【部活引退お疲れ様!】一気に切り替えよう!受験勉強へのステップ
部活動引退お疲れ様です!
まだまだ部活が続きます、という人もいる中、学総等の大会をもって部活引退という人も多いと思います。
長きにわたり、運動部も文化部も、自分の活動を終え、達成感と同時に次に控えている受験に向けての準備を考えなければならない時期に当たり、不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。
生活習慣や時間の使い方もガラリと変わる為、大丈夫だろうか…と思ってしまったり、部活で完全燃焼してしまい、なかなか勉強へのやる気がわかない…と思ってしまうのあなただけではありません!受験生、意外とこう考えてる人、多いです!安心してください!
でも、このままだと時間がどんどん過ぎていき、何もやらないと焦りばかりが募ってしまって…という状況に陥るのだけは避けたい所。
部活引退から受験勉強にシフトする為のコツをご紹介します。
部活を制した人は受験も制することが出来ます!頑張れ!受験生!
部活動で得たものは何ですか?
まずは部活動で学んだものや得たものは何ですか?
答えを自分なりに出してみましょう。
体力や精神力が磨かれた!
わりと多い意見が、『体力や精神力が磨かれた!強くなれた!』ということだと思います。
運動部では、毎日トレーニングや基礎練習をこなし、声出しや備品清掃等々、甘えが許されない事も多々あったのではないでしょうか。
サボればスタメンから外されてしまったり、試合に行けないなんていうこともあったり、自分の技術力向上の為に頑張った日々の努力はかけがえのない経験です。
目標に向かって頑張る力が備わった
文化部においても、作品を仕上げる集中力や、自分自身が納得出来る目標に向かって何度もトライする力を試されます。
これだけでも相当なエネルギーを費やしていると思います。
そして、継続し、引退までやり遂げたわけですから、目標へ向かって突き進む力はかなりついているはずです!
チームワークを学べた、友達が出来た
野球やサッカー、バレーボールやバスケット等のチームスポーツにおいては、同級生や先輩後輩とコミュニケーションが必須です。
みんなで協力しあい、切磋琢磨しながら共に闘った時間はかけがえのないもの。
個人競技や文化部でも、互いを励まし合ったり苦楽をともにしたりできる友達が部活内に存在するのではないでしょうか。
中学校や高校生活で、クラス内での繋がりよりも部活の仲間との繋がりの方が圧倒的に多いというのは良く聞く話です。
共有時間も長く、同じ目標に迎える仲間というのは大切な存在です。
受験勉強も部活動も同じ
ご自分の部活動経験を振り返って、苦い思い出もちろんあるかもしれませんが、『頑張って引退までやってきて良かったな』と思える方が殆どだと思います。
実はこの経験、そっくりそのまま受験勉強に活用出来るのです!
部活動で得たことはそのまま受験勉強で使える!
そもそも一つのことをやりきったのですから、受験勉強もある種の『部活動』だと思って取り組んでみることをお薦めします。
『受験勉強部』は、本来の部活動を引退した後の非常に短い期間で駆け抜ける部活動だと考えてみましょう。
そもそも、最後まで部活に打ち込んだ経験を持ってすれば、この後の受験勉強も苦ではなはずです。
最後までやりきった経験が必ず受験期に自分の自信となって帰ってきます。
切り替えのコツ
では、切り替えのコツを一気にご紹介したいと思います!
部活動で使っていた時間をそのまま勉強へシフト!
キーワードは、『一気にシフト』です!
部活動で完全燃焼したり、試合で勝ち進めず悔しい思いをしたまま引退になってしまい、なんとなく中途半端に終わってしまった…という場合、
『少し休もうかな』『ゆっくりしたい』という気持ちに甘んじて、
空白の時間をダラダラと過ごす…という状況が生まれます。
部活動時間をそのまま勉強時間に充てるためには、部活開始時間に合わせて、図書館やカフェなどに身を置く事が必要です。
家に帰ってしまうと、ついつい自分時間でのんびりしてしまうので、ここは外にいる状態で場所移動!
