【効果テキメン】勉強に集中できるおすすめの香り5選!
勉強しなければならないのに集中出来なかったり、気分が乗らなかったりということに悩んでいる人はいませんか?
そのような時におすすめなのが「香り」を利用するという方法です。
「香り」には集中力や記憶力をアップさせる効果があると言われています。
今回は、集中力や記憶力がアップする香りについて解説しています。
勉強における香りの効果
勉強における香りの効果にはどのようなものがあるのかみてみましょう。
まだ不明なことも多いのですが、記憶力アップに繋がるとも言われているのでそこにも注目してみましょう。
脳の働きと香りの効果
人間が香りを感知するメカニズムを確認しておきましょう。
香りは鼻腔から体内に入り、そのまま目の奥にある「前頭眼窩部」という部分で感知されます。
一方、勉強中に特に活発に活動している集中力や記憶力を司るのは、脳の前部、いわゆる前頭部に集中しています。
香りを感知する前頭眼窩部と非常に近い位置に、記憶力や集中力を司る機能が集中しているため、香りを感知すると同時にこれらの器官を刺激し、集中力や記憶力に影響を与えると言われています。
記憶力アップに繋がる仕組み
香りが集中力に影響を与えることはなんとなくイメージできるかもしれません。
しかし、香りと記憶力が直結するイメージはあまりないかもしれません。
人間は記憶をする場合、まずは前頭部にある「海馬」という部分を利用します。
記憶した物事はこの海馬で一時的に保管され、一次記憶となります。
しかし、この一次記憶はいわゆる短期記憶であり、時間とともに消えていってしまいます。
例えば、学校の試験前夜に無理やり詰め込んだ、いわゆる「一夜漬け」の記憶はこの海馬に保管されている短期記憶の状態です。
そのまま復習をしないでいると、時間とともに消えていく記憶ということになります。
この記憶を長期記憶とするためには、海馬を刺激し、一次記憶を繰り返す必要があります。
これがいわゆる復習の効果と言われるものです。
一度学校の授業で習った部分を、その日のうちに復習することで海馬が刺激され、これを繰り返すことで記憶は短期記憶から長期記憶として脳内で保管されることになります。
上でも紹介した通り、香りを感知することで、特に脳の前頭部は刺激を受けます。
海馬も同様で、香りを嗅ぐことで刺激を受け、記憶を短期記憶から長期記憶へ換えやすくなるということになります。
集中力・記憶力の向上に役立つ香り
それではさっそく集中力や記憶力の向上に役立つ香りについてみていきましょう。
香りはアロマを活用して楽しむのが一般的です。
ただし、下記に紹介しているアロマオイルは天然のものですが、植物から抽出する際にかなり濃縮されています。
ですから使い方を間違えると健康を損なう場合があります。
購入した際には説明書が付属されていますので必ず目を通すようにしましょう。
チョコレート
チョコレートの香りも勉強に効果のある香りとして知られています。
チョコレートの主成分であるカカオには、集中力を高める効果があると言われています。
また、カカオに含まれるテオブロミンという成分は、気持ちをリラックスさせる効果があり、チョコレートの香りを嗅ぐことで脳内から分泌されるβエンドルフィンは、多幸感を感じる脳内物質となります。
勉強をしながらチョコレートの香りを嗅ぐことで、気持ちをリラックスさせ、集中力が高まるという効果が期待できます。
ペパーミント
ペパーミントはシソ科の多年草。
世界中に広く分布しており、比較的どのような気候条件でも成長する生命力の高いハーブになります。
家庭菜園などでも育てやすいハーブと言われており、歯磨き粉などの香料としても人気の植物です。
和名で「西洋ハッカ」と言われているように、その香りはさわやかなメントールの香り。脳を活性化させ、リフレッシュ効果も期待できると言われています。
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レモングラス
主に熱帯地方に分布するイネ科の多年草です。
名前にレモンがついていますが、レモンはミカン科、こちらはイネ科ということで、植物としては全く関係ありません。
