【高校受験に向けて】中2の春休みにやっておくべき勉強とは?
春休みは短いと思っているかも知れませんが、その春休みでグッと成績を上げてくる子がいます。
その子たちはどのような春休みを過ごし、どのように勉強しているのか。
この記事では中2の春休みにやっておきたい勉強について解説しています。
ぜひ参考にしてください。
中2の春休みの過ごし方
中2の春休みの過ごし方についてみてみましょう。
もうすぐ中3になる春休みだからこそしておくべきことがあります。
志望校を決めよう
中2の春休みのおすすめの過ごし方の1つ目は、「志望校を決める」ことです。
それは受ける高校によって、受験科目や範囲、合格できるまでに必要な勉強量が変わってくるからです。
逆に、志望校がいつまでも決まらないと、どの高校にも幅広く対応できるように勉強しなければならないため、他の人に比べて遠回りをしてしまいます。
また、志望校が決まらないと、勉強へのモチベーションが高まりません。
受験勉強をする前に、どこの高校に行きたいのかを明確にする必要があるのです。
特に、中3になる春休みの時期は、勉強へのモチベーションが上がっているため、ここで志望校を決めるのが一番いいでしょう。
今の時期は、「行ける」高校ではなく、「行きたい」高校で志望校を決めるようにしましょう。
そして、その高校に行くために、一年間どんな勉強をすればいいのかの学習計画を立てるようにして下さい。
塾の模試を受験してみよう
中2の春休みのおすすめの過ごし方の2つ目は、「塾などで行われる模試を受験してみる」ことです。
模試を受けることで、現時点でのみなさんの実力や今後どんな勉強をしていけばいいかが分かるようになってきます。
そして、基本的には高校入試に向けた模試は塾で受験することになりますが、模試によっては自宅受験ができたり、公開会場で受験できたりするものもあります。
自分の住んでいる都道府県でどのような模試が行われているか調べてみると良いでしょう。
学年末テスト以降の学校の提出物を進めよう
中2の春休みのおすすめの過ごし方の3つ目は、「学校のワークを進める」ことです。
それは中3の5月の定期テストでは、中2の学年末テスト以降の内容も範囲になることがあります。
そうなると、中2のワークも提出物となる可能性が出てくるため、春休みのうちに終わらせておくと5月のテスト前に慌てることがなくなります。
春休みには学校の宿題がありますが、それに加えてテスト時に出す提出物も終わらせておくようにしましょう。
中2の春休みのおすすめ勉強法
中2春休みのおすすめの勉強法についてみてみましょう。
参考になるものがあれば嬉しいです。
教科書のまとめ問題で復習する
学校から春休みの宿題も出ると思います。
もし学校からの春休みワークが出ていなくても、慌てて書店で問題集を買い求める必要はありません。
教科書を有効に使って復習ができます。
数学は教科書の「基本の問題」や「章の問題」を復習します。
英語は基本文と太字の単語の読み書き、熟語の読み書きは必修です。
理科・社会は学校のワークのまとめ問題を復習しておくとよいです。
1学期から全部では多すぎると感じる場合は、2学期・3学期の内容を重点的に復習してください。
学校の春ワークを活用する
おそらく「春の~」というタイトルの薄いワークを学校からもらえると思います。
薄いので頼りない感じもしますが、そこをカバーするためにも間違えた問題だけ、もう一度やって提出するようにしましょう。
一回やって丸つけをしてただ提出してしまっては何も身につきません。
春休みワーク用のノートを用意して、間違えた問題は問題をノートに写してから自分の力で解いていきます。
自力で解ければ、力が付いた証拠です。
部活動で忙しい人も間違い直しまで頑張れば、成績が上がります。
数学と英語に力を入れる
定期テストの直前期であれば、ちょっとやればすぐに成績が上がるような「社会と理科」をお勧めしますが、でも今は「春休みの話」です。
長期休暇は、時間があります。「数学」と「英語」を復習する、絶好のタイミングです。
どちらも“積み上げ式”の科目で、前の単元が分からないと、「続き」である次の単元もできないのが特徴です。
連鎖的な復習が必要な分、苦しむ中学生が多いですね。
ここを補強すれば順位がすごく上がります。
しかも、弱点を補強すれば、新学年の授業も理解しやすくなり、よい影響が色々出ます。
中2の春休みでの高校入試に向けた勉強法
最後に、高校入試に向けた科目別の勉強法をみていきたいと思います。
ここでは、先ほど勉強すべきだと言った英語と数学の勉強法に特に注目しています。
英語
中2の春休みの高校入試に向けた英語の勉強法は、「英単語・英熟語の暗記と英文法の復習をする」ことです。
それは、英語ができるようになるには、英単語・英熟語・英文法を完璧にし、その上で英作文や長文読解、リスニングができないと点数が取れないためからです。
加えて、英単語や英熟語、英文法をマスターするには結構な時間がかかります。
(少なくとも夏休みから始めていたのでは間に合いません。)
そのために、英語は一日でも早く勉強する必要があるのです。
理想的な流れとしては、1学期の終わりまでに英単語・英熟語をマスターし、夏休みに英文法の復習、秋以降に長文読解・リスニングを始めていけるようにするといいでしょう。
ですので、春休み中は英単語や英熟語の暗記と今まで習った文法の復習をしっかりとするようにしましょう。
数学
中2の春休みの高校入試に向けた数学の勉強法は、「今まで習った内容の復習をする」ことです。
それは、数学は積み重ね教科であるため、復習をしっかりとしておかないとこれから習う内容を理解できない可能性が出てくるからです。
ですので、薄い問題集を使って、中1・中2の内容を復習し、できなかった問題は解説を読む、問題を解き直すなどして「知識の穴」をなくすようにしましょう。
特に中3になると再び計算分野から始まりますので、計算と文章題の問題を重点的に勉強するようにしましょう。
なお、家で問題を解く際に解き方が分からない場合には、YouTubeの動画授業などを見るか、動画授業付きの問題集を使うといいでしょう。
苦手科目
中2の春休みの高校入試に向けた勉強の中で他にやっておきたいことは、「苦手科目の復習」です。
苦手科目ができるようになるためには時間がかかるため、ぜひ中3の春休みから苦手教科の復習をしていきましょう。
また、苦手科目を勉強する際には、前の学年に戻り、基本的な問題集を使って毎日少しずつ取り組むといったことを意識して取り組むようにしましょう。
そして、自分の力ではどうも克服できそうにない場合には、塾に通うのもいいかもしれません。
その場合は、個別に対応してくれる個別指導塾に通うことをお勧めします。
中2の春休みを活用しようーまとめー
中2の春休みの過ごし方と勉強方法を解説してきましたがいかがでしたか?
春休みが終わるといよいよ受験生である中3になります。
ぜひとも春休みを活用して、他の受験生より先に進めるようにしましょう!
しかし、やみくもに勉強していても高得点は狙えません。
勉強のコツを知るということは勉強の成果が上がることに繋がり、その結果、志望校合格への近道となります。
桜凛進学塾では、このように成果が上がる勉強の仕方を、生徒さん一人一人に合わせて丁寧に指導しています。
部活に打ち込みながら志望校に合格したいと思っていたり、ワンランク上の大学に進学したいと思っているのであれば、ぜひ一度桜凛進学塾の無料受験相談にお越しください。
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