立教大学法学部・経済学部の入試科目と対策

立教大学法学部の入試科目と対策

大学入試の勉強について大切なのは
何が問われるのか知っておくことです。

それを知って初めて
自分にとって一番効率的な勉強を
すすめることができます。

今回は立教大学法学部と経済学部の
入試についてみてみましょう。

 

立教大学法学部入試科目

入試科目(500点満点)
【国語】国語総合(漢文を除く)(200)
【外国語】英I・英II・リーディング・ライティング(200)
《地歴》世B・日Bから選択(100)
《数学》数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)(100)
●選択→地歴・数学から1

立教大学法学部入試対策

英語

試験時間75分
大問数5題(文法・語彙問題が1題増え、計6題になることもある)
選択問題のマークセンス形式と、
記述形式を併せて出題
長文読解問題2題、会話文1題、
文法・語彙問題1題、短文読解問題1題

長文読解問題では、
かなり長めの長文が2題出題されており、
速読と確かな読解の力が必要です。
設問は、内容の説明や主題など、
長文の内容理解を試す問題が多くなっています。

日ごろから長めの長文を読むときに
内容理解がしっかりできているか
意識するよう心がけましょう。

また、大問が多いので
時間配分についても
過去問を使って練習しておきましょう。

速読・読解力
過去問を使って時間の対策も

国語

試験時間75分
大問数3題
マークシートの選択式設問と、記述式設問を併用
現代文2題(おもに評論)、古文1題

現代文は内容把握に関するものが多く、
内容の真偽を問う問題が多いです。
難解な選択問題が出されることも多いので
評論、論説など様々な文章に触れ
読解力を養うことをお勧めします。

古文は、文中に和歌が含まれた
中世ごろの物語や歌論が出されることが多いです。
設問内容は、基礎的な選択問題がほとんどです。
訳や語意を問う記述問題が出されることもあります。
まずは基礎レベルの知識を徹底させましょう。
修辞法などの
和歌に関する重要な基礎知識も確認を忘れずに!

様々な文章に触れておく
基礎的な知識の徹底

 

日本史

原始から近現代まで広く出題
大問2題
約60~70問ほど
マーク選択式、記述式の併用

複数の時代にまたがった
テーマ別の大問となることが多いです。
通史も、教科書や問題集とは違い、
少し変わった観点から問題が作られています。
近世・近現代からの出題が比較的多いといえるでしょう。
記述問題も多いので、教科書の読み込みを徹底し、
用語の意味だけでなく流れや背景も把握しましょう。

教科書の読み込み
独特の切り口は過去問で対策

世界史

古代から現代まで西洋史・東洋史共に広く出題
大問2題、小問は40問ほど
記述式問題とマークシートの選択式問題との併用
1、2行ほどの短文記述問題もあり

問題構成としてはやや西洋史よりです。
西欧を中心として、
ロシアや南北アメリカなど広く出題されます。
東洋史は、中国、朝鮮史から大陸の歴史についてなど
幅広い範囲の問題です。
全体的は、具体的な用語や年代についての問題が中心です。
日本史同様、教科書の読み込みを徹底しましょう。

教科書の読み込み
時間、地域ともに広くつながりを意識した学習を

地理

大問3、4題
記述式。論述問題も出される
論述は文字ではなく行数制限がなされる
試験時間は60分

非常に多いのが読み取り問題です。
統計表、グラフや、地形図を含めた地図など
出題は様々です。
外国の地形図からの出題もあります。
地形図の問題が頻出です。等高線の理解を徹底しましょう。

語句については基本的なものが多く、
出題もやや少なめなので
時間が足りなくなることはないでしょう。

記述問題については行数制限があるので、
的確なワードを過不足なく
盛り込めるように練習することが大切です。

基本用語の徹底を
記述は先生などに添削をお願いする

数学

試験時間60分
大問3題
数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列・ベクトル)からの出題
記述式
空所補充の小問集合問題1題
記述式問題2題(1題が3から5の小問からなる)
小問集合問題は8問の出題

問題の難易度は標準的なものが多いですが、
応用力や複雑な計算を処理する力が
試される問題も見られます。

また、微分・積分法からの出題が多いです。
公式や定理を丁寧に理解し、
多くの問題を解いておきましょう。

基本事項の徹底
微積を得意にする

 

立教大学経済学部の入試科目

3教科(400点満点)
・国語総合(漢文を除く)(150)

・英I・英II・リーディング・ライティング(150)
・世B・日Bから選択(100)
・数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)(100)
●選択…地歴・数学から1つ

 

立教大学経済学部の入試対策

英語

試験時間75分
大問5題
(文法・語彙問題1題増で大問6題になる年も)
マークシートの選択問題と、記述問題を併用

長文では、幅広いテーマを扱った
評論がよく出題されます。

長めの長文で、難易度はやや高めです。
選択式で、中心となるのは
内容把握を問う問題なので、

正確な読解力が問われます。

文法・語彙問題は、
間違い指摘問題、空所補充や語句整序など、
年度により異なる問題形式があります。

また、会話文問題では、
会話特有の表現が出題される

こともあります。

文法・語彙問題、会話文問題ともに、
選択式の問題がほとんどです。
短い読解問題や英作文問題は、
記述で空所を補充する問題が多いです。

過去問などで出てきた文法や熟語は
チェックするようにしておきましょう。

・正確な長文読解力
・文法、語彙力の充実

 

国語

試験時間75分
大問3題
マークシートを用いる選択式と、
記述式を併用
例年現代文2題、古文1題
現代文…評論が2題(まれに評論1題・随筆1題)
文章の難易度は様々です。

現代文の設問は、
内容把握に関するものが多く、
内容についての真偽問題が頻出です。

古文は、読解力を問うような
基礎的な問題ばかり。
指示内容を抜き出す問題や
語意などは記述式で問われることもあります。

・過去問を解いて読解力をつける
・古文の基礎知識を固める

 

世界史・日本史・地理・数学

これらは法学部の問題とほとんど傾向が同じです。

 

合格までの最短ルートをつかめ

まずは入試の中身を把握して

効率よく受験勉強を進めましょう!

 

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