部活に費やしていた時間内は、その場を動かずにひたすら勉強時間です。
朝練習があった人は朝練習時間をそっくりそのまま勉強にシフトしましょう。
とにかくシンプルに部活動時間を受験活動時間に変えるだけです。
部活動仲間と切り替え競争!
図書館やカフェで勉強する際、今まで部活動を共にしてきた人を巻き込んで、一緒に行動し勉強することも効果的です。
『俺たちなら乗り越えられる』『これからは合格に向かって頑張ろうぜ!』という勢いは、部活動を引退した直後であればあるほど有効。
ただ、勉強時間内の休憩時間が長くなってしまったり、しゃべりこんでしまって結局何も出来なかった…という事になってしまうと本末転倒です。
部活動で共に時間を過ごした仲間ですから、ある一定のルールを決めて、勉強に取り組むと良いでしょう。
『携帯電話は出さない』『○○時までは喋らずにお互い違う席で勉強する』等、守れそうなルール決めすると、互いにやる気も沸いてくるでしょう。
基礎の確認→過去問へ
勉強するといっても、部活動に専念していた直後から、いきなり志望校の過去問に取り組むのは少し気が先回りし過ぎていますので要注意です。
時間がかかっても良いので、受験科目の基礎問題を解いてみたり、参考書を眺めながら自分の理解度を確認したりして、今までの学習部分漏れや苦手がないかどうかを探していきます。
部活動引退後、
『基礎の確認は○月まで、○月からは過去問にシフトできるようにしよう』と目標設定をし、日々の時間が無駄になったり、遠回りになってしまったりということを回避できるようになるしましょう。
YouTubeで、部活から勉強への切替方法について動画を配信されている方の意見も是非参考にしてみて下さい!
今からなら間に合う!今じゃないと間に合わない!
『部活動終わってからじゃ間に合わないってよく言われるから、今からやってもだめかもな…』
と思っている人、わりと多いのではないでしょうか?
結論は、『今、今日から始めれば間に合います!逆に、今始めないと間に合いません』
です。
部活動をやっていない人で進学希望の人は、もっと前からコツコツ受験勉強を始めています。確かにその人達に比べたら勉強量は圧倒的に足りないと言わざるを得ないでしょう。
しかし、今日から受験勉強に取り組むことが非常に大事で、現在の実力を入試当日までに引き上げることを目標に日々丁寧に取り組んでいけば、自分の望む形が見えてきます。
モヤモヤ不安と戦うくらいなら、まずは机に座って問題を解いてみましょう!
やり始めることが大切です。
3つのポイントで分析しよう
部活引退後に、まずは3つのポイントを押さえて自分自身を分析してみましょう。
客観的に自分を見つめ直す時間があるので、絶好のタイミングです。
基礎学力は定着しているか
前述にも書いた通り、勉強の基本が定着していない状態で過去問や難問に挑戦した所で何も有益な結果はもたらしません。
特に、中学英語や数学の知識は確実に定着しているのかどうかを自分で見極める必要があります。
中学内容?と思うかもしれませんが、例えば英語に関して言うと、英語の5文型と言ってすぐに分かりますか?
中学二年生で勉強する英語の基本的な構造、つまり、英文の基本的な読み方です。
ここが理解出来ていない、もしくは忘れてしまったという状態では高校英語の内容は上には乗っかってこないのが残念なところ。
基礎学力とは中学内容にまで振り返る必要があります。
勉強習慣はあるか
部活をやりながらも、毎日の自主勉強はきちんと時間をとって行っていましたか?
