カフェで勉強ってどう?メリット・デメリットと気をつけたいこと
あなたが集中して勉強出来るところはどこですか?
勉強する場所を選ぶことは勉強の集中力と効率を上げることにもつながります。
今回はカフェで勉強することについて取り上げます。
「家では誘惑されるものが多い・・・」という人に、カフェでの勉強はおすすめの選択肢でもあります。
そこでカフェでの勉強のメリットと気をつけたいことなどを紹介していきます。
ぴったりなカフェを探そう
勉強するカフェを探すのに大事なものって何だと思いますか?家や学校から近い・通り道にあるほうが通いやすいのはもちろんですが、ほかには何をみて判断したらいいのでしょうか?
ここでは雰囲気・価格帯に注目して探し方を解説します。
お店の雰囲気を見よう
カフェの雰囲気は勉強に集中できるかどうかの見極めポイントです。
雰囲気というのは、
・人の出入りがそこそこ少なめである
・店内が静かである
・机が広い
などが挙げられます。
カフェで集中して勉強するときには、いかにリラックスして集中するかが大事です。人の出入りが激しくてざわざわしているところだと難しいでしょう。
テレビが設置されているような店舗もあるので、気になるようならテレビなどがないところを選びましょう。
また、机が狭いと参考書などの置き場に困って窮屈な思いをするかもしれません。1人で座れる席の机の大きさ、椅子の堅さなども確認しておきましょう。
客層やコンセプトによってお店の雰囲気は変わってきます。自分が長時間集中して取り組める雰囲気のお店を探してみましょう。
価格帯を見てみよう
カフェでの勉強は、自分のお財布事情に見合った価格帯でないと継続が難しくなってしまいます。カフェで購入するものとして、コーヒーは定番ですよね。
そこでコーヒーの価格帯を見て自分が勉強するのに適しているかどうか決めましょう。
コーヒー1杯およそ100円~400円台が相場ですが、お客さんが長時間滞在できる環境であればコーヒーの価格も高くなる傾向にあります。無理しないで通えるお店を見つけましょう。
カフェで勉強するメリット
カフェでの勉強は意外とメリットが多いので、「まだ試したことがない」「周りが気になって集中出来なさそう」という人には是非試してもらいたいと思います。
そんなカフェで勉強することのメリットをいくつか紹介します。
勉強するきっかけになる
カフェに行って勉強することで、切り替えになりますよね。ある程度人目もあるので、「集中してやらなければ!」という気持ちになりますね。「社会的促進」と言いますが、作業や課題をしているときに他者がそばにいることで、自分の課題の成績が高まる効果があります。
また、商品を購入してお金を払っていることで、その元を取ろうと思いモチベーションも上がります。
意外と集中できる
カフェでは適度な音楽が流れており、家と違ってほかの利用客も出入りしていますよね。それによって思いのほか集中して勉強できるのです。
アメリカで行われた研究では、静かな環境よりも適度な雑音がある方が人のパフォーマンスの向上につながるということがわかっています。
また、営業時間や周囲への配慮からカフェにいる時間が限られていることで、時間の制約が生まれます。制限時間があることで、作業の効率は格段に上がります。
勉強場所が増える
勉強する場所が一つしかなくて、だんだん集中出来なくなってくる・・・という経験をしたことはありませんか?家や図書館だけでなく、カフェという選択肢があれば、集中も持続できるでしょう。
中学生・高校生にとって勉強場所が増えることは気持ちの切り替えにもつながります。勉強する場所を選ぶことも、戦略のひとつといえます。
家に比べて誘惑が少ない
家にはテレビやゲーム、ベッドなどがありどうしても誘惑されてしまいます。(特に筆者はすぐ寝ようとしてしまいます。) ひとによってはペットや兄弟がいる家庭もあり、集中できないこともありますよね。
カフェにはそういった誘惑が少ないため、集中して勉強に取り組むことができます。
カフェで勉強するデメリット
カフェの目的ははそもそも勉強することでなく、飲食することです。カフェで勉強する時にはメリットも多いですが、デメリットもあります。
次はそちらを見ていきましょう。
お金がかかる
