やる気は簡単に引き出せる!ウソだと思って実践してほしい3ステップ
やらなくてはいけないことが沢山あるのに、なかなかやる気が起きない、やる気がない、なんならやりたくない!このような状況に陥る事は人間誰しも起こり得ることで、ごく普通の現象です。
でも、やらなくてはいけないことを放置してはいけない事も頭ではよく分かっている…
そんな時は、今回ご紹介する3ステップを実践してみて下さい!
やる気が起きなくても、対策次第でやらなくてはいけないことを少しずつ進めていく方向にシフトすることが出来ます。
やる気が出ない理由は何?
「やる気が起きない」
「やりたくない」
といった思考には必ず理由があります。
自分がどうしてこんなにやる気が起きないのかをまずは探る作業が大切です。
理由を探るが事が大事
様々な理由が考えられますが、大きく分けて以下の理由が多いのではないでしょうか?
- とにかくやるべき事項が嫌いで、その事自体をやりたくない
- 体が疲れている
- 悩み事や心配ごとがある
- 睡眠不足
- やることが山積み
なぜ理由を探る事が大切なのか?
それは、理由によっては簡単に解決する事が出来る、つまり、対策が簡単に出来る事に気づくからです。
例えば、④の睡眠不足が原因だったら、仮眠を取ったり、夜早く寝て、朝早めに起きて勉強をしたりしながら原因をクリアにしていく解決策実践すれば良いのです。
理由をきちんと究明することで、その先の対策が打てるというわけです。
やる気を出すステップ1
では、やる気を出すステップ1をご紹介します。
セルフケア
やる気がない時にもっとも大事なことは、「自分を癒すこと」「セルフケア」です。
体も心健康な状態を保つことが、やる気を引き出す一番の近道!
しかし、やる気が起きない状態というのは、何かしら心身の健康状態が良好ではないという事を心得ておきましょう。
◎睡眠時間の確保
◎三食の食事をきちんと摂取する
◎適度に体を動かして体内の血液循環を良くする
この3つのどれかが欠落していたら、そこに着目して意識してみましょう。
心理学用語で、「インナーチャイルド」という、「自分心の中に住んでいる子供の自分」というものがあります。
インナーチャイルド(子供の自分)を認めてあげることでやる気が生まれてくるという考え方がありますが、セルフケアも同じことです。
「やる気がない自分」を責めたり、自分はこれだからダメなんだ、逃げてばっかりだと自己嫌悪に陥ると、余計やる気の欠落を助長してしまいます。
「○○だから、今はやる気が起きないんだよね」
「やる気が起きない時もあるよね」
と、自分のインナーチャイルドに話しかけるように、やる気が起きない自分を認めてあげましょう。
その上で、
「じゃあ、睡眠をしっかり取って元気になろう」
「朝食抜いていたけど、少しだけ早く起きて朝食を食べてみよう」
「走るのは面倒だから、近所を少し散歩してみよう」
と、スモールステップで出来るセルフケアを実践しましょう。
ここでは、実際にやらなくてはいけないことに直結はしていませんが、それで構いません。
やる気を出すステップ2
次にやることは、「頭の中の整理整頓」です。
具体的にご紹介します。
整理整頓
頭の中でやるべき事がぐるぐる回っていても、それに着手するにはなかなか重い腰が上がりません。
TO DO リストをご存じですか?
- やらなくてはいけないことを紙面に書き出す
- 期限を書く
- 優先順位をつけていく
以上の3つを紙に書き出して行きます。
やらなくてはいけないこと、例えば、テスト勉強(英語のテキスト○ページ、長文読解○問、古文の演習、数学の大問○問等々)を具体的に、かつ、簡潔に書き出します。
一緒に、やりたいことも書き出します。
「テレビを見たい」
「漫画を○刊読みたい」
「友達と遊びたい」
書き出す事によって、頭の中が整理されるだけではなく、優先順位を視覚化しながら「今日はこれだけはやっておこう」とスモールステップを踏むことが出来るようになります。(スモールステップについては後述に記載)
少しでも進捗状況に手応えを感じるようになれば、やる気もモチベーションも不思議とアップ!
