【大学受験】入試直前!おすすめの勉強法と心構えについて解説します
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試験勉強は勉強自体の大変さ・難しさもありますが、このプレッシャーが、受験生の心に大きくのしかかります。
そして、この重圧は試験本番が近づけば近づくほど大きくなるものです。
そして、試験当日まであと少しとなったとき、あなたはその日々をどう過ごそうと考え、実際にどう過ごすのでしょう?
今回はそこに焦点を当て、解説していこうと思います。
入試直前のおすすめ勉強法
入試直前は勉強する内容にも少し注意点があります。
そのことについてみてみましょう。
新しい勉強資料や参考書に手を出さない
まずは試験直前で、これだけは絶対に避けるべき行動を最初にお伝えしておきましょう。
それは新しい問題集や参考書に手を広げること。
試験本番が近づくにつれ、どんな人でも多かれ少なかれ不安になります。
そして、その不安を解消するために、ついつい新しい問題集や参考書に手を出してしまうのです。
「勉強をがんばっているからいいのでは?」と思われるかもしれません。
しかし、これが実は危険なワナなのです。なぜ危険なのか?
それは、範囲を広げれば質は下がるという当たり前の事実に目を向ければだれでもわかることです。
つまり、新しいものに取り組むということは、必ず、これまで勉強してきたものに取り組む時間を奪います。
取り組む範囲が広がったというプラス面はあるものの、その質は確実に低下するのです。
もちろん、これまで勉強してきたものを完璧に仕上げているのであれば構いませんが、そうでないのに手を出すと、どれもが中途半端になってしまいます。
これは高まる不安からついつい取ってしまう行動なので、頭でわかったとしてもなかなか止められません。
このため、試験直前は書店に寄らない、さらにはネットを遮断するといったように、情報そのものから自分を遠ざける防衛策を取ることが必要です。
勉強する範囲を絞って徹底的に仕上げる
非常に単純ですが、これまでの試験勉強で取り組んできた問題集や参考書を徹底的に仕上げることです。
試験ではあいまいな知識は点数に結び付きません。むしろ、問題作成者はそういったあいまいな知識を持っている人間を引っ掛けるような問題・選択肢を作ってくるため、マイナス要因になってしまいます。
試験で点数を上げるには、10のあいまいな知識より、5の確実な知識。試験勉強のときに「なんとなくわかる」と思っているものは、本番の試験の状況では確実に迷います。
新しい範囲に手を広げるより、これまで勉強してきてまだあいまいなところにこそ注力すべきなのです。
そして、このためにもこれまで取り組んできた問題集や参考書をさらにくり返し取り組んでいくことが必要になります。
なお、すでに十分に理解・記憶していることを勉強するのは時間のムダです。
試験本番1週間前の時点で、もう十分に理解・記憶していると思えるものは、試験本番まで覚えている可能性は極めて高くなっています。
そういった箇所はマジックで消したり、ホッチキスでページごと止めたりして、そこに時間を使わないようにして、まだあいまいなところを集中して勉強していくのです。
会場でもできる10分漬け勉強の仕方とは?
試験当日、焦りや緊張もいよいよピークに達し、参考書をめくって何とか不安を解消しようとする人も多いのではないでしょうか。
しかし、ここでも大切なのは思い出すという作業です。
たとえ試験当日であっても、自分が何を覚えていないのか、をしっかり把握すれば、参考書を見返す最後のあがきもきっと良いほうに転ぶはずです。
また、試験会場そのものを使って覚えてしまうという手もあります。
これは『空間記憶術』や『場所法』と呼ばれる記憶術を応用したもので、試験会場にあるものと覚えたい知識をイメージに変えて結びつける方法です。
試験中に辺りを見回すのはおすすめしませんが、会場の目に付くものから知識が思い出せるようにしてしまうのです。
期間ごとの勉強法
入試直前といっても期間が様々なので、ここでは1か月前と1週間前から前日、さらに当日に焦点を当ててみてみましょう。
入試1か月前
この時期はまだまだできることが多いのであきらめないでやりましょう。
ただし先ほども言ったように新しい参考書や問題集は必要ありません。
これは勉強の一つの鉄則ですが、共通テストのような科目数が多い試験の場合は、特に弱点を補強すると効果的です。
かなりできている科目はウォーミングアップ程度にすませ、弱点科目を強化して総合点数をあげていきましょう。
できる科目も放置すると実力が落ちるので注意してください。
入試1週間前
主に復習中心でやりましょう。
新しい問題は一切解かないで良いです。記憶系のもの、単語や熟語はできるだけ多くやって全体を復習しましょう。
社会と理科も記憶系の事項を再確認します。
文法は特に何度も間違えるものだけに限定しましょう。記憶のコツは、全体を何度も反復することです。
数学や国語はすでにやった予想問題や過去問を復習しましょう。
その他の教科の場合も過去問の演習が基本です赤本はすでにやった問題を全体の時間でやってみてください。
もちろん答えは覚えていても問題ありません。
できるだけ速く多く復習しておきましょう。この間に自信をつけておきます。
入試当日
受験会場には余裕を持って着くようにしましょう。
開始直前に着くとあせってしまいます。あがると胃が痛くなる人がいるので、念のため胃薬を持っていると良いですね。
会場に入ったらトイレの確認を忘れずに。休息時間には毎回トイレに行きましょう。
用を足す必要はなくても、体を動かして気分転換になりますよ。
試験本番では、時間は制限いっぱいに使って最後まであきらめないで頑張りましょう。
開始の合図で、まず名前、受験番号を忘れずに書き、問題全体を見渡しましょう。
問題をやる順番を決める。特にやりやすい問題からやっていきましょう。
迷った時は最初の答えにしておくことに決めておくのが良いです。
記憶は直感的な場合が多いからです。
試験が終わったらすべてを忘れましょう。
受験はまだ始まったばかり、済んだことをくよくよしても始まらないです。
入試直前の心構え
入試直前は緊張してしまい、どうして良いのかそわそわしてパニックになりがちです。
そうならないようにしておいたほうが良いことをお伝えします。
受験する会場の下見をしておく
定番といえば定番ですが遠方に受験に行く人はもちろん、 当日家から会場に行く人も受験会場の下見はすべきです。
なぜなら受験する教室までは確認しておらず、当日迷って焦ったという人がいるからです。
出来るならしっかり教室まで確認しておきましょう。
公共交通機関の確認をしておく
最寄り駅から電車に乗って○○駅で降りるというような確認ではなく、乗る電車の時間までも決めてください。
特に遠方へ受験する人はここが一番重要な箇所です。
試験開始の1時間前に会場につくように逆算して何時にホテルを出るかをしっかり決めておいてください。
早いと思った方もいるかもしれませんが、当日焦るのは一番精神的に悪いので何が何でも避けたいところです。
テレビを観ないようにする
朝は脳がよく働くというのをご存じの方は多いと思いますが、実は朝の脳の働きを一発でなくしてしまう行動があるのです。
それはテレビを見ることです。
普段何気なくやっている人も多いと思いますが、決断すること以上に脳に害を与えてしまう行為です。
入試に向けて体調に気をつけよう-まとめー
入試直前の勉強法と心構えについてみてきました。
直前で時間が無いと思う人もいるかもしれませんが、入試当日まで頑張ればチャンスは増えます。
しかし、体調を崩してしまっては当日にベストを尽くすことが出来ません。体調を整えることを最優先にしましょうね。
自分の望む進路を実現するためにもちろん努力は必要ですが、闇雲に勉強をするのではなく効率的に学習したほうが、より志望校合格の可能性が高まります。
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