カフェは飲食することが目的で作られているため、当然食べ物や飲み物を購入して行くことになります。たとえ1回につきコーヒー1杯でも、繰り返していくと中学生・高校生には結構な出費になるでしょう。
質問ができない
カフェには先生がいないので、わからないところがあっても誰にも聴くことが出来ません。どうしても出来ないところがあると、学校や予備校に行くまで待たなければならないのでモヤモヤしたままになってしまいますね。
「勉強禁止」なところもある
勉強している人が多いと、ほかのお客さんが入れなくなってしまうこともあるため、店内での勉強を禁止にしているカフェもあります。「12時~14時の勉強などの長時間滞在はお控えください」など、時間帯や土日などによって勉強などの長時間の滞在を禁止にしているお店もあります。
ルール違反にならないように気をつけましょう。
カフェで勉強するときに気をつけたいこと
カフェで勉強をするとなると、周りに他のお客さんや、店員さんがいるということを忘れないようにしましょう。
集中してしまうあまり、周りの人に迷惑をかけてしまわないよう、カフェで勉強をする際の注意点をまとめました。
混雑する時間帯は避けよう
カフェには食事をとるために訪れる人もいます。お昼の時間帯やおやつの時間には特に混雑することが想像できますよね。そのような状況で長時間席を確保して勉強することはお店にも、ほかのお客さんにとっても迷惑になってしまいます。混雑してきたときにはいったんお店を出て、自宅や図書館に行く、ほかの空いていそうなお店を探すなど、別の場所に移動しましょう。
また、お店によっては混雑する時間帯に勉強などの長時間の滞在は遠慮するよう呼びかけられているところもありますので、お店のルールは確認しておきましょう。
できるだけ1人席を選ぼう
お店が空いていると、1人でも2人用や4人席などに通してもらえることがあります。しかしなるべく1人用の席を選びましょう。これはほかのお客さんのためでもあり、自分が集中して勉強するためでもあります。
自分が広い席に案内してもらった後、2名のお客さんや家族連れなどがきて入れなくなっていたら「席、移動した方がいいかな・・・」と罪悪感を感じてしまい、集中できなくなってしまうかもしれません。初めから1人用の席を選んで、集中して取り組める環境を整えましょう。
店員さんも長居するとわかっていれば1人席に案内してくれますので、「今日はちょっと長くいようと思っています」など声をかけてみましょう。
イヤホンなどからの音漏れに注意しよう
カフェで勉強する際に、イヤホンで音楽を聴きながら勉強する人もいるでしょう。しかし、音漏れには注意しましょう。周りの人の迷惑になってしまいます。
実は、音楽を聴きながら勉強するより、カフェのBGMのなかでそのまま勉強した方が効率がアップすることもあります。周囲への配慮を忘れず、条件をいろいろ変えてみて最も集中できる状況を探してみるのもいいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
「自宅に籠りっきりではなかなか勉強に集中できない!」という学生さんも、自分にぴったりのカフェを見つけられれば、気分転換もしつつ、より集中できる環境で勉強に取り組むことができるのではないでしょうか?
さて、いかに集中して自主学習を進めていくか…ということは、どの環境下で勉強するにおいても、とても重要なことです。環境を整えることで、勉強に対するモチベーションもあがるので、勉強する場所は本当に大事な要素といえます。
また最近では対面の授業も少なくなり、自主学習の重要さ、自らの勉強の取り組み方がより問われるようになりました。
桜凜進学塾では現在、オンライン授業やオンライン自習室も開設しております。
勉強していてもなかなか成績が上がらない、それは、あなたの理解力や努力不足のせいではありません。
自分の望む進路を実現するためにもちろん努力は必要ですが、闇雲に勉強をするのではなく効率的に、集中して学習したほうが、より志望校合格の可能性が高まるとは思いませんか?
学習の仕方がわかっていれば、より良い効果が得られます。
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