受験生なら知っておくべき!英作文の効率の良い勉強法とは?
この記事では、英作文が苦手な方でも分かる英作文の正しい勉強法と、なぜ英作文が苦手なのか、勉強に役立つコツまで解説していきます。
この記事をしっかり見れば英作文を得点源にできること間違いなしです!
英作文
まず初めに英作文を勉強するにあたって、そもそも英作文とはどのような問題を指すのか、なぜ苦手と感じる人が多いのか解説していきます。
英作文とは
英作文とは、大きく分けて二つを指します。
一つ目は、「和文英訳」です。こちらはある指定された和文を正しく英訳していくことを指します。
和文英訳は英訳するということからも、語彙力だけでなく英語の文法力もかなり要求されます。
二つ目は、「自由英作文」です。
こちらは数多くの難関大学でも出題されることが多く、さらに配点も非常に高くされている場合が多いです。
こちらは対策をしているかしていないかで、大きく差がついてしまうので、高得点を取るためには勉強は必須です。
自由英作文の場合、大学ごとで問われ方が決まっているので過去問を見ておくことで傾向を掴みやすくもなります。
それぞれの頻出テーマの知識は取り入れておくようにしましょう。
英作文が苦手な理由
それでは次に、受験生が英作文を苦手としてしまう理由に関してですがある二つの共通点に当てはまっている場合が多いです。
一つ目は、「単語や熟語が頭に入っていない人」です。
先程の和文英訳で説明した通り、英作文は単語力や熟語を要求するものなのでそれらが入ってないと、英文を書くこともできません。
もう一つは、「文法をまだマスターできていない人」です。やはり英文を書くにあたって文法力がないと上手に英文をつなげることができません。
問題を解く前の準備段階として、これらの基礎をしっかり覚えた上で英作文に取り組むようにしましょう。
英作文のコツ
次に英作文を書くにあたって役立つコツを、ここでは3点「簡単な日本語で考えてみる」「表現を簡単に」「数をこなす」で解説していきたいと思います。
簡単な日本語で考えてみる
特に和文英訳で役立つコツですが、まずは英文を作る時は簡単な日本語に置き換えてみましょう。(この際に細かい熟語などは気にしなくても構いません。)
例えば、「一石二鳥」という日本語を英作すると考えたら、そのまま「一石」を英語で置き換えたりするのではなく、この文自体を「一つの物事で二つ良いことがある」と簡単に変えてみるということです。
そのまま一石二鳥を英語にするよりは下の文の方が訳しやすくなっていますよね?
こういう練習を普段から行っておくことですぐ英語を組み立てやすくなっていきます。
表現を簡単に
こちらは、上の続きにもなる話なのですが、表現を簡単にするということは英作文ではとても重要なテクニックになります。
どのテストでも表現は難しくしなければいけないと考えて、もっと易しい言い回しがあるはずなのに、わざわざ難しい表現に変えてしまうことで減点をされてしまうといった経験がある方がいるかもしれません。
英作文で最も重要なのは、いかに減点をされないかになるのでわざわざ難しい表現に変える必要はないのです。
どんな英文を作る時にもなるべく簡単な表現で、ミスなくシンプルな文を作る事を念頭に書いてみましょう。
ですが自分の表現力を上げれば、もちろん書けるレパートリーも増えていくので、表現を増やしておくとそれだけで文がさらに書きやすくなります。
数をこなす
もちろん今までのコツを守って書くことは重要ですが、英作文では数をこなすことが最も効率的だと言えます。
いくら苦手な英作文だからとはいえ、時間をかければ必ず上達していきます。
ですがただやるのではなく、これから下記に渡って話す勉強法をメインに行うのがおすすめです。
英作文の勉強法
最後に英作文の具体的な勉強法をご紹介していきたいと思います。
ここではステップ別にまずは「単語・熟語の基礎をマスター」、その次に「例文を覚える」、最後に「日→英 英→日の練習」という順番でお話しするので、みなさんのレベルに応じたステップから始めることをお勧めします。
単語・熟語の基礎をマスター
まずはレベル1として、単語、熟語などの基礎面からの学習を行いましょう。
それらの目安としては、大体8割ほどを暗記できたと思ったら次に英作文に進むといった形にすることをお勧めします。
この際、文法力にも自信が無かったらそちらの学習を先にやり終えてから、英作文に進みましょう。
今まで分からなかった問題も基礎を身に付けた後でもう一度見返したら、解けるようになっているかもしれません♪
例文を覚える
ここでいう例文とは型のようなものを指します。
例文は皆さんが使っている参考書に載っているものでも構いません。(お勧めは英単語帳にある単語の横の例文)
例文を一つ覚えておくだけでも、もし例文と似たような文章が出題されたら解答の部分を少し変えるだけで解くことができるようになります。
正しい英語を暗記することは自由英作文だけでなく、和文英訳にも応用することが出来るのでぜひ暗記は行うようにしましょう。
日→英 英→日の練習
最後に、「日本語を英語に直す」「英語を日本語に直す」練習をご紹介したいと思います。
まず一つ目「日本語を英語に直す」では、日本語を見たらその英文を書くという練習法です。
こちらのメリットとしては、すぐさま英語を作れる英作文対策になるだけではなく、基礎的な文法、英語の並び順などを身に付けることができます。
「英語を日本語に直す」は、なるべく自分の言葉で自然な日本語を出す練習法です。
聞き取った英語をすぐ日本語に変える練習も行うとリスニング対策になり、さらに自然な英語を作れる力もつくのでぜひ試してみてください。
日本語を英語に直す練習とセットで行うとさらに効率が良くなります。
まとめ
英作文は受験勉強の中でも比較的対策にかける時間は少なく済むので、基礎が身に付いていると実感している方は今すぐにでも勉強を始めましょう。
英作文が苦手だった方でもこの記事に書かれた内容を行うだけで、確実に得点力を上げることができるので、是非皆さんの勉強に取り入れて頂けると幸いです!
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