勉強中に音楽を聴く人におすすめ!BGM選びのポイントをご紹介します
勉強中に音楽を聴いている人はとても多いのではないでしょうか。
音楽は気分を上げてくれたり、リラックスさせてくれたりと、様々な効果をもたらしてくれます。
音楽は大事な勉強ツールです。
しかし、勉強中に聴いている音楽、実は勉強の妨げになっていたり、集中力を阻害してしまったりしていませんか…?
勉強と音楽の関係性を含めて、どんな選曲が望ましいのか探っていきたいと思います。
どんな音楽を聴いていますか?
実際、学生が勉強中にどんな音楽を聴いているのか、現状を探ってみたいと思います。
勉強中に聴いている音楽
大学生に行ったアンケート調査の中で、勉強中に音楽を聴いているという人は約75%とかなりの人が音楽をかけながら勉強している事が分かっています。
75%の人たちがどんな音楽を流しているかを調査してみると、
第1位 Jポップ
第2位 ロック
第3位 洋楽
という順位でした。
勉強中に向かない音楽
学生の聴いている音楽は、個人の趣向も関係してくるので実に様々です。
具体的な声が上がっているものとして、『洋楽は歌詞がハッキリと聞き取れないようなもので、曲としてさらっと聞き流せるものををあえて選ぶ』『ジャズが耳に残らず聞き流しやすいので流している』『歌詞を聞いて感情移入しそうな曲は避ける』等、『歌詞』というのがポイントのようです。なぜ歌詞がある曲に気を付ける必要があるのでしょうか。
歌詞がある音楽
邦楽で歌詞がある場合、多くの学生が実感していることは『日本語の歌詞に頭が行ってしまい、勉強に集中するつもりが、気づくと流している曲が頭の中を巡っている』ということでした。
例えば、鬼滅の刃が大好きな人が勉強中に『炎』を流してしまうと、曲と共に映画の映像や脳裏に浮かぶどころか、口ずさんでしまいそうですよね。
人気な曲や自分が思い入れのある曲を勉強中に流すということは、集中力を音楽に取られてしまい危険だと感じている学生が多いようです。
Jポップを聴きながら勉強をしている人が非常に多い様ですが、もし仮に、現状歌詞があまりよく分からないJポップを流しながら勉強をしているとしても、繰り返し曲をかけ続けているうちに歌詞を覚えてしまった…なんていうことがあるとしたら非常に危険です。
流し続けるうちに歌詞を覚えてしまうということは、手元がただの作業になっている可能性が大です。
音楽に気を取られていることに気づかないという事は多々あります。
いつの間にか知らなかった曲の歌詞を覚えていたとしたら、自分の集中力が一体どこへ向かっているのか冷静に考える必要があります。
ゆっくりとしたテンポの音楽
『ゆっくりとしたテンポを聴いていると、手元もゆっくりになり、眠くなってしまう』これも分かりますね。
ゆったりテンポは特に昼食後の午後の勉強時間には向いていません。
午後は人間の生理的現象として一日の疲れが出やすく、意識的に集中力を上げる工夫をすることが大事な時間帯です。
音楽がのんびりだと、そのペースに飲み込まれてしまい、結果『まあいいや』という気持ちにもなりかねません。注意しましょう。
BGM選びのポイント
勉強をしながら音楽を聴くのは決して悪いことではありませんが、勉強を妨げない為のポイントがあります。
今回は3つに分けてご紹介します。参考にしてみて下さい。
眠くならない音楽
自分にとって眠くならない曲を選びましょう。
初見の曲であったり、テンポの良いクラシックやジャズといった分野もおすすめです。
重低音がスローテンポで流れていく曲であったり、自然音が入っているヒーリング系、オルゴール等のリラクゼーション系音楽も避けると良いと思います。
特に眠気が襲ってくる午後の勉強時間帯は要注意です。
音楽には『行動誘導効果』というものがあります。
例えば、スーパーでかかっているBGMに注目したことはありますか?
購買意欲を高めるために、アップテンポな明るい曲がかかっていたり、『魚さかなさかな~♪』といったオリジナリティある曲が鮮魚コーナーで流れていたりします。
勉強推進効果を期待するなら、眠気を誘うような曲は避けるのが懸命です。
アップテンポな音楽はやる気をアップ
勉強の導入時や眠気覚ましとして音楽を聴きたい時におすすめなのが、『アップテンポな音楽』や『自分の好きな音楽』です。
勉強しながらずっと流し続けるというよりも、音楽の効果を期待したい時に一時的に流す使い方をするのが効果的でしょう。
実際、勉強に取り組み始めて間もなくすると、段々集中力が高くなってきて、音楽が鬱陶しいと思う人も沢山います。
起床時にハードなロック音楽で目を覚ます、という事をやっている人も多いのではないでしょうか。
勉強開始時にかけるアップテンポな曲を好きな音楽の中から決めておくのも効果的です。
自分で決めた曲をかけたらさあ、勉強を始めましょう!
聞き流せて耳に留まらない音楽
音楽に気を取られてしまい、勉強に身が入らないのでは本末転倒です。
歌詞をつい口ずさんでしまったり、耳に留まるメロディーを流し続けていると、暗記しなければいけない勉強内容も実は頭に入っていない、ただ机に向かっていただけという結果になりかねません。
音楽に気を取られながらノートに書いている事は、ただの作業ノートで終わり、実際に定着しているかといったら疑問が残るのではないでしょうか。
聞き流せる=歌詞がないリズム音楽だったり、
耳に留まらない=訳がすぐに浮かんでこない洋楽
だったり、ポイントは『曲の言語(歌詞)部分に囚われない』ことです。
今まで意識的に選曲をしていなかった、という人は心掛けてみるだけでも違った集中力の変化が見られるかもしれません。
まとめ
音楽と人間の脳は非常に密接な関わりを持っており、活動時や緊張時に作用する交感神経を活発にさせる軽快な音楽、休息やリラックス時に作用する副交感神経を働かせる癒しの音楽と、人間の神経に作用する音楽の分野があり、聴く側は自分のコンディションによって選択し分ける必要があります。
せっかく『集中して勉強するための音楽』を選ぶわけですから、歌詞の有無を状況によって選択したり、勉強導入時の音楽を決めたり、聴く側が工夫して選択できると良いですね。
時には、集中力が高まってきたら音楽を止める、といった事も大切です。
外部会場での模試や受験では音楽はなくて当然ですから、上手に音楽を勉強環境に取り入れて行きましょう。
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