【中学生】公民が得意になる勉強法とおすすめの参考書を紹介します
中学生で公民が苦手な人が多いですね。
歴史や地理に比べれば、公民は「生きた知識」です。中学で習う公民は社会系の科目で、暗記作業が中心となります。
とはいえ、暗記だけでなくしっかりと内容と論理を理解することで応用力が身に着き、定期テストで安定的に得点することができます。
今回は、公民の勉強法とおすすめの参考書について紹介しています。
公民とは?
公民とは、社会の仕組みを知り、私たちの周りで起きていることについて学ぶ科目です。
公民は、人間全てが持っている権利や責任について知り、私たちの生活の元となっている経済や法律を理解して、国際的に今世界では何が起きていてどんな取り組みがされているのかを学ぶ学問です。
あなたの生活に一番直結してくることだから公民を学ぶことがとても大事なのです。
また、「公民と現代社会って何が違うの?」と言う声もよく聞きますが、この二つが違うのではなく公民の勉強の中に現代社会があるのです。
しっかりと理解しておくようにしましょう。
次からは、公民の勉強法についてみていきます。
公民の勉強法
それでは、公民が何かが分かったところで、公民の勉強法についてみていきましょう。
どの教科でも同じですが、きちんと覚えることが出来て、テストの成績が上がるとその教科を好きになります。
教科書を読む
参考書を買って理解を深めるのもいいですが、その勉強方法だと学校のテストに出るもの以外の情報を沢山覚えてしまって試験であまり答えられない可能性があるのでオススメしません。
公民の勉強に不安があるならば、まずは違う本を参照せずに教科書の勉強を極めましょう。
自分のわかりやすい言葉遣いや例に直してみる
公民にありがちなのが、日本語なのになぜか意味が全然分からないということです。
これは普段聞き慣れていない言葉で説明されているから理解ができないということですね。
この解決方法は2つあって、1つは難しい単語に慣れることと、もう1つは説明を普段使う言葉に書き換えてしまうことです。
理解目的であれば書いてあることを一語一句同じに覚える必要はありません。
自分なりにわかりやすく意味を考えて、その意味に置き換えて覚えておけば大丈夫です。
単語を暗記するときはクイズ形式にして覚える
公民の単語の覚え方でお勧めなのは単語帳でも語呂合わせや歌でもなく、一問一答クイズです。
単語自体が意味を含んでいるときは単語帳を使っても、言葉だけを覚えてしまうためあまり役に立ちません。
語呂合わせは年代を覚えるならいいですが、まずは重要単語の暗記が先です。
ですからクイズ形式で単語を覚えるのがオススメです。
ポイントは、問題形式で答えを覚えないことです。
最後を「?」にすることで、早押しクイズのように直感的に言葉が出るようになるのが狙いです。
友達と一緒に勉強して、クイズを出し合うなんてことをすれば、より覚えられるかもしれませんね。
教科書を見ながら解いても良い
公民は用語を理解して覚える科目です。
ワークをくり返し解いて、用語を覚えます。
1回目のワークは、教科書を見ながら要点をまとめるつもりでやればOKです。2回目、3回目は暗記のための繰り返しです。
多い子で、5回ぐらい繰り返している子もいます。
5回もやれば、ワークの問題はほとんど覚えてしまえるでしょう。とにかく解きまくることがポイントとなります。
高校入試は時事問題が出やすい
公民では時事問題が定期テストによく出るため、普段からニュースや新聞に目を通して情報をインプットしておくことが大切です。
最近では話題になったニュースをまとめたサイトもあるので、有効活用すると良いでしょう。
このような時事に関心を持つことで、テスト対策だけでなく自身の教養を身に着けることができるメリットがあります。
特に、新聞を活用することで読解力を身に着けることもできるので、ネットだけでなく新聞を読む習慣を身に着けましょう。
おすすめの参考書
最後に、おすすめの参考書についてみていきましょう。
自分に合った参考書を見つけて繰り返し解くことで点数がアップしていきます。
くわしい公民中3
オールカラー写真つきで公民用語をわかりやすく解説している参考書です。
章末には定期テスト、入試対策問題を収録して基礎から応用までチャレンジできるようになっています。
別冊の付録で重要用語集がついており、ここでは赤シートで重要事項を隠して暗記することも可能です。
「教科書との対照表」がダウンロードできて、テスト範囲の照合が簡単にできるので、テスト対策に便利な一冊となっています。
わからないをわかるにかえる中学公民
テストに出やすい公民の重要語句を超シンプルにA4ページにまとめてくれています。
練習問題で基礎用語を確認し、まとめ問題ではテスト形式の問題にチャレンジできるようになっています。
付録で付いてくる「みるみるわかるカード」では、表に公民の用語、裏にその説明が記載されており、テスト直前の暗記に便利です。ぜひ活用しましょう。
観てわかる中学公民
その名の通り、授業動画をみて公民を理解することを主軸にした参考書です。
各ページには、トライイットの授業動画へのリンクのQRコードが掲載されており、公民の関連動画をすぐに閲覧することができます。
学習動画を閲覧した後、勉強したことがしっかり身についているかどうかを穴埋めで確認していくというスタイルをとっています。
実力メキメキ合格ノート 中学公民
「講義テキスト」と「整理ノート」の二部構成になっている中学公民の参考書となっています。
「講義テキスト」では、赤シートをつかって空欄にはいる重要語句を隠しながら勉強していきます。
「整理ノート」では数え切れないぐらい空欄が用意されており、先ほどの講義テキストで勉強したことをもとに重要語句をゴリゴリ埋めて覚えていきます。
テスト前にまとめるノート 中学公民
ノートに可愛いイラストつきで公民の内容をまとめてくれている参考書です。
それぞれ穴埋め箇所が設けられており、実際に手を動かしながら中学公民の重要語句を覚えていくことができます。
章末には確認問題が収録されており、習ったことをそのままにせず、定期テストレベルの問題にチャレンジできます。
公民を得意にしよう-まとめー
公民の勉強法とおすすめの参考書をみてきました。
苦手な人が多いので、勉強する前からどうせ出来ないと思う人もいるかもしれませんが、ポイントを押さえて勉強すれば必ず点数が取れる科目です。諦めずに頑張りましょう。
もしも、自分で勉強していても、勉強方法が分からなかったり行き詰ったりしたときはぜひ桜凛進学塾にお越しください。
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一緒に勉強の方法を考えていきましょう!
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