小論文ってどう勉強したらいいの?効果的な勉強法を教えます!
皆さん、小論文の勉強法と聞いて、何かピンとくるものはありますか?
小論文は他の科目と違い、明確なひとつの答えがなく、また自分自身の意見を述べるという特殊なパターンの試験であるため、勉強法はなかなかイメージしづらいと思います。
そこで今回の記事では、そんな小論文の勉強法について詳しく教えます。
小論文試験に不安がある方は、これを読めばきっと不安が解消されるはずです!
ぜひご一読ください!
小論文とは?
まず、本題に入る前に、そもそも小論文とは何か、皆さん理解していますか…?
小論文とは、問われているテーマに対しての自分の意見を、
その理由や根拠を示しながら、筋道を立てて論じる文章のことを言います。
よって、作文や感想文などとは異なり、
自分の主張を読み手に分かってもらえるような、論理的な書き方で書くことが小論文には求められます。
小論文の大まかな特徴を理解したところで、続いて勉強法の解説をしていきます!
小論文の勉強法①基礎編
ここからは、小論文の勉強法の解説に入っていきます!
小論文の勉強のファーストステップは、小論文を書くためのベースとなる力をしっかりと身につけることです。
それでは、どんな方法があるのか、詳しく見ていきましょう。
評論文にふれる
まず、第一段階として、評論文をたくさん読むようにしましょう。
評論文にたくさんふれることが重要となる理由は主に2つあります。
一つは、
小論文の問題を解くには読解力が必要だからです。
小論文の試験では、多くの場合、最初に問題のテーマとなる文章が与えられ、それを読んだ上で設問に取り組むことになります。
したがって、与えられたテーマをしっかり理解して問題に取り組むためには、読解力が不可欠になるのです。
二つ目は、
文章の構成の作り方や、小論文を書くときに活用できる語彙やフレーズをつかむことができるからです。
評論文は小論文と非常に似ており、小論文を書く上で参考にすべき文章といえます。
そのような文章をたくさん読みこむことで、基本的な文章の構成のパターンや、
実際に使えそうな語彙やフレーズを身につけておけば、小論文を書く際に大いに役立つことは間違いありません!
テーマについての知識を蓄える
もう一つは、小論文試験の設問で問われるテーマに関する知識を身につけることです。
小論文では、自分の主張する意見を、根拠を述べながら展開していく力が求められます。
したがって、そのためには問題で扱われているテーマに関しての知識がある程度なければ、説得力のある文章を書くことは難しくなります。
小論文で問われるテーマは、
そのコースと関連のあるテーマになっていることが多いはずです。
志望する大学のコースの入試に小論文試験がある方は、
赤本を見て過去の問題において問われたテーマをチェックしたり、その専攻において学ぶ内容を調べたりして、
大まかに問われる可能性のあるテーマを把握しておきましょう。
そして、それらのテーマに関連する本を読んだり、
最新の時事問題で関連したトピックがないかチェックしたりして、知識を蓄えておきましょう。
小論文の勉強法②実践編
さて、基礎的な勉強方法について把握したところで、続いては実践的な勉強方法について探っていきます。
小論文の土台となる読解力・知識を身につけたら、
今度は実際に自分で文章を組み立てて書く段階に入っていきます!
早速、その勉強法について詳しく見ていきましょう。
要約トレーニングをする
はじめに、いきなり小論文にトライする前に、まずは要約トレーニングからやってみましょう。
小論文の試験には、与えられた文章を読み内容を要約する問題が含まれていることは多く見られます。
そのため、志望校の小論文試験の問題に要約がある場合には特に、
要約トレーニングをしっかりやって、力を身につけておくことが不可欠になります。
実際に過去の模試やセンター試験などで現代文の問題として出された評論文を読んで、その内容を200字程度に要約する練習をしてみましょう。
また、要約の問題でなくても、長い文章の中から主旨をピックアップし、
簡潔に自分の言葉で文章にまとめる力は、小論文の書き出しやまとめのパート等を書くときにも活かせる、
非常に万能で武器となるスキルになります!
したがって、小論文試験のある方には、要約トレーニングは非常に有効です!
実際に小論文を書いてみる
最後に、実際に小論文を書いてみましょう!
小論文を書く時には、多くの場合、以下のような構成で文章を組み立てます。
これを意識して書いてみましょう!
序論(問題提起、自分の意見を提示)
↓
本論(はじめに述べた意見の理由・根拠を説明する)
↓
結論(まとめ)
とは言っても、初めはなかなかうまく書けないことが多いはずです。
難しい方は、まず模範解答にある文章をそのまま写してみて、‘小論文を書く’という感覚に慣れましょう。
その次に、模範解答の文章をベースにして、自分で考えた主張や根拠を混ぜながら小論文を書いてみましょう。
模範的な小論文を真似しながら文章を作ってみることで、
いいとこどりをした小論文が書けるようになります!
小論文の勉強法-まとめ-
いかがでしたか?
受験科目に小論文があるという方に、少しでもお役に立てたら幸いです。
小論文のための勉強には、特段難しい対策は求められません。
必要とされる学習やトレーニングをこなすことで、誰でも書けるようになります!
地道に努力を重ねて、志望校合格を勝ち取りましょう!
しかしながら、日頃いろいろな科目を勉強している皆さんにとっては、“地道な学習”って、したいと思っていても、なかなか難しい話ですよね。
特に、学業と部活動を両立している方の中では、できるだけ効率的に勉強したいと思っている方が多いのではないでしょうか?
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闇雲に勉強するのではなく、少しでも効率的に学習したほうが、志望校合格の可能性が高まるとは思いませんか?
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