受験生なら知っておきたい!英文法の効率を上げる勉強法とは?
英語を基礎から勉強しようと思っている方、英文法の成績が伸び悩んでいる方も必見!
この記事ではそう思っている方のために、英文法を基礎から身に付けられる勉強法について解説していきたいと思います。
この記事の最後におすすめの英文法勉強の参考書を紹介している記事のリンクもあるので、併せてご覧ください!
英文法を勉強する前に知っておくべきこと
まずはじめに、英文法を勉強することにどんな利点があるのか、解説していきたいと思います。
実は皆さんが思っているより、英文法は英語学習の中でも必須な科目なのです。
英文法を勉強する意味
実は英語を理解するためには、英文法は必須になります。
というのも、英語における文法はルールなので、このルールを知らないと英語学習の入り口にも立つことが出来ません。
日本語の語順のように、英語も「英単語」が「英文法」というルールに従って並んでいます。
皆さんがこれから学習するであろう英語長文等の読解や並び替えでも、このルールを知っているか知らないかで点数も大きく変わってきます。
だからこそ英文法を早くから身に付けることで、英語の勉強をスムーズに進行することが出来るようになるのです。
英語学習の重要な基礎になる
先程の続きですが、英文法は英単語に続く英語学習の大きな基礎になります。
この文法という知識は、これから長文を読んでいく際にも必ず必要となってくるのです。
この一例として英文法の基礎事項を挙げたいと思います。
まず英語は、文型という形で語順の違いが表現されています。
主に
S (subject) 主語
V (verb) 動詞
O (object) 目的語
英語は基本的にSVOという語順で並んでいます。
日本語がSOVという語順となっているので、英語と異なる文型を取る点に注意です。
以上の英語の文型のような、知識がないと解けない問題はこれから先多く登場します。
特に並び替えのような問題では、知識が無いと解くことがかなり難しくなるので、英文法の学習は避けては通れないのです。
英文法の勉強法3選
それでは具体的にどのような勉強法があるのか、解説します。
ここでは大きく「インプット」「実際に文法問題に触れる」「文法的に長文問題にチャレンジ」という3ステップに分けて解説するので、順番に見ていきましょう。
インプット
最初のステップは、参考書のインプットです。
英語の勉強に関わらずどの勉強でも必要となるインプットの作業をまずは行っていきましょう。
この際、使用する参考書は学校で使用しているもので構いません。
わざわざ学校とは別の参考書を買う必要はないので、使い慣れたものを使いましょう。
中学英語の基礎に自信が無ければ、そこから復習するのも良いでしょう。
基本的な知識が抜けている場合だと、高校の内容で苦戦してしまう場合があるのでそこから見直すのもアリです。
期間としては、一冊の参考書に1ヵ月程度時間をかけて隅々まで理解に努めましょう。
もちろん一度読む間に全て理解する必要はないので、その後何度も読み返すことが必要になります。
一日に何ページ学習するというよりは単元毎に勉強することで、区切り良く暗記もしやすくなるのでお勧めです。
実際に文法問題に触れる
インプットが大体出来てきたと思ったら、次は知識の定着のために実際に問題集に取り組んでみましょう。
インプットで用いた同じ参考書で構わないので、完璧にするつもりで問題を何度も何度も繰り返し解きましょう。(目安として、大体5~6週すればほとんど身に付けることが可能になります。)
覚えた知識は使ってこそ理解することが出来るので、どんどん問題を解いていきましょう。
この際間違えても次解く時に解けていれば良いので、落ち込む必要は全くありません。
プラスαとして、問題を解く時、どの分野が苦手なのか得意なのか意識すると後に役立ちます。
文法的に長文問題にチャレンジ
文法書の問題をあらかた解けるようになってくると、気付かぬうちに長文問題も今までよりはるかに楽に読むことが出来るようになります。
次に行うこととして、長文問題を文法的に解くことを意識して読んでみて下さい。
ここでいう「文法的に解く」とは、長文の単語それぞれ大体500~1000語の品詞に注目してみるということです。
例を挙げると、「この関係詞がこの単語に関わっていて…このような意味になる」というように長文の中の一文一文の文法的解釈を行ってみましょう。
この力がつくと文法を一瞬で理解できる力が身に付き、英文理解のスピードも格段に上げることが出来るようになります。
勉強のコツ
最後に英文法の勉強法の勉強、その他の勉強にも役立つコツを解説したいと思います。
以上説明した勉強法に加えて、コツを意識することで更なる成績アップに繋がるのでぜひ実践してみて下さい!
音読を行う
コツ一つ目は、音読が挙げられます。
英文法に限らず、音読には以下のような効果があると言われています。
- 文章を早く読むことが出来るようになる
- 記憶を長期保存できる
- 英語を英語のまま理解できる
目で見て理解するだけでなく、声にも出すことで理解しやすくなるので常に意識してみて下さい!
人に教えられるくらいまで学習
二つ目は、人に教えられるくらいまで学習することです。
友達や周りの知り合いに解説することを通して、教えた相手だけではなく自分もその内容を理解できているのか確認できるのでとてもお勧めです。
自分が分かっているつもりで勉強していないか、人に教えることを通してチェックしてみましょう。
短時間勉強を継続
最後は勉強の継続になります。
英文法は特に、短時間での勉強を地道に継続することで身に付いていきます。
毎日1時間でも良いので学習をルーティン化させ、覚えた知識を定着させていきましょう。
まとめ
英文法は、一気に身に付くものではなくゆっくりと定着していくものです。
「早く覚えないといけない」という気持ちも勿論重要ですが、焦らず確実に勉強を行うことで必ず成績も伸びていきます。
ぜひここで解説した勉強法、コツを取り入れて成績を伸ばしていって下さい!
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