香りがレモンのようなさわやかさから「レモンのような香りがする草」ということでレモングラスと名づけられました。
さわやかで強い香りは料理やハーブティーの材料としても人気ですが、レモングラスの香りも勉強に大きな効果が期待できます。
レモンに似た香りということで想像しやすいかと思いますが、何よりリフレッシュ効果が期待できます。
また、香り成分から集中力を高める効果もあると言われています。
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ユーカリ
コアラが食べる植物としても有名なユーカリは、かつてオーストラリアの原住民アボリジニの間で、傷や発熱の際の治療薬として用いられていました。
ユーカリのアロマもさわやかでリフレッシュできる香りが特徴です。
この香りは集中力を高める効果があると言われており、勉強の際に嗅ぐことで勉強効率を上げることができます。
またユーカリの香り成分には殺菌作用もあるため、お部屋の中の空気清浄や風邪予防などの効果もあり、冬場に受験勉強をしている学生の方などにはおすすめの香りになります。
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ローズマリー
ローズマリーはシソ科の常緑低木。
フランスやスペインなど地中海沿岸が原産地の歴史ある植物です。
中世ヨーロッパより、貴族の間でも重宝されたといわれています。
さわやかさとグリーン調の香りが特徴で、料理の際の臭い消しにも利用されるほどハッキリと強い香りが印象的です。
ローズマリーの香りの効果は、脳の活性化を促し、集中力と記憶力を高めると言われています。
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勉強する時はどのように香りを発生させれば良いの?
上記のようなアロマを手に入れたとしても、どのように使えば良いのか分からない人もいるでしょう。
ここではアロマの使い方を解説します。
アロマポットを使う
アロマポットはオシャレに香りを楽しむのに向いています。
アロマポットには2種類あり「キャンドルタイプ」と「電気タイプ」があります。
使い方は簡単で上部にある受け皿にエッセンシャルオイルを数滴垂らすだけです。
キャンドルタイプの場合は受け皿に水を半分張ってからオイルを垂らしましょう。
そうするとキャンドルや電気の熱でオイルが揮発し香りを楽しむことが出来ます。
加湿器型のアロマディフューザーというのもあります。
こちらは大変人気で多くの人に使われているアロマディフューザーです。
蒸気に乗って部屋全体が癒しや集中できる空間に早変わりします。
お湯に2~3滴垂らす
お手軽に香りを楽しみたい人はマグカップにお湯を入れそこにエッセンシャルオイルを2~3滴入れて楽しむ方法がオススメです。(蒸気吸入法)
注意点としては間違えて誤飲しないようにする事、咳や喘息がひどい時はやらない事。
これらを注意して楽しみましょう。
ハンカチやティッシュに垂らす
ハンカチやティッシュを使えばどこにいようとお手軽に香りを楽しめます。
使い方はハンカチやティッシュに数滴垂らして机に置いたり手に持って嗅いだりするだけです。
この方法は一番手軽に香りを楽しめるので大事な試験の前に集中力を上げたいときや緊張を和らげるのに使えます。
ハンカチを使う場合はシミになる事もあるので使うハンカチは選びましょうね。
小物から香りを感じて集中力アップ
例えば、開封すると温かくなるアイマスクにラベンダーや柑橘系の香りがついているものが市販されています。
目を休める時に一緒に香りも感じることが出来るので非常にリラックス効果が高く、上手に取り入れていきたいアイテムの一つです!
また、ハンドクリームを塗ったり、耳の後ろマッサージがてら塗ったりするのもオススメです。
自分の肌に直接香りがつくことに抵抗がなければ、上記のようなアイテムを取り入れてみてはいかがでしょうか?
「香り」を上手に取り入れて集中力を高めよう-まとめー
香りは脳に直接働きかけるので効果が高いと言われています。
香りを上手に取り入れて集中力を高めましょう。
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