是非実践してみて下さい。
やる気を出すステップ3
やる気を出すための最後のステップは、「スモールステップを心がける」事です。
スモールステップって?詳しくご紹介します。
少しでも着手
自分の事として想像してみてください。
赤本をどんと2~3冊渡されて、「はい、これやって」と先生に言われたら、どんな感じになりますか?
多分、一瞬で、「こんなにやるの…」と、量の多さに戸惑う人が多いのではないかと思います。
逆に、赤本の大学を絞って教科や年度毎にコピーを取り、「今日はこのプリントをやってみよう」となると、分厚い一冊が細分化されているので「やってみよう」という気持ちが起こりやすくなるのではないでしょうか。
いきなりの大量の問題を解こうとしても、なかなか取り掛かることができず、結局何にも手をつけていないという事態が発生します。
とりあえず、で良いので、小さな課題に取り組んでいくのがスモールステップです。
不思議な事に、少しずつでも始めていき、それを日々のルーティーンワークにしてしまった方が、ゴールが近くなります。
プリントでも量が多いと感じる人は、大問毎に区切って解いていくのもおすすめです。
そもそも面倒くさがりな生き物
人間はそもそも面倒くさがりな生き物です。
『やる気がおきない』『エネルギー不足』と感じるのは人間だったら必ずや経験する事。
それ自体を責める必要はありません。
脳の線条体を活性化
脳内には、やる気や意欲を司る、線条体という場所があります。
そこを活性化させることでやる気がわいてくるのですが、その為には報酬(快感)が必要となります。
例えば、
◎山をひたすら登っていけば、今までに見たことのない絶景を拝むことが出来る!
◎頑張って勉強した期末試験の後は、旅行が待っている!
こんな感じで、『やりたくない、面倒くさい事でも、それをやることで後に良いことがおこる』という報酬(快感)があると、線条体が飯反応してやる気がわいてくるのです。
特別に報酬(快感)が何もない状態でやる気だけをおこそうと頑張ったところで、それは脳からしてみたら無理な話…。ということで、あなたが今やる気がおきないとしても、特別な事でも変なことでもないという認識を持っておきましょう。
脳の仕組みとして、
◎あることを行ったら報酬が得られそうだからやる気がおきる
◎逆に、あることを行っても時間がかかったり報酬が何もないことが分かるとやる気がおきない
とい性質があることを知っているのと知らないのとでは、対応の仕方が変わります。
必要性を理解する
今、自分が面倒くさくても勉強するのはなんのためなのか、なぜやる必要があるのかが自分なりに分かっているとやる気もおきやすくなります。
今、やる気をおこして勉強するとどんな良いことがおこるのか?
やる気をおこして勉強する事をしないと、どんなデメリットがあるのか?
自分にとっての『必要性』を理解することで、すんなりやる気がおきることも。
何のためにやっているのか分からなくなっているから出来ない、という原因が脳の中で巡っている事を自分自身がしっかりと理解し、今一度必要性について考えてみましょう。
やる気が出る動画
You Tubeから何本か掲載しました。やる気についての様々な考察が垣間見え、非常に興味深い動画ばかりですので参考にしてください。
【4分後、勉強のやる気が出る動画】
【どうしても勉強のやる気が出ない時、これだけはやってみて】
【やる気を出すための勉強ルーティーン】
まとめ
毎日やることに追われていると、どんどんやる気がなくなってきて、
何から手をつけていけば良いのか分からなくなったり、
自分はもう出来ないのではないかと自己否定に陥ったり、
焦りばかりが募って逃げ出したくなったり…
これは、年齢や性別関係なく、どんな人にでも起こり得る事です。
今回挙げた、やる気を出すための3ステップは
-
- 理由自分なりに探ってみる
- 頭の中を整理して紙に書き出す
- スモールステップでとりあえずやってみる
です。
やる気を出そう出そうと意気込んでも、建設的に行動へ移していかないと意味がありません。
ステップ3つをまずは実践してみて下さい。
ステップ3が出来るようになれば、やる気は断然上がります!
やる気が低下してきたら、再びこのステップを繰り返してみましょう。
皆さんのやる気が向上します!
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