覚え、学校で与えられる問題集の基礎問題は解けるレベルには到達しておきましょう。
現代文
現代文は、英数と並んで高1の時期に頑張っておくべき科目です。
教科書や参考書を理解する力、問題文を正確に読み取る力、英語の日本語訳・古典の現代語訳をする力なども、現代文の学習によって向上します。
現代文は1〜2ヶ月短期集中的に勉強してすぐに伸ばすということはなかなかできません。
高3の受験期は、短期集中的に点数が伸ばしやすい理社などに時間を掛けたいので、現代文は高1の頃に最も頑張っておくことをおすすめします。
現代文の解き方や読解力・解釈力、作文力というものは一度身に付けるとすぐには忘れないという意味でも、現代文は高1の早い時期に解き方や書き方のコツをつかんでしまうのが理想です。
国公立大学の2次試験や、学校の定期テストにおいては記述問題が出題されるので、記述慣れも高1の間にしておきたいです。
古文
古文は苦手というイメージを持っている受験生が多くいます。
古文は確かに漢文よりも覚えないといけない事項が多くマスターするのに時間が掛かります。
大学受験にあたり、例えば英単語は5000~6000語を覚える必要があるのに対して、古文単語は300~500語程度だと言われています。
古文はしっかりと対策をすれば比較的短期間で高得点をも狙える科目だと思っていただいて大丈夫です。
高1の古文の勉強においてやるべきことは、まずは古文文法を修得することです。
動詞の活用、助詞や助動詞の活用形などを覚えた上で、品詞分解がすんなりできる状態を目指しましょう。
また古文を現代語訳するためには、古文単語を暗記する作業も当然必要となります。
高1の頃から少しずつ暗記していくと受験期に慌てなくて済みます。
漢文
漢文は高校で学習する科目の中で最も点数が取りやすい科目だといえます。
150〜200語程度の単語の読み方や意味、そして漢文の文法ルールをいくつか覚えるだけで事足りる科目だからです。
高1の漢文の勉強法としては、まずは漢文ルールの基本である返り点とレ点を理解し、書き下し文を書けるようになることが第一目標です。
次いで置き字、再読文字などを覚えていきましょう。絶句や律詩といった漢詩の形式についても理解しておくと良いでしょう。
高1で漢文を勉強する際には特別な参考書を使用するよりも、学校の教科書で基礎知識を叩き込むことを重視しましょう。
大学受験を意識しよう
最後に大学受験を意識した生活を送るために大切な事をみてみましょう。
大学入試の仕組みを理解せよ!
大学入試の仕組みや制度はとても複雑です。
「国公立大」と「私立大」、「一般選抜(一般入試)」や「学校推薦型選抜(推薦入試)」「総合型選抜(AO入試)」ではそれぞれスケジュールや選抜方法が大きく異なります。
それらについて正しく理解し、その後の学習計画を立てましょう。
大学・学部研究をせよ!
比較的時間に余裕のある高1・2生のうちに、いろいろな大学について調べ、自分が学びたいと思える大学・学部に出会いましょう。
大学のオープンキャンパスに参加したり、興味のある学問に関する研究が行われている大学について調べたり。
自分の目で見て、聞いて、触れて、自分の五感を使って大学・学部研究をしてください。
志望校に対する具体的なイメージをもつことは、勉強に対するモチベーションアップにつながります!
桜凛進学塾チャンネルからおすすめ動画
これから高校一年生になる人に向けておすすめの動画をご紹介します。
是非参考にしてみて下さい。
【高1の英語勉強 何からすれば良い?】
【高校1・2年生 国語いる?】
高1から頑張って周りと差をつけよう-まとめー
高1から大学受験に向けて勉強すると考えたら大変かもしれません。
しかし、やるべきことは学校の授業をきっちり理解しておくことと勉強時間を必ず取るという事だけです。
そのことを心に留めて、受験生になった時に周りの人と差をつけてくださいね。
勉強のコツを知るということは勉強の成果が上がることに繋がり、その結果、志望校合格への近道となります。
桜凛進学塾では、このように成果が上がる勉強の仕方を、生徒さん一人一人に合わせて丁寧に指導しています。
部活に打ち込みながら志望校に合格したいと思っていたり、ワンランク上の大学に進学したいと思っているのであれば、ぜひ一度桜凛進学塾の無料受験相談にお越しください。
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