勉強習慣は一日や二日で習慣付くものではありません。
現状、自分が勉強時間をどのくらい確保出来ているのか、自然と時間が来たら机の前に座って集中する習慣があるのかどうか、振り返ってみましょう。
もし、全く習慣づけが出来ていない…と気づいた場合は、勉強習慣の定着から見直す必要があります。
気づけば修正出来るものも、気づかない、もしくは気づいているのに『まあ、いいか…』と先送りにしてしまっていると、いつになってもエンジンがかかりません。
志望校大学は自分のレベル相当か
当たり前のことですが
『勉強習慣はありません、基礎が大分不安です、でも、早慶目指します!』
では、後々自分が苦しくなります…。
自分が目指したい志望校大学もう一度良く考えてみましょう。
夢や妄想では合格を掴む事が出来ません。
部活引退後、一度立ち止まって自己分析をしましょう。
自分のレベルを把握するには模試が適しています。
偏差値や点数、学校別判定だけではなく、今自分に足りていない知識や分野はどこなのか、苦手意識を持ってしまっている科目は何なのかを客観的に把握することが出来ます。
入試当日までは時間があまりないものと思ってください。だとすると、他の受験生よりもより効率よく戦略的に時間を使って勉強を進めていく必要があります。
引退後直ぐに模試に取り組めることが理想ですが、申込みをしていなかったり模試自体が時期的になかったりする場合は共通テストの過去問を解いてみるのも良いでしょう。
共通テストは高校で学んだ勉強が網羅されており、基礎力もしっかり試されるテストです。
模試でも共通テストの過去問でも共通して言えることは、『自分の現状を分析すること』です。
やみくもに片っ端から!と安易に勢いで勉強をし始めると、近い未来で自分の向かっている先や定着させたいものが見えなくなってしまいますので注意しましょう。
引退後は燃え尽き症候群に陥りやすい
部活引退後は直ぐに受験勉強に切り替えられた!という人は意外と少ないかもしれません。
大会や発表会に向けて一生懸命練習をした、という達成感の後にパッと切り替えられるのが理想ではありますが、
『少し休みたい』
『何から手をつければ良いのか分からない』
『やる気がおきない』
等という状況に陥ってしまうことだって決して珍しい事ではないのです。
『切り替えて勉強しなくちゃいけないのは分かっているんだけど、なかなかスイッチが入らない…』
という人は、以下のことを少しだけでも意識して下さい。
部活でやっていた事を少しだけ取り入れてから机に向かってみる
部活引退したからと言って、バッサリ部活から足を洗う!と考えなくても大丈夫です
運動部に所属していた人は、ボールで軽く遊んでみたり、ジョギングをしてみたり、軽く汗を流してから机に向かってみましょう!
モヤモヤしながら懸命に勉強しようとしても、集中して勉強することは出来ません。
無理に部活から離れようと意識するのではなく、部活でやっていた事を短い時間でウォーミングアップとして取り入れたら良いのです。
文化部の人も同様、好きな書籍を読んでみたり、楽器に触れてみたり、自分が触れていてリラックスできるものを取り入れてみて下さい。
気をつけなければいけないことは、ここで今までの部活時間と同じ位ダラダラと時間をかけてやらないこと。
あくまでも勉強に集中するための時間と心得ておきましょう。
身近な目標を設定してスイッチを
自分の得意科目で構いません。例えば、
『帰宅したら〇時から15分間勉強をする』
『自分で決めた問題集を1日〇ページ進める』
と、まずは目の前の小さな目標をクリアしていくようにしましょう。
部活引退後でしばらく休んでから…という習慣をつけてしまうとなかなかスイッチが入りづらくなり、受験勉強から遠退いてしまいます。
スモールステップをクリアしていくうちに徐々に勉強習慣が定着していくので、まずは受験勉強の入口整備!というつもりで臨んでみましょう。
まとめ
部活動引退後、受験勉強へシフトする為のコツをご紹介しました。
基本的に、部活動を頑張ってやり抜いた人は、受験勉強もきちんと最後までやり抜くことが出来ます!
なぜなら、目標に向かって進む力や、継続力、忍耐力は、部活で十分備わっているからです。
自信を持って一気に受験勉強へ加速しましょう!
受験勉強と構えなくても、直近模試に向けて勉強するという目標でも、学校の定期テストで上位に入るとい目標でも良いと思います。
とにかく、部活動から時間を開けてしまうとなかなか受験勉強向けてのエンジンがかかりにくくなりますので、まずは時間をシフトする(部活動時間をそっくりそのまま受験勉強時間へ移行する)ことだけを意識して見ましょう。
次第に習慣化されてきますので、部活動をやっていた頃の自分が、机に向かって努力していることにふと気づく時が必ずやって来ます。
そしたらしめたもの!
勉強内容を自分スタイルにカスタマイズしながら進んでいけば、受験部波にがっちり乗れていますので心配無